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ホンダのスーパーカブは1960年代にアメリカで大ヒットしましたがテレビでアメリカの今の風景が映ってもスーパーカブは走っていません。
もう現在ではスーパーカブは売れてないんですか。
このような小さなバイクで走っていると車社会のアメリカでは巨大なピックアップトラックとかに意地悪されるんですか。

A 回答 (4件)

大ヒット、というところに、ちょっと誤解がある様な。



 元々アメリカでは、バイク市場の全体の規模に対して、欧州規格のモペッド(自転車にエンジンを搭載した簡易バイク)の市場は非常に小さいです。
 カブはその元々小さい市場で大ヒットしたというだけで、広い国土全体で見ると、日本や東南アジアの様に『街中がカブで埋め尽くされている』という様な風景は見られません。

>テレビでアメリカの今の風景が映ってもスーパーカブは走っていません。

 1960年代のアメリカの主要都市の画像を見ても、カブは殆ど写っていませんよ。
 この種のモペッドは、アメリカでは住宅圏での移動に使われるだけで、繁華街に買物に出る様な状況では、そもそもバイク自体あまり使われません。

 更に。
 意外に知られていませんが、主に子供向けの立って乗る乗物『キックスクーター』にエンジンを搭載した動力スクーターは、アメリカが発祥です。
 日本ではスクーターはピアジオの発明品『ベスパ』が発祥だと信じられていますが、20世紀初頭にアメリカの『モトペッド』という125㏄の立ち乗りスクーターが今日のスクーターの原型で、これに椅子を付けて本格的?スクーターとした最初のモノは、イギリスの『スクータモタ』という乗物です。ここで初めて、スクータモタの製造元であるABCモータースが、この乗物を『スクーター・バイク』と標記しました。ピアジオがベスパを作るよりも、30年近く前の話です。

 ホンダ・スーパーカブがアメリカに上陸した時、『スクーター発祥の地』アメリカでは既にスクーター市場が形成されて40年以上経っており、クッシュマンやパウエルなど、アメリカではベスパよりも有名なスクーターが既に量産されていました。
 これらを駆逐したのがスーパーカブだったということですが、元々クッシュマンなど(アメリカではあれほど有名なのに)当時のニュース映像を見ても、街のどこにも停まっていません。
 結局のところ、この種の小型バイクの市場規模などその程度だったということです。
 しかし、

>もう現在ではスーパーカブは売れてないんですか。

 台数的に見ると、売れてませんね~。元々そこらでスクーターを見かけるほど市場規模が大きくないところで、今やそれほど売れていないカブなど、もはや走っているところを目にすることは滅多にないでしょう。

 売れなくなった最大の理由は、『高過ぎる』に尽きると思います。価格が高くなった最大の理由は、日本人の人件費がそれだけ高くなったということでしょう。
 日本は1ドル=¥360の固定相場が長らく続き(これは第二次大戦に負けたからで、日本人には屈辱的な相場でした)、スーパーカブはその頃に登場した輸出品目です。単純に現代の相場で考えると、カブのアメリカでの価格は1/3になります。例えば現在¥20万ちょっとぐらいで売られているとすると、それが¥7~8万ぐらいとなるワケです。(逆に日本では、北米製品は3倍の価格になるワケで‣・・ハーレーのイチバン安い883でも\\270万、¥800万のキャデラックなど¥2400万!ですよ‣・・戦前~戦中派は、高級車というとベンツよりジャガーよりキャデラックだと言いますが、この価格ならそうでしょうねぇ。)

 スーパーカブが¥7万‣・・これは驚愕の安さでしょう。現代に於いて、人件費の安い中国車が世界中で売れているのと同じリクツですが、カブの場合は『そこそこの性能でそこそこしか長持ちしない』中国車と違い、激安の上に並み居るアメリカ製の125㏄スクーターを凌駕するほどの動力性能で、排気量が小さい分燃費が良く、しかも全く壊れないのです。
 1960年代カブがアメリカに上陸した時、飛ぶように売れたのは容易に想像出来ます。逆に言うと、現代のカブが1960年代当時の様に売れる事は、永久に無さそうです。

>このような小さなバイクで走っていると車社会のアメリカでは巨大なピックアップトラックとかに意地悪されるんですか。

 これも意外に知られていませんが、アメリカにも、州によっては日本でいうところの『マイクロカー』クラスがあり、専業のメーカーもいくつか存在します。
 これらも大型のクルマに嫌がらせされそうですが、マイクロカー区分がある殆どの州で、この種のクルマは『1級の州道や国道を走行出来ない』という法規があります。(走行出来ないどころか、場所によっては横断も出来ないなど非常に厳しい法規になっています。故にこの種の超小型車は繁華街には出てこられず、風景の画像には滅多に写り込んでいません。)
 要するに、広い一級道路をピックアップトラックや大排気量の乗用車と混走する機会がない、ということです。
 ザンネンながら2輪車の法規はよく知らないのですが、もしかしたら小排気量のスクーター類も、同様に限定された住宅街から出られないのかもしれません。そうすると、大型乗用車に煽られたり、それに伴う事故も滅多に発生しないでしょう。
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ドキュメンタリー映像なんかではたまにカブありますよ。


そもそもアメリカ人にとってはごく短距離限定のシティコミューターなので見られる場所も限定されます。
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それ、フェイクニュースですよ。

カブじゃなくて、リトルホンダ。ペダル付きモペットです。免許不要だったので。
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現在ではスーパーカブは売れてないんですか。


>でしようね。日本でも見ないです。

このような小さなバイクで走っていると車社会のアメリカでは巨大なピックアップトラックとかに意地悪されるんですか。
>ピックアップトラックが多い田舎ではバイクは人気がないです。
むしろ田舎では、中古の軽トラックが一部では人気です。

日本の軽自動車の中古が欧米人には新鮮です。
特にマニュアルの4WD機構などが付いているとね。
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