義理という日本語について

本書の場合は主として歴史学に依拠するといえよう。 地名研究をする人で，特定の学問分野にそんなに『義理がない』人，特に学生には先にあげた終章の「地名研究入門」を精読してもらいたい

上記のような文を見つけましたが、ここでの「義理｣はどういう意味で使われているのでしょうか？

それから、

あの先生には『義理がある』ので、裏切ることはできません。

ここでの「義理がある｣は「あの先生｣に世話になったり、良くしてもらったりしたので返すべき「義務・ご恩｣があるという意味で捉えても宜しいですか？

No.4 ベストアンサー 回答者： tanzou2 回答日時： 2020/02/14 07:27

義務と似たようなモノでしょ。

法的拘束力を持ったものが義務で、
道徳的拘束力しか無いものが義理です。



ここでの「義理｣はどういう意味で使われているのでしょうか？
　↑
特定の学問分野のお陰でここまで来れた。
だから、その学問分野に対して「借り」が
ある。
そういう意味ではないでしょうか。



それから、
あの先生には『義理がある』ので、裏切ることはできません。
ここでの「義理がある｣は「あの先生｣に世話になったり、
良くしてもらったりしたので返すべき「義務・ご恩｣があるという意味で捉えても宜しいですか？
　↑
ハイ、それでＯＫだと思います。
義理というのは、日本的な商法です。
貸し借りの世界です。

No.6 回答者： daaa- 回答日時： 2020/02/14 16:57

＞ここでの「義理｣はどういう意味で使われているのでしょうか？

関係とか縁という意味でしょう。

後半の質問は仰せの通りです。

No.5 回答者： OKAT 回答日時： 2020/02/14 14:34

>ここでの「義理がある｣は「あの先生｣に世話になったり、良くしてもらったりしたので返すべき「義務・ご恩｣があるという意味で捉えても宜しいですか？

　その通りです。一種の義務感のようなものです。
　話が古くなりますが、江戸時代などで盛んに使われた「義理」と「人情」との板挟み、
という言葉があります。義理は主従（主と家来、夫と妻）の間にある義務感。それに対して「人情」とは人間の感情。どちらを大切にするか迷った末、義理を捨て人情に走った人が破滅して、「心中」を図ったのが、「近松門左衛門」の世界です。

No.3 回答者： yambejp 回答日時： 2020/02/13 18:48

恩に報いるのが義理

ちゃんというと「あの先生には恩があるので裏切ることはできない」
義理をちゃんと通す（義理堅い）人は律儀、
「律義者の子沢山」といって昔は家族反映の象徴でした

No.2 回答者： hunaskin 回答日時： 2020/02/13 17:57

>返すべき「義務・ご恩｣があるという意味で捉えても宜しいですか

はい。
そのような意味です。

上の文書は、専門的に学んだ分野があってそれを優先したいのでなければ、くらいの意味で考えてください。
本当は義理というわけではないのですが、学んだ専門分野(があるならば)に対して恩義のように感じているだろう気分を諧謔的に表現したのでしょう。

No.1 回答者： trajaa 回答日時： 2020/02/13 17:55

義務と読み替えたら分かるかな？