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国費留学生制度は改正すべきだと思いませんか?外国人留学生は優遇されていませんか?

A 回答 (5件)

はじめまして、元大学関係者です。



国費留学生は優遇されすぎていますね。
誤解されがちなのですが、国費留学生は外国人留学生のごく一部です。
多くの留学生は生活費も学費も教材費も自分で稼がなければならない私費留学生なんですよ。
私などは、国費留学生制度のようにごく一部の人を優遇するのではなく多くの人に奨学金を支給すべきだと思います。

平成30年度外国人留学生在籍状況調査結果
https://www.jasso.go.jp/sp/about/statistics/intl …

なぜ、そんなに優遇された国費留学生制度があるとお考えですか?
それは、優秀な外国人の学生を日本に引き寄せたいためです。
大企業にとっては、働く人が外国人であっても日本人であっても関係ありません。
要は、企業の戦力となってくれれば良いのですよ。

だから、国立大学でも英語での講義をすると文科省の評価が高くなります。
日本語でもわかりにくい講義をなぜ英語でするのか、「優秀な留学生」を確保するためですよ。
そしてかたや単純労働や3K職場では外国人労働者の解禁によりカバーをする、
国や大企業は、きわめて合理的な政策をとっています。

それを是とするのか非とするのか、それは国民の判断ですね。
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No.1 さんがおっしゃるように,留学生を呼び込むための一手法でしょう。

ただ,その認定は予定している指導教員の承諾が必要ですから,成績表を見てコリャダメダと思う留学生には配らなければいいわけですね。ま,噂では,地元の〇〇にわいろを・・・というのもありますがね。
 日本では,留学生に対しては数少ない奨学金提供組織しかないのも原因の一つでしょう。米国のように,指導教員が持っている研究費を使って留学生の授業料や生活費を負担するというシステムが,日本では税制上等の種々の理由で存在しないんです。うまく指導教員をみつけられれば,米国なら指導教員から授業料も生活費も研究費もいただけます。ただし,それに見合った数編の論文と博士論文を出版しないといけませんけど。日本の国費も返済を原則として義務付けておいて,そのアウトプットによっては返済を免除するようなシステムにしてもいいのかもしれませんね。
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国費留学生制度は改正すべきだと思いませんか?


 ↑
もっと増やす、という改正なら
賛成です。
減らすのは反対です。




外国人留学生は優遇されていませんか?
  ↑
日本の国益になる、という判断があるのです。

優秀な留学生に働いてもらう、というのも
ありますが、
母国に帰ってから、そこの大物になれば
日本との太いパイプが出来ます。

米国などは、これを狙っているわけです。
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既に解答にありますが、「国費留学生」については誤解が多いです。

外国人留学生のほとんどは私費留学生で、優遇などされていません。
No.1さんが引用なさっているリンク先の統計を見ればわかるように、国費留学生というのは、日本が受け入れている留学生のうちのごくごく一部です。留学生の数は爆発的に増えていても、国費留学生の数はほとんど横ばいです。ということは、相対的には、留学生のうち国費留学生が占める割合は劇的に少なくなっているとも言えます。
国費留学生は、「大使館による選考」か「大使館推薦」か「既に私費留学生として日本の大学に在籍していて、在籍大学による推薦」の方法で選ばれます。これに選ばれる留学生は、出身国ではトップエリート階級で、日本の大学では旧帝大での学習や研究に十分ついていけるだけの学力の持ち主です。そういう「出身国のトップエリート階級」は、帰国後に出身国で政財界でエリート職に就き、やがて出身国での重要人物になります。そういうエリート予備軍を厚遇することで、政治・経済・外交面で親日家・知日家を育てて日本に有利に働くようにしよう、という外交面での長期的な戦略なのです。
実際、国費留学生はとても優秀です。国費留学生は旧帝大や難関私立大に多いですが、たまに「都会は苦手」とかいう理由で地方国立大学にいる国費留学生もいます(偏差値よりも「国立か否か」を重視するヨーロッパ系の学生は、あえて地方国立を選ぶこともあるようです)。

なお、日本人が外国に留学する場合も、特に優秀な学生については、とても条件の良い、留学先の国による国費留学制度や、それに準ずる奨学金制度がありますよ。日本人留学生全体の中での割合は少ないですし(限られたエリートだけ)、そういう人達と接することがなければ、外国にも日本人が利用できる国費留学制度があるということを知らない日本人も多いでしょう。
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No.2 です。

No.4 さんのポストを見て,よく考えたら,僕ら米国留学仲間もほぼ全員,国費(米国の)留学生でしたね。指導教員の研究費は NSF とか,NASA や陸軍等の軍からの研究助成金がほとんどですし,その研究費で僕ら留学生の授業料と生活費を出してもらってました。間接的には,僕ら留学生(当時まわりに多かったのは韓国・中国・日本ですが)もほとんどが国費で,返済しない奨学金制度を利用していたことになります。もちろん,優遇されてたわけではなく,米国人学生も同じ奨学金制度で研究をしていました。ただ米国人の博士課程学生は比較的少なかったから,見方によっては,やはり留学生が優遇されてたのかもしれません。
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