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ジョージ・オーウェル作の小説『1984年』の「愛情省」の警察権と司法権の両方持つ組織について質問です。

ジョージ・オーウェル作の小説『1984年』のオセアニアの行政組織、「愛情省」は、警察権を持ち、個人の管理・観察・逮捕、反体制分子(とされた人物)に対する尋問と処分を行う組織である。
被疑者を徹底的に拷問と洗脳にかけ、最終的に党のほうが正しいと反体制思想を自分の意思で覆させ、ビッグ・ブラザーへの愛が個人の意志に優るようにし、その後処刑し、さらに真理・愛情の両省で「思想・良心の自由」に対する統制を実施しているのですが、ここで以下の質問です。

1.ジョージ・オーウェル作の小説『1984年』のオセアニアの行政組織、「愛情省」のように警察権と司法権を両方持った組織って、現実に存在しえるのでしょうか?

2.ジョージ・オーウェル作の小説『1984年』のオセアニアの行政組織、「愛情省」のように、警察権と司法権を両方持つ組織は、どんなメリットとデメリットがあるのでしょうか?

「『1984年』の「愛情省」について質問で」の質問画像

A 回答 (2件)

1.中国で一部実現されていると主張している人が居ます。


https://www.jiji.com/jc/article?k=2019101200304& …

2.一党独裁体制下での迅速かつ不可逆的な異分子排除に効果的だそうです。
 <ビッグ・ブラザーへの愛が個人の意志に優るようにし・・・>に
  するのに時間の掛かるのがデメリットです。

40年以上前に読んだ本ですが、内容は良く覚えています。
留学先の実験室には至る所に”Big Brother is watching You!"の張り紙が
貼ってありました。会話でも時々使われていました。

JNPA政府案には概ね賛成です。
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1、警察権と司法権を両方持った組織どころか、全ての権力を持った王族の時代が人類史の中では殆どですよ。



昔の王政の時代は全ての権力(統治権)は絶対君主制の王様のものでしたし。権力が単一の機関に集中することによる権利の濫用を抑止し、権力の区別・分離と各権力相互間の抑制・均衡を図ることで、国民の権利・自由の確保を保障しようとする民主的なシステムである権力分立は17世紀頃からの流れで比較的最近のものです。現在でもサウジアラビアなどのアラブ圏の国では絶対君主制の国が多いです。

また、軍事政権下では統治権が一人の独裁者のものになるというのはよくあります。第二次大戦下のヒットラーや、大日本帝国の時の昭和天皇がそうです。

2、自分で勝手に法律を作って誰でも逮捕出来るので、政府に歯向かう人間を殺したり刑務所に入れることが簡単に出来ます。
メリットは、自分が王族など既得権益を持つ立場で国民が苦しんでも構わないと思うなら絶対君主や権力を集中させた方がやりたい放題出来るので嬉しいでしょうね。デメリットは、既得権益を持たない人間は奴隷のように扱われて人権を一切持てないという事です。弱者にとっては地獄のような世界になります。1984の主人公にとってはディストピアです。


実は日本の皇族と安倍晋三や麻生太郎が親戚です。最近では森友・加計問題の加計孝太郎も親戚だと言われています。日本は安倍政権になってから経済ボロボロですが、トヨタやソフトバンクなどの大企業が法人税を払わずにいられるような抜け穴的な法律をどんどん作ってきました。警察官僚の天下りや癒着も酷く、池袋高齢者暴走事故は人が死んでるのになかったことにされてます。日本は警察も裁判所もマスコミも政府の言いなりです。

1984ほど分かりやすくはないですがテレビで国民を洗脳して、自分の頭であまり考えない国民にしてしまうと、政府はやりたい放題出来るという壮大な実験をしてるように感じます。
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