

先程、テレビを見ていたら、「プリンセス天功はミグ戦闘機で宇宙へ行って、15分間の無重力体験をしてきた」というのがあったのですが、実際、戦闘機で宇宙へ行けるものなのでしょうか? そもそも、「宇宙」の正確な定義が分からないのですが(おそらく高度○○メートル、とかあるのでしょうが・・・)、大気圏を越えるようなら摩擦熱にまず戦闘機が耐えられないでしょうし、大気圏を超えないにしても、戦闘機のエンジンはジェットエンジンのはず、それほどの高度であれば空気が薄く使い物にならないはずではないでしょうか? また、無重力というのも疑問です。遠心力と重力が釣り合うのは高度36000キロの静止軌道上ですよね? それ以下で無重力を出すためには機体を自由落下させるか、重力を超える遠心力を出す速度で飛行しなければならないですよね? 前者ならともかく、後者ならとても最高速マッハ3の戦闘機に出せる速度ではないような気がするのですが・・・。
誰か説明お願いします。
No.8ベストアンサー
- 回答日時:
こんばんは
厳密に【宇宙】は、地上100km 以上の空間を指すようです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E5%AE%99% …
「引田天功」の宇宙旅行については、以下のページが参考になるかと思います。
青い地球が写っているので、一応宇宙旅行ということで。。。80kmほど足りませんが。。。
参考URL:http://www.tenko.ne.jp/topic/utyuu.html
回答ありがとうございました。厳密な定義としては高度100キロ以上ですか。ってことは厳密には「宇宙」には行っていなかった、ということになりますね。まぁ・・・バラエティ番組だし、そうそう目くじらを立てて怒ることでもないんですが、とりあえず「ジェット機で宇宙まで行けるハズがないじゃないか!!!」という冷静なツッコミの正しさが証明できて良かったです。けど菊川怜も東大卒とか言うんだったらその辺り、もうちょっと浜ちゃんにネチネチ迫って欲しかったな~。
No.11
- 回答日時:
一点、解釈が違っているようですので、指摘させて頂きます。
>遠心力と重力が釣り合うのは高度36000キロの静止軌道上ですよね?
遠心力と重力は、その軌道半径である速度を出していれば、
どの高度でもつりあいます。静止軌道には限りません。
静止軌道は、軌道を1周する時間が地球の自転周期と一致すると言う意味で、
静止と呼ばれます。
遠心力:F=mv^2/r
重力:F=GmM/r^2
これらが等しいとして、v=√(GM/r)、が、軌道半径rのときの
軌道速度です。
ちなみに15分の無重量体験と聞いて思い出したのが、
アメリカの最初の有人宇宙飛行(実際は弾道軌道)、アラン・シェパードが
搭乗したマーキュリー1号です。このくらいのことをしないと、
1回で15分の無重量体験は出来ません。
実は私、来年に航空機を使った無重量飛行に搭乗予定なのですが、
急上昇中にエンジンをほぼ停止し、空気抵抗を補償する程度の噴射をしながら、
0.01G程度が20秒くらい持続する、と聞いています。
もっとすごい飛行機を使ったところで、1分くらいが限界ではないかと思います。
回答ありがとうございます。確かに静止軌道はそういう意味でしたね。言葉足らずでした。ごめんなさい。
しかし来年航空機を使った無重力飛行を体験されるとは凄いですね。専門家ということはまさかNASDAorNASA関係の方でしょうか??!
それでは良いお年を。
No.10
- 回答日時:
No.9です。
申し訳ございません。
訂正させて頂きます。
スペースシャトルは40万ftで再突入開始を宣言する。
が正しく、121.92kmに相当します。
改めて訂正させて頂きお詫び申上げます。
No.9
- 回答日時:
おはようございます。
1961年11月9日、X-15はマッハ6.0
1962年7月17日、高度95936m到達。
この2つの記録を作ったのはロバート・ホワイトは、アメリカ空軍では高度50マイル(約80キロ)以上を宇宙空間としていたので、彼はマーキュリー計画やジェミニ計画の外に居たにも関わらず宇宙飛行士となった。
とあります。
しかし、これは実験機ですから戦闘機ではありません。
戦闘機と呼ばれる機体はYF-12(SR-71とほぼ同じ)で実用高度は24000mですので宇宙には程遠いですが、これでも宇宙服のようなスーツを着るのに30分かかり、燃料をまともに積むと離陸が出来ないので離陸後、空中給油が必要で、しかも着陸前にも給油が必要ですのでとても戦闘機としては使えない機体です。
スペースシャトルでは大気圏再突入を40kmで宣言するらしいので少なくともこれくらいでないと宇宙とはいえないのかも知れません。
コンコルドが無くなった今、一般人が音速を超えて高高度へ向かう方法はロシアの戦闘機に載せてもらうしかないようです。
170万円ほどで載せてもらうツアーがあるそうです。
高度はどこまでかは分かりません。
それでは良いお年を!!
参考URL:http://www.mercadotour.jp/europe/rossia/rossiami …
回答ありがとうございました。アメリカ空軍では「宇宙」の基準が違うのですね。しかしそれでも80キロですか・・・。やはり宇宙は遠いですね。
それでは良いお年をお迎え下さい。
No.6
- 回答日時:
一度飛んでみますか?200万円ちょっとで地球が丸いってのが判るそーです(^_^)v
まあ、飛行時間が何分で、そのうち何分が無重力体験なのか詳細な時間を伝えてるわけじゃないので(科学の番組じゃないし)あんなもんでいいんでしょー
宇宙から脱出が次のテーマかも?(^^;
http://iss.sfo.jaxa.jp/iss_faq/faq_pys_06.html
参考URL:http://www.ctn-japan.com/Tracon/Sky/mig25.htm,http://iss.sfo.jaxa.jp/iss_faq/faq_pys_06.html
回答ありがとうございました。こんなHPがあったんですね。TVでは2000万円と言ってましたが、だいぶお安くなったんですね(とは言っても220万とは・・・)。たぶん、このプランでしょう。高度25キロなら十分納得できる話です。
しかし・・・やっぱり毛利さんや秋山さんとこれを同列に扱うのは・・・。やっぱり感覚的には「大気圏を越えてから」初めて「宇宙を飛んだ」と言えると思うのですが・・・。
No.5
- 回答日時:
ジェット機が成層圏(高度50km程度まで)を超えて中間圏や熱圏に到達するのは酸素が薄すぎて無理だと思います。
ちなみに大気圏を越えると摩擦熱が発生するわけではありません。シャトルなどの大気圏突入速度はマッハ30以上なので、その為に摩擦熱が生じます。
無重力であるには自由落下するしかありません。衛星も自由落下しつづけています。
15分の無重力体験といっても、無重力を含む15分間のフライトという意味なんでしょうね。一般人を危険な目にあわせるわけにはいかないでしょうし。
回答ありがとうございました。常識的に考えれば総フライト時間がそれくらい、ということでしょうね。無重力の時間はこれほど長くないのでしょう。
No.4
- 回答日時:
No.3です。
補足します。ジェット機などでの無重量ですが、実は上昇中も無重量にできるのです。エンジンを絞り、横から見て放物線になるような軌道に操縦します。
それでも、ジェット機が普通に飛べる高度では30秒程度なのですよね・・・。
No.3
- 回答日時:
宇宙空間の定義、いろいろあって一定ではないのですが、100Kmが一つの目安だと思います。
通常の旅客機の高度は12Km程度までです。軍用機なら、20Kmあるいはそれ以上でもジェット機で飛べると思いますが、さすがに100Kmまでは行けません。ロケット推進が必要です。ミグに補助のロケットをつけた? それでも宇宙へは難しいことと思います。
ところで、普通の飛行機でも無重量状態はつくれますが、30秒程度です。15分間といえば、アメリカの最初の有人宇宙船の飛行時間に匹敵します。これだけの時間、無重量状態を継続するには、相当の高度がないと難しいでしょうね。今年は民間宇宙船が話題になっていましたが、これも無重量状態は3分程度だそうです。
回答ありがとうございました。自由落下で無重力の件は説明がつきそうでしたが、確かに言われてみれば15分間というのは長いですね。15分の自由落下を得るためには空気抵抗を無視すると単純計算で約4000キロ(!!)もの高度が必要になりますが・・・。実際は空気抵抗などでそれほど必要でないにしても、100キロやそこらでは全然足りないですね・・・。ともすれば、もっと高く、おそらく戦闘機にもロケット燃料を搭載していったのでしょうが、一体どこまで行ったのでしょうねぇ・・・。大気圏を越えてはいないということは確かなのですが。(さすがに戦闘機の耐火装備ごときで大気圏突破は無理でしょう・・・。)
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