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手紙の末尾に、不一(ふいつ)や不二(ふじ)と書いてあるのを見たりすることがあると思いますが(今の時代だと、あまりないかな?)、
この不一と不二とはどんな風に使い分けられるんでしょうか?

たとえば広辞苑なんかでは、どちらも同じ説明文になってますし、
それと、不一の説明の後には「不二。」、不二の説明の後には「不一。」のようにあるだけで、ニュアンスの違いが分からないものですから。

A 回答 (2件)

漢語林参照。



不一=不乙
昔読書の際読みかけてやめるところに筆で乙としるした名残り。

不二=不尽
不具とも書く。

両方とも手紙の最後に書いて、まだ十分意をつくしていないことをあらわしている。まだまだ語りたいことはたくさんあるが、本日のところはこれにて失礼、といった意味でしょう。

この回答への補足

ありがとうございます。

手紙で使われる時の意味は分かっているんですが、
どうして、一と書いたり二と書いたりするのかと思いまして。

単に乙(おつ)と音が似ているから一(いつ)、尽(じん)と音が似ているから二(じ)
と書かれるようになったというようなことでしょうか?

補足日時:2001/08/11 12:37
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補足に対して。



不乙(フイツ)不尽(フジン)が本来の用語のようです。不一、不二は日本人の発明ではないでしょうか(中国語の発音がわからないので断定は避けますが)。
実用語から死語になったような用語ですね。今時手紙に不一と書く人はおそらくいないでしょう(老人と専門家は別)
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

「今時手紙に不一と書く人はおそらくいないでしょう。」
というのは私もそう思います。

ただ、そんなに古い世代でなくても、そんな風に書いたりしてるのを見たことはありますし(ある種、”気取って”ということかどうかは分かりませんが)、
それと、古い書物なんかには出てきたりすることがありますから、
ということでおたずねした次第でして。

お礼日時:2001/08/11 16:01

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