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逆イールドの説明で、次のものがありました。

「通常は、長期金利の方が高い。なぜなら、遠い先の方がリスクが大きいから。けれど、投資家が目の前の経済状況に不安を持って、短期のリスクを高く見積もっているのが、逆イールド」

私は、「短期よりも長期の方が景気が良くなる」→「物価が上昇していく」→「物価に合わせて、金利も上昇していく」みたいに考えていたのですが、これは違いますか?

A 回答 (3件)

「短期よりも長期の方が景気が良くなる」→「物価が上昇していく」→「物価に合わせて、金利も上昇していく」



「短期よりも長期の方が景気が良くなる=? 今よりも、この先の方が景気がよくなっていくだろう」
→「収入も増えてくだろう、高い買い物をしても大丈夫だろう → 借金しても今のうち購入しよう → 借り主の増加・借入額の増加 = 資金需要の増加 =金利上昇 」
or
「短期よりも長期の方が景気が良くなる=? 今よりも、この先の方が景気がよくなっていくだろう」
→「この先は購入者が増えるだろう 今設備投資や生産増強をすれば儲かるだろう → 事業需要の増加 = 金利上昇 」

逆イールドかイールドかには関係がない。

現在の短期金利と現時点での長期金利との大小関係を、債券期間を横軸にしてみたときの傾向パターンをいっただけのことが、イールド、逆イールド。
「短期のリスク」  短期金利が激しく変動する、特に、現状よりも急激に短期金利が下がってしまうことを資金提供側からみたリスクのことでしょう。 いまの短期金利よしもこの先の短期金利が下がるリスクが高いとみるならば、そのリスクを回避するには、現状の短期で資金を回すのは得策ではなく、リスク回避のために長期債券を購入した方が得と考えて、高目でも長期債券を購入すれば、結果として長期債券の利回りが下がる、逆イールドの方向に、債券期間を横軸にしてみたときの傾向パターンがシフトしていくということでしょう。
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この回答へのお礼

Thank you

>「短期のリスク」  短期金利が激しく変動する、特に、現状よりも急激に短期金利が下がってしまうことを資金提供側からみたリスクのことでしょう。 いまの短期金利よしもこの先の短期金利が下がるリスクが高いとみるならば、そのリスクを回避するには、現状の短期で資金を回すのは得策ではなく、リスク回避のために長期債券を購入した方が得と考えて、高目でも長期債券を購入すれば、結果として長期債券の利回りが下がる、逆イールドの方向に、債券期間を横軸にしてみたときの傾向パターンがシフトしていくということでしょう。

そういう見方が出来るのですね。

早速のご回答、ありがとうございました。

お礼日時:2020/01/04 14:56

ある意味、あっていると思います。



逆イールドの説明はバブル崩壊後の長期的な低迷予測時が挙げられていますから。

長期的にお金を借りれる時代は長期金利もつくでしょうし、不景気なら長期的な展望が無いので当然逆です。
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この回答へのお礼

Thank you

早速のご回答、ありがとうございました。

お礼日時:2020/01/05 09:18

回答というよりも、異なる見解に基づく意見と捉えていただければ幸いです。



ご質問にある逆イールドの説明には、納得できない部分があります。

それは「遠い先の方がリスクが大きいから長期金利の方が高い」という部分です。これ本当でしょうか?

たとえば2011年3月10日時点で、大規模地震による津波災害(原発の放射能汚染を伴う)は「遠い先の方がリスクが大きいからここ数日は大丈夫だろう」と考えたとしたらどうでしょう?

これはリスクというものに関する考え方が違うと思うのです。リスクは明日起るかもしれないし、20年後に起るかもしれない。あるいは100年後かもしれない。

話を逆イールドの説明にもどして言うならば、長期金利の方が高いのは、大切な手元資金を短い期間投資するよりも長い期間投資する方が不自由の度合いが大きいから、それに対するプレミアム(見返り)として、より多くの金利が得られると考えるべきでしょう。

質問者さんは「短期よりも長期の方が景気が良くなる」という項目を考察の原点に設定されていますが、どうしてそのように決めつけることができるのでしょうか? これでは二つの条件のうちの一つだけしか考えていることになりません。

反対に「短期的には景気が良いけれども長期的には景気が息切れして低迷していく」→「物価が下落していく」→「物価に合わせて、金利も下落していく」みたいに考えてみてはいかがですか?
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この回答へのお礼

どう思う?

早速のご回答、ありがとうございます。


>それは「遠い先の方がリスクが大きいから長期金利の方が高い」という部分です。これ本当でしょうか?

私もビックリしました。

>長期金利の方が高いのは、大切な手元資金を短い期間投資するよりも長い期間投資する方が不自由の度合いが大きいから、それに対するプレミアム(見返り)として、より多くの金利が得られると考えるべきでしょう。

なるほど。

>質問者さんは「短期よりも長期の方が景気が良くなる」という項目を考察の原点に設定されていますが、どうしてそのように決めつけることができるのでしょうか? これでは二つの条件のうちの一つだけしか考えていることになりません。

要するに、「だんだん景気が良くなっていく状態(景気が続く状態)(景気が蓄積していく状態)」ということです。
どうでしょうか?

>反対に「短期的には景気が良いけれども長期的には景気が息切れして低迷していく」→「物価が下落していく」→「物価に合わせて、金利も下落していく」みたいに考えてみてはいかがですか?

実は、逆イールド状態は、私もそのように考えております。

お礼日時:2020/01/03 17:02

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