
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
量子力学での確率は、観測までは両方の状態が混在する、と言う意味です。
従って、
>未来のある時点で降るか降らないかは決められないが
ではなくて、観測するまでは(よく分からない表現ですが)、
晴れと雨とか混在した状態が存在する、となります。
計算方法としては、ある確率で右か左か、と言うことも行なわれますが、
これは量子論ではなく、統計力学的な取扱になります。
どうもありがとうございました。そのときのこと(未来の事)はその時になってみるまでは分からないというのは知識の不完全さとは関係がないようにも思うのですが、とにかくもう少し勉強してみたいと思っております。
No.2
- 回答日時:
残念ながら関係ありません。
天気予報の確率による表現は、データのあらっぽさや、対象地域の広さ、さらに気象現象のカオス的特質などから要請されるもので、原理的に予測不可能だといっているわけではありません。実用的には不可能ですが。
一方量子論での確率は確率でしか予測できないといっているので、これは原理的に、根本的に、確率に依存しています。
どうもありがとうございます。もう少し勉強してみます。知識がそこまで行っていないということが不確定さと関係があるということがまだ分からないようです。
No.1
- 回答日時:
量子力学は、天気予報には使いません。
天気予報に使うのは、流体力学と熱力学です。
量子力学は、原子や電子のような小さなもののふるまいを計算するのに使います。
天気予報を大雑把に説明すると、まず観測データをコンピュータに入れ、流体力学や熱力学の公式を使って計算し、地上・高層の予想天気図を作ります(これを数値予報といいます)。この予想天気図をもとにして、各地の天気がどうなるかを予想します。
ここで、かならず誤差が発生します。なぜなら、数値予報の格子は荒いので、数十km程度の狭い地域の現象は予想できません。また、気象の計算ではカオスという性質があり、初期値のわずかな変化で計算結果が大きく変化することがあります。
そこで、天気予報を確率で表すのは、人それぞれの事情によって予報を使ってもらうためのサービスです。たとえば、絶対ぬれては困る状況なら降水確率10%でも傘を用意するでしょうし、少々ぬれても大丈夫なら50%でも傘を用意しない人もいるでしょう。
下記URL(気象庁)も参照してください。
参考URL:http://www.kishou.go.jp/know/index.html
この回答への補足
雨が降るか降らないかが決まるメカニズムではなくて未来のある時点で降るか降らないかは決められないがその時点になってしまえばどちらかに決まってしまうというところが似ているのではないかと思ったわけです。
補足日時:2005/01/03 07:07お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
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