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「下りて給はらん」の給はらんは、
補助動詞の給ふ+助動詞のらむ で合ってますか?

A 回答 (2件)

敬語の補助動詞は、補助動詞である限り必ず動詞に直接接続し、「て」のような接続助詞を間に挟むことはありません。

ここは「て」があるため、「給は/給はら」は補助動詞ではなく本動詞です。

「らむ」の接続は終止形(ラ変は連体)ですが、「給は」は未然形ですので、ここには「らむ」という助動詞は存在しません。可能性のあるのは「む(ん)」のみです。「給はら」(四段活用・未然形)+「む」です。

「給はる」は、いただく。ちょうだいする意味の謙譲の本動詞です。「む」を意志とすると、口語訳は次のようになります。

(馬から)下りて、(その物を)いただこう
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いいえ。


ここは、本動詞で、
くだる【下る・降る・瀉る】
( 動ラ五[四] )
① 高い所から低い所へ移動する。 ⇔ のぼる 「坂道を-・る」 「山を-・る」
② 川の上流から下流へ移動する。 《下》 ⇔ のぼる 「川を-・る」
③ 都から地方へ行く。 《下》 ⇔ のぼる 「奥州へ-・る」

たまわ・る たまはる【賜・給】
〘他ラ四〙
[一]
① 物や言葉などを受ける、もらうの意の謙譲語で、くれる人を敬う。いただく。頂戴する。また、人などをよこしていただく。

む(ん)
意志/推量の助動詞
未然形接続

つまり、動詞「給はる」の未然形「給はら」+意志/推量の助動詞「む(ん)」です。■
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