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素人・玄人両方に向けに分かり易く説明する方法をご教授下さい。
タイトルの通り対象物質は、ドロマイトです。
高温炉850℃加熱下で、約750℃近辺で溶解し二酸化炭素としてガス分が発生すると思います。
水分等含んだ状態での初期重量Agとして、窒素雰囲気・エアー雰囲気でもほぼ加熱冷却後、同一残渣重量Bgと仮定下さい。
当然残渣Bg中には、Ca・Mgから構成された物質が残ります。
問題のガス分のドロマイト重量として、Bg内に幾ら加えるべきかで、その先上手く説明出来ません。
mol・分子量・化学式等、高校レベルの設問と思いますが、説明方法として、簡便で的確な助言を頂ければと思います。尚、仮定等で誤りが有りましたら、ご指摘下さい。宜しくお願い致します。
(窒素雰囲気下とエアー雰囲気下で重量変化は無視出来る範囲だと思っています)

A 回答 (1件)

まず,ドロマイトの組成は CaMg(CO3)2 です。

そして,これを焼成して熱分解させると,

  CaMg(CO3)2 → CaMgO2 + 2 CO2

となります(この反応は「溶解」とは言いません)。CaMg(CO3)2 の式量は 184.40,CaMgO2 の式量は 96.38 ですので,焼成によって重量は約半分に減少します。もし原料のドロマイトが水分を含んでいた場合,水分は焼成と同時に失われますので,反応前後の重量変化量はさらに大きくなります。なお,生成物中の CaO の成分は吸水しやすい物質です。ですので,焼成後の放冷の仕方によっては吸水が起こり,生成物の重量が増加することも考えられます。ご質問文中の A や B の値は,これらの水の量によって大きく変化しますので,一概には書き表すことができません。

なお,この化学反応は単なる脱炭酸であり,酸化などは一切起こらないので,窒素雰囲気下でも大気下でも同じ結果になります。
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この回答へのお礼

失礼しました、炭酸でした。
焼成後の水分吸着等に関しては、大気開放無しで無いと駄目ですね。
脱炭素反応なのですね、勉強に成りました。
助かりました、有難う御座います。

お礼日時:2005/01/02 20:21

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