
No.9ベストアンサー
- 回答日時:
隕石も流れ星も地球に落ちてくることには変わりがないので、流れ星で考えてみます。
流れ星の元になる粒子は、だいたい同じような軌道を持って太陽のまわりを回っているものがあります。この軌道に地球が突っ込むと、流れ星がたくさん見られるようになることがあります。流星群といいます。
流星群の流れ星を調べてみると、夜空の一点から放射状に広がるように流れていくことがわかります。その中心になる場所を輻射点といいます。その輻射点のある位置の星座の名前をとって、ペルセウス座流星群とかしし座流星群ふたご座流星群と名前がつけられています。
輻射点の方角は、地球から見たときに流れ星の粒子がどの方角からやってきたかを示しています。
流星群の流れ星を見ていると非常に希ですが、輻射点付近で明るく光り出しその位置のまま暗くなっていく流星が見られることがあります。静止流星といいます。たまたま観測者の方向に流れてきた場合に起こります。近づいてくる車のヘッドライトが動いて見えないのと同じ原理です。一度それらしいものを見たことがあります。
この場合は、地面に対して斜めの方角からだったので、まっすぐやってきてはいますが、真上という方角ではありません。真上から来る場合を考えてみます。
輻射点の位置は、星の座標を地球の経度緯度と同じように赤経赤緯で表します。ペルセウス座流星群で考えてみます。輻射点の赤緯は約57度です。天頂(真上)を通る星の赤緯はその地点の緯度で表せますから、北緯57度の地点では、輻射点が頭上に来ることがあります。
この地点で輻射点が頭上に来たタイミングで、静止流星となる流星ができれば、流れ星の元となった粒子は、頭上からまっすぐ落ちてきていることになります。
結局、真上から落ちてくるのを見るためには、場所と時間が限定されるといえます。地球上どこでもいいというのなら時間は考えなくていいでしょう。真上から落ちてこない流星でも、他の場所では真上から落ちているものがあるからです。
隕石の場合、流れ星の粒子(彗星から撒き散らかされた)に比べて衝突前の公転軌道が限定されるので、真上から来る場所はだいぶ制約されそうです。真上から落ちてくるものは低緯度地域に集中しそうです。
他の方が確率といっていますので、概算してみます。まず地球に落ちてこなければ隕石にはなりません。隕石から見ると、地球の断面のどこかを通過することになります。次に、あなたが真上と考える範囲の設定です。ちょっと狭いかも知れませんが1m以上離れたところに落ちれば真上でないとします。確率は、半径1mの円の面積と地球の断面積の比になります。おおよそ40兆分の1といえます。
No.11
- 回答日時:
>真上から落ちる
ということがどんなに難しい事か... 地球の公転と自転に合致するようにしなけりゃならないです。
そんなのはパトリオットミサイルで小鳥を打ち落とすくらい難しいです(よけいにわかりにくいか..)
でも、ときにはそういうことがあって 静止流星 と呼びます。
UFOと間違われることもあります。「流星はもっと速い あれは流星じゃない」ってね
No.10
- 回答日時:
ありません。
地球は24時間で1回転、365日で太陽を1周、どちらも人間にとっては凄まじいスピードです。このふたつの動きとそのスピードに合わせて真上から落ち続けるような複雑な動きは隕石にはできません。どうしても斜めになってしまいます。
隕石が光速並みのスピードで突入すれば、疑似的に真上から落ちてきたようになりますが、人間にはそんな光速運動体は認識できません。

No.7
- 回答日時:
条件を2つ設ける。
①地球ー隕石系の外から観測するものとする。
(こうしないと地球の自転も考慮しなければならなくなり、話が格段に複雑になってしまう)
②隕石の軌道は、地球近傍では直線で近似できるものとする。
(理由は①と同じ。近似できるならどんどん近似して話を単純化するのが物理学の真髄である)
この場合、真上から落ちるとは
「隕石の軌道が地球の質点を通過する」
こととなる。
そうならない場合も多いが、そうなる場合も多い。
単に隕石の軌道による確率だけでなく、重力によるホーミング効果も表れるからである。
No.6
- 回答日時:
同じ慣性系(例えば同じ太陽系の物質)、以外の物質が地球に衝突した場合、確率はゼロではありません
まぁゼロと同じ意味程度の確率
同じ太陽系内の慣性系にある物質が衝突する場合、その物質自体が移動していますし地球も自転していて公転していますから、衝突の最後の瞬間が垂直だったという確率は限りなくゼロに近いですね
そもそも落下物は放物線を描きながら衝突してい来るのです
『ほぼ』真上から落ちてくる確率はゼロではありませんが、これもゼロだと言った方がいい
No.4
- 回答日時:
ほぼ真上ぽいところだと、約10~20%程度あるでしょう。
本当に、89度90度の真上だと、約1~2%って事になります。
真上から落ちてくるという事は、
地球を円のような的だとすると、
そうですね、円の中心から約20%ぐらいの範囲でしょうね、70~90度の角度とか。
残りの約80%ぐらいの場所への落下だと、地球は球体なので、斜めに落ちてくる事になります。
更に、100%を超える範囲でかすめるとしても、引力で地球に落下すると思います。特に大気圏の内側をかすめれば、高確率で落下するでしょう。これが一番斜めというか、もう飛行機着陸のように、一番角度がない斜めで落下すると思います。
まあ、約80%以上の確率で、斜めと言っても良いでしょう。
No.3
- 回答日時:
南極点と北極点に地球中心に向かて落ちる隕石は真上から落ちます。
それ以外は地球中心に向かってきたとしても、自転と空気抵抗、ジェット気流の影響を受けますから、計算は困難ですね。
No.2
- 回答日時:
「地球の中心」めがけて衝突しようとすれば、地球上のどこかは「真上から」になりますけどね。
ただし、「真上から」になるのは地球上のほんの狭い範囲だけです。その「地球の中心めがけて衝突」ということ自体が、ビリヤードなんかを考えれば「相当に確率が低い」ことは分かりますよね? ターゲットが「ピンポイント」なのだから。
「地球をかすめるように」衝突するとか、「地球の中心以外」をめがけて衝突すれば、地球上で見れば「斜めから」落ちてくることになる。「斜め」にはいろいろな角度があるので、「地球の中心」をピンポイントに狙うよりははるかに確率が高いでしょう。
それでも、そもそも「地球」という断面積を通過しようということ自体が、広い宇宙では相当低い確率でしょう。
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