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セラミックス砥石か天然砥石、どちらが良いのでしょうか。

研ぐ刃材はハイス鋼です。

A 回答 (1件)

大げさに言うと、どのレベルで砥ぎと向かい合うのかで


回答は180度変わってきます。

まず、砥石選びに時間やコストを掛けられないのであれば
セラミックス製の人造砥石をお勧めいたします。
例えばシャプトンの「刃の黒幕」であればハイス鋼でも砥げますし、
製品公差も少なく、思ったような砥ぎができるはずです。

天然砥石の場合、それなりの目利きがあった上で、
試し砥ぎまでさせてもらえるお店が見つかれば
望みの砥石を見つけられる確率は上がると思います。

しかし、もし少ない知識の状態で、
有象無象の砥石が並ぶ店舗ネットやネットオークション等で砥石を買うのはリスクがあります。
また「自称:砥石に詳しい主人」のお店で、その言いなりで購入するのも注意が必要です。
参考になる部分もあるとは思いますが、もし店主が実際には生半可であった場合、
その間違った見解にも気づかず鵜呑みにし、流されてしまう人も数多く見てきました。
天然砥石は同じ山で採取された同じ層の石であっても、
傾向は近しくても全く同じ性能の石などは存在しません。
砥石の硬さや仕上がり具合(例えば鏡面なのか薄曇りなのか等)も違います。

私の見解では、自身が砥ぐ鋼材や砥ぎの技術、その他の好みなど、
これだ! という砥石探しは場数を踏むしかないと思っています。
本気になるとそれだけ時間がかかるのが天然砥石だと思います。
私の場合、最高の1本と巡り会いたいと思っていますが、
もしかしたら一生掛かっても辿り着けないかもしれません。

よって予算や時間に制約があるのならば人造砥石がベターと考えています。
逆に予算も時間もあるならば、天然砥石探しの旅に足を踏み込むのも楽しい時間かと思います。
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この回答へのお礼

ありがとう

素晴らしい回答どうもありがとうございました。
私には天然砥石は遠い存在であると同時に興味を持つ対象に変わりました。じっくりと取り組んでみようと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2023/07/12 12:33

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