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正月はゆっくりとTV鑑賞していました。いつも気になっていた言葉が極端に気になりましたが?
日本語はこれでよいのでしょうか?まず「あげる」の言葉、犬でも、猫でも、相手を選ぶことなく、
「あげる」の言葉がでる風潮のようで、気になります。先日はNHKのアナでさえ動物に「あげる」の
言葉。ましてや街頭のインタビユーには、気になるほどの「あげる」言葉。
 乱れる「日本語」気になりませんか?気になるのか、私が間違いかおしえて!

A 回答 (11件中1~10件)

小学校の「水あげ当番」「エサあげ当番」は、ちょっと違和感があります。



(「水あげ」は水産業界か昔の花柳界だけにしておいてほしい…)
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本来の「あげる」は尊敬語ではなく謙譲語ですね。

訂正します。

ついでに、NHKの放送での考え方。
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『NHK ことばのハンドブック』(NHK放送文化研究所編、1992年)

ことばQ&A 「あげる」と「やる」
Q.「犬にえさをあげる」という言い方は正しいか。
A.「あげる」は元来,目下が目上に対して何かを与えることを意味する謙譲語であり,目上が目下に与えることを意味する「やる」に対立することばである。しかし,最近では,自分の子どもや犬,猫などの動物,あるいは植木などの植物のように,明らかに敬意を必要としない対象に対して「あげる」を使う例が多く聞かれるようになった。このような「あげる」の使い方が認められるか否かがよく議論になる。
 このような「あげる」はもはや敬意を表すことばではないのだと考えられる。「やる」を丁寧に言いかえた,いわゆる美化語と見るべきものであろう。敬意を表す必要のある場合には,「あげる」ではなく,「差し上げる」が使われるのであろう。
 「あげる」を謙譲語と見れば,上の言い方は間違いだし,美化語と見れば,間違いではないことになる。
 NHKの調査(昭和62年,東京)に,「うちの子どもには毎月決まったお小遣いをあげています」という表現をおかしいと思うかどうか聞いたものがある。「あげて」でよいという人38%,「やって」と言うべきだという人34%,どちらでもよいという人22%と答えは分かれた。また,「植木に水をあげています。」については,「あげて」でよいという人29%,「やる」と言うべきだという人51%,どちらでもよいという人17%だった。ただし,男女差・世代差・地域差がある。一般に,男性よりも女性が,年配者よりも若年者が,そして大阪人よりも東京人のほうが,「あげる」を好んで使う傾向が見られる。
 このように,現在ではまだ,「あげる」を目下や動植物に対して用いることには抵抗を感じる人がかなりいる。放送ではできれば使わないほうがよい語法の1つだと言えよう。
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『NHK ことばのハンドブック 第2版』(NHK放送文化研究所編、2005年)

コラム 「あげる」と「やる」
 「あげる」は元来,目下が目上に対して何かを与えることを意味する謙譲語であり,目上が目下に与えることを意味する「やる」に対立することばである。しかし,最近では,自分の子どもや犬,猫などの動物,あるいは植木などの植物のように,明らかに敬意を必要としない対象に対して「あげる」を使う例が多く聞かれるようになった。例文:「犬にえさをあげる」
 このような「あげる」はもはや敬意を表すことばではないのだと考えられる。「やる」を丁寧に言いかえた,いわゆる美化語と見るべきものであろう。敬意を表す必要のある場合には,「あげる」ではなく,「差し上げる」が使われるのであろう。
 「あげる」を謙譲語と見れば,上の例文の言い方は間違いだし,美化語と見れば,間違いではないことになる。
 しかし,現在ではまだ,「あげる」を目下や動植物に対して用いることには抵抗を感じる人がかなりいる。放送ではなるべく使わないほうがよいことばの一つだと言えよう。
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その後の変化は不明です。

NHK放送文化研究所 

ことばの研究「最近気になる放送用語」
https://www.nhk.or.jp/bunken/research/kotoba/ind …

ことばの研究「ことば・言葉・コトバ」
https://www.nhk.or.jp/bunken/research/kotoba/ind …
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「花に水をあげる」


「ワンちゃんにご飯をあげる」
「(うちの)子どもにお小遣いをあげる」 等々。

従来の尊敬語として考えれば誤った言い方ですが、
現在では美化語としてほぼ容認されているといえるでしょう。
私自身は使いませんが、他人が使うのをとがめるほどの拒否感はありません。

とくに女性は「やる」という表現は避けたいでしょうね。
(そのわりには「やつ」を平気で使う女性がほとんど)

文化庁 「国語に関する世論調査」
https://www.bunka.go.jp/tokei_hakusho_shuppan/to …

平成13年(2001年)、平成20年(2008年)の結果をグラフにしてみました。
年代別にみると、平成13年時点で「構わない」が半数を下回っているのは60歳以上だけです。そこから単純に20年経った現在は推して知るべし、かと。
「TVで聞こえてくる「今の日本語」」の回答画像9
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〈乱れる「日本語」〉の例をあげている回答がありますが、質問の趣旨はそういうことなのでしょうか。


 そういう例なら、いくらでもあります。ただ、世間で話題になっている言葉はな話で、とくに問題がないもの多いようです。
 ご質問は〈犬でも、猫でも、相手を選ぶことなく、「あげる」の言葉がでる風潮〉と考えそこにしぼって書きます。
 本来は質問者のおっしゃるとおりだと思います。
 ただ、相当崩れてきていて……。
 文化庁の『敬語の指針』P.9(いろいろ問題がある指針ですが)の考え方が妥当な気がします。
===========引用開始
「植木に水をあげる」という場合の「あげる」は,旧来の規範
からすれば誤用とされるものであるが,この語の謙譲語から美化語に向かう意味的な変化 は既に進行し,定着しつつあると言ってよい。
===========引用終了

 詳しくは下記をご参照ください。
【【「やる」 「あげる」】〈1〉〜〈3〉】
https://ameblo.jp/kuroracco/entry-12566274633.html
 以下は一部の抜粋(重言)。
===========引用開始
(辞書の引用は略)

「あげる」は本来は神様や敬う相手に使う言葉らしい。たしかに、お供えを「あげる」はアリ。でもそれはニュアンスがかなり違う。「先生に洋服をあげる」はナシだろう。その意味で『大辞泉』は×。
『大辞泉』では注扱いだった〈「与える・やる」の丁寧語」〉が、『大辞林』だと[12]で採用されている。
 このあたりのことを考えると、「動物に餌をあげる」「植物に水をあげる」を誤用と断じるのはもう無理だろう。

 もちろん、本来の日本語の使い方は「やる」。「餌やり」「水やり」って言葉があるくらいだから(Web辞書にはどちらも見当たらない(泣)。
「動物に餌をあげる」「植物に水をあげる」なんて気持ちの悪い言い方は、個人的には極力使いたくない。ただ、愛情あふれる飼い主の前で「餌をやる」なんてウカツに使うとはっ倒される気がする。
 こうなると主観でグチグチ書くしかない。
 これ、動物と植物を分けて考えたくなる。
 植物は「水をやる」で十分だよ。ただ、「お水」は「あげ」たくなる気分はわかるけど(笑)。そうなると育て主?の愛情の深さしだい?
 問題は動物。
 とりあえずお犬さまに限って話を進める。別にお猫さまでも、お兎さまでもいいけど。ペット愛好家の顰蹙を買いそうな書き方だな……。
 飼い犬、番犬がペット(あるいは「お犬さま」)になり、餌が食事やごはんやフードになった段階で、「あげる」ものになった気がする。このあたりは「3」のコメントに賛成。
 寒い(ホントか?)から、洋服も着せて「あげる」。首輪やリードもつけて「あげる」(じゃまだから外して「あげる」のかな)。このあたりは、飼い主の愛情の現われと考えるべきだろう。
 厳密に言えば、元々は動物に限らず赤ん坊や子供にだって「やる」ものだったはず。それが「あげる」になり、動物が「あげる」になり、植物もほぼ「あげる」になりつつあり、次はなんだ?
「食う」を使う慣用句がどんどん「食べる」にかわっている、って話を思い出した。あれはなんで読んだのだろうか……。

 ここで問題。「あなたにあ・げ・る」の場合は、相手を「目下の下僕」と見ているのだろうか。あるいは「目上だけど動物」と考えているのだろうか。まあ、そのとおりかもしれないけど。  
===========引用終了
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間違い、正しいの問題ではなく、単なる感覚・感性の相違ですね。



<TVで聞こえてくる「今の日本語」>より、<TVから聞こえてくる「今の日本語」>の方が感覚・感性的にはフィットします。

その程度の問題ですね。■
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授受動詞の「やる」「もらう」「くれる」は敬語化されると、「あげる」「いただく」「くださる」となります。

ただし、この中の「あげる」はさらに敬意度の高い「差し上げる」が元々ありました。他の二つと違って、中間に「あげる」がありました。古い話ですが戦後「やる」という動詞がいかにも相手を見下した感じになるので、敬語の仲間に入っていた「あげる」を使う人が増えました。NHKなども使い出したため、国語学者は「あげる」は本来の敬語ではないとして、丁寧語の一種として説明を始めました。
 これによって、授受動詞は次のように考えられます。
 やる(丁寧語「あげる」)→敬語「差し上げる」
 もらう →敬語「いただく」
 くれる →敬語「くださる」
 別に規定された訳ではありませんが、取り合えあえずは、これでいいのではないでしょうか。言葉は「いきもの」ですから、いろいろ変化が起こります。適度な対応が必要でしょう。人間どころか、犬猫にも(植木にも)「あげる」というように使われるとは思いもよらない変化でした。
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この回答へのお礼

有難うございました。とても理路整然として勉強になりました。

お礼日時:2020/01/12 15:25

「あげる」は、「与える」「やる」の丁寧な言い方。


「エサ」なら「与える」「やる」でしょうが、「食事」なら「あげる」を使うのが普通かと。
ペットは家族同然という認識を持っている方も多いと思われますし、そういう方々にとっては、やはり「(食事を)あげる」と表現するのが自然な感覚なのでしょう。

犬猫に対して丁寧な表現を使う必要はないと考える人がいても良いでしょうが、丁寧な表現を使いたいという考えを否定しなければならないような根拠は特に見当たらないような気はしますが、いかがですか?
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年金生活者です。

そうなんです。ペットにエサは「やる」が正しいのです。ペットが家族という傾向が高まるにつれ,それが無くなりました。言葉は生き物らしいので,ぼやいても仕方がありません。自分の回りだけに徹底なさるのが無難です。
 また,無機物にも「あげる」です。理系の仕事をしていましたが,学会発表などで若い先生が「式(a)を式(b)に代入してあげると・・・」・・・あぁーあ!なんじゃそりゃですよねぇ。でも,ま,仕方が無さそうです。さらに料理番組です。「今回は〇〇を一旦煮てあげると・・・」と言うのです。画面を見ずに聞いていると「今回は〇〇を一旦煮て揚げると・・・」になるんですがねぇー。ま,こんなことを気にしていると寿命が縮むかもしれません。僕もたいていは気になりますが,もうあきらめています。
 面白いのは専門家も間違うことです。「大地震」は本当は「おおじしん」と発音します。理由は知りませんが,そう習ったのでそうだと思っています。某国営放送や民放のいくつかも必ず「おおじしん」と発音しますが,そこにいたコメントを出す専門家が「だいじしん」・・・そうなんだなぁー,ま,いいかぁーです。
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この回答へのお礼

気になるのは私だけでもないようですね!言葉も生き物、その時代を切り取っているのかもしれません。
 あまり気にかけることもないようですね。有難うございました。

お礼日時:2020/01/12 15:28

問題ないようです

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私が気になっているのは「ら」抜き言葉です。


食べられる。見られる。起きられる。
これらが
食べれる。見れる。起きれる。
になっていることです。

られる。だと人にやってもらっているように感じるからだそうですが、なんか違和感があります。

それからもう1つ。
最近よくTVに入ってくるナレーションの語尾です。
「〇〇〇だそう」
「だそうだ」とか「だそうです」じゃなく「そう」で終わっている語尾。

「そうだね。そうそう」という話し方なら「そう」でもいいとして、
解説文で「そう」で終わっているのが、何か歯がゆい気分にいつもなります。

「あげる」は物を与えることではありますが、相手が動物の場合は「与える」で充分のようにも感じますね。
ペットが家族同然となっている今は、これも時代の流れなのかも知れませんけどもね。
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