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高校1年国語古典の文法について質問です。エ段に付く「ら・り・る・れ」の文法的な意味は完了か存続なんですよね?では、完了か存続かを見分けるのはどうしたらいいんでしょうか?この説明画像を参考にして考えてみたのですがよく分からないので教えてください!

「高校1年国語古典の文法について質問です。」の質問画像

A 回答 (2件)

形からは見分けられません。

意味で見分けるのです。「た」「てしまった」と訳して意味が通じるのが「完了」。「ている」と訳して 通じるのが「存続」。実際の文がなければどれがどれか分かりません。
このテキストの例文のように、短い文で考えても無駄です。

「小学館 全文全訳古語辞典」より

《動作・作用が引き続いて行われている意(継続)を表す》
…ている。…し続けている。

例「春日野(かすがの)は今日(けふ)はな焼きそ若草のつまも<こもれり>我も<こもれり>」〈古今・春上・17〉
訳春日野は今日だけは野焼きをしないでくれ、私の愛する人も<隠れている>し、私も<隠れている>のだ。

例「とかく直しけれど、つひに回らで、いたづらに立てりけり」〈徒然草・51〉
訳 (その水車は)あれこれと修理したけれど、とうとう回らないで、むなしく立ち続けていた。


《動作・作用の結果が引き続き存在している意(結果の存続)を表す》
…てある。…ている。…た。

例「富士の山を見れば、五月(さつき)のつごもりに、雪いと白う<降れり>」〈伊勢・9〉
訳 富士の山を見ると、五月の下旬なのに、雪がたいそう白く<降り積もっている>。


《動作・作用がすでに終わっている意(完了)を表す》
…た。…てしまった。

例「人をやりて見するに、おほかた<会へる>者なし」〈徒然草・50〉
訳 人をやって見させるが、一向に(鬼に)<会った>者はいない。
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意味を考える.

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