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いよいよ、小学3年生からの英語教育が始まりますよね。そこで 素朴な疑問なんですが、今度 小学4年生になる児童はどうなるんでしょうかね。
さて、とある英語塾の講師によると

≪幼稚園から英会話をやっていたのに、結局、英語を話せるようにならなかった!」そんな話を聞いたことはありませんか?英会話教室出身の生徒は、発音が上手だったり、簡単な英会話はできる子も多いのになぜでしょう。

 私が塾で英語を教えていて感じたのは、英会話教室の多くが、「英文法をわかりやすく教えていない」ということです。中学校に入ってから、英語の授業と、今まで習った英会話とを、うまく関連づけられず、英語が苦手になってしまう生徒を多く見てきました。特に、中学2年生で不定詞を学ぶあたりから、英文法がわからない生徒は英語力が伸びなくなってしまいます。(アメリカンスクールのような授業をしてくれていれば、問題ないのかもしれませんが…)

 英語を使う機会の少ない日本では、楽しんでいるだけでは、英語を話す力はなかなかつきません。小学校の高学年になってきたら、「英文法」もわかっていた方が、効率的に英語が学べ、後の学習に役立つと、色々な生徒を教えてきて実感しています。≫

だそうです。確かに一理ありますが、少し違うような気がします。発想としては 算数の先取り学習に似ていますね。算数にしても 就学前の子供に簡単な算数の初歩を教える親御さんも少なくありません。でも、英語は算数とは少し違うような気がします。というのは、子供は大人に比べて 文法のような抽象的な概念を理解する能力は はるかに劣りますが、 言語の習得能力は押しなべて大人よりも高いからです。
そこで質問ですが、みなさんは 小学生に英文法を教える必要はあると思いますか?

A 回答 (4件)

#2です。

お礼ありがとうございます。

Wecan!の批判のURLを拝見しましたが、まさに「今の中学英語教師の硬直性」を表していると思います。

たとえば
「I want to speak English more. We are good friends.
…不定詞の名詞的用法(中2の2学期)、we/friends複数が出てきます。「どうしてこうなるんですか?」と生徒に聞かれたら、どう答えますか?」

この「どうしてこうなるんですか?」と言う質問自体が「外国語をメソッドとして教える」視点でしょう。そこからこの批判者はその視点から自分が抜け出ていない、と言う客観的な事実を把握できていないことが一番の問題です。

そもそも、英会話として学ぶ小学生が「直観として」この言葉の意味を「理解できない」と考えるのがおかしいし、逆に「小学生レベルでこれを日本語にした時に文法的に正しく理解しているのか」も疑問であるわけです。

もしこれを「英会話」というか「英語で教えるネイティブ的な教え方」をするなら「不定詞」なんて考え方そのものを「しない」といえます。

だから「不定詞を小学校で教えるのか!」と疑問を呈すること自体が「教えかたが硬直している」といえます。

この場合、どうしても教えたいなら「英語に動詞はひとつだけ、それが約束。どうしても2つ入れたいならtoを付けたりすればよい」でいいでしょう。そうすれば子供たちは自由に「英語の文法構造」を考えることになります。

これはどこの子供たちも母国語でやっていることです。日本の小学校の国語の授業で「文法」を「文法」として教えていると思いますか?質問者様はそんな教育を受けましたか?私は受けていませんし、今子供が小学生で勉強を見ていますが、やはり「文法」では教えていません。それは「自然に見に着くこと」だからです。

逆をいえば、だからこそ「外国語学習のメソッド」を行う必要があったわけです。中学生の上の娘は、中一になって「主語と述語ってなに?」と聞いてきました。さすがに主語・述語ぐらいは国語でやっているはずなので、教えましたが、それ以外にも目的語・前置詞・補語・形容詞・副詞などの概念を理解していませんでした。

 彼女は少なくとも小学校のテストで80点以下は取ったことがない子なので、これらの概念(言葉ではなく、文法的な概念)を持っていないことに少なからず驚くと共に、それまでの小学時代の学習(テスト直しを手伝うのでほぼ目を通しています)では如何に「日本語を文法的に学習する機会がないか」ということを思い知られた、と言う経験があります。

もし今まで通り「文法」でがんじがらめにするなら、それはまさしく受験英語であって「英会話」にはなりえません。私は「外国語メソッド教育」と「外国語会話教育」は相反するものだと考えています。事実大人になってから英会話を習う人たちのテキストには文法的な表現はほとんど出てこないですよね。もちろん中高の文法的な裏打ちがある、と言う前提であるにしても、英会話で文法を取り出して学ぶのはかなり効率が悪いことは自明だと思います。

だからこそ、小学校で英会話学習をして、中学の英語教育が「変わらない」なら小学校から文法をやる必要はないわけです。それこそ「We Can!」を批判している教師の言い分通りになると想像できるからです。

なので、小学校の英会話学習が始まるなら、中学校の英語教育も英会話教育に変革する必要があり、それは「文法問題で点数を決める、受験英語と決別する」ということを意味する、と私は考える次第です。
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この回答へのお礼

解決しました

ありがとうございました。

特に反論することもないので、詳細なコメントはご容赦ください。
気が向いた時にでも、私の掲示板をご覧ください。
それでは、また。

お礼日時:2020/03/08 18:13

ごく自然に考えればよいと思います。


まずは会話ができること(発音は当然)。英文法は補足でよいと思います。

ただし、英文法が不必要かと言えばそんなことはありません。
アメリカの小学校の教育でも文法はやります。小学校4~6年生では教えます。
さらに英文の書き方も当然やりますから(日本でも日本語の作文はありますよね)、会話だけで良いとも言えません。
なにしろ、コミュニケーションが重要ですから、プレゼンなど自分の考えをまとめ表現することもさらに重要視されています。
日本で小学校の英語教育を問題視する雰囲気がありますが、ずれているように感じます。

日本では外国語教育という扱いになりますが、やれることは何でもやるのが良いでしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>まずは会話ができること(発音は当然)。英文法は補足でよいと思います。
そうですね。小学生のうちは まずは会話をできるようにして、英文法は中学になってからでも遅くないと思います。でも、例の とある英語塾の講師のように、先ずは 文法ありき という人もおります。
http://makki-english.moo.jp/8main.html

>アメリカの小学校の教育でも文法はやります。小学校4~6年生では教えます。
アメリカ人にとっては英語が母国語なので、そのまま当てはめるわけにはいきませんが、日本でも もっと小学生に日本語の文法を教えるべきでしょうね。英文和訳や和文英訳にしても、日本語の文法を知らないので 効率が悪いような気がします。

>なにしろ、コミュニケーションが重要ですから、プレゼンなど自分の考えをまとめ表現することもさらに重要視されています。
何事も順序でしょう。会話もできないうちから プレゼンの練習をしても仕方ありませんから。

お礼日時:2020/03/08 13:57

#1です。

あくまでもこのサイト中で完結させたいと考えます。

文科省の意向はご指摘の通りで、だからこそ「大学入試の民間試験」と言う方向性も打ち出しているわけです。政府・文科省が表明している現在の教育方針とそのように変革させるための施策にはなにも矛盾はありません。

私が問題しているのは「日本国民の硬直性と変化を嫌う国民性」です。
かつてゆとり教育という教育方針がありましたが、数々の批判を受けて結局失敗しました。しかし、あれは当時パソコンやインターネットなど「知の質、というものが従来から変化していく時期」という点では非常に重要な施策であったと私は評価しています。

もしあの頃にゆとり教育(本来は「ゆとり」ではなく、詰込み教育からプログラミング教育のような知育教育に変化させる施策)が行われていたら、今の日本はアメリカに次ぐIT大国になっていたかもしれません。

なので、今回の小学生からの英語教育も多様な意見があり、また現在の教師の硬直性を踏まえれば「文科省が指向する教育方針」に転換していくのは容易ではない、と考えています。

だからこそ小学校の英語文法は
・今のままの中学英語教育なら不要
・英会話教育に転換できるなら必要(ただし日本語は使わない)
です。
まあ、今後は中学英語も日本語無し、で学習するようなので、それが徹底できれば転換できるかもしれませんが、そもそも「英語のみで授業を行うスキル」が今の中学英語教員にどれほどあるのか、それが一番の疑問です。

参考 

5分過ぎから最初の方とはちがう教師がALTなしで過去完了形を英語を中心に教えていますが、これじゃあ「(日本語を使わず)英語で教える」という意味がまったくできていないわけです。

この辺りの「中学教師の根本的な英語能力と、(英語だけで教える)教え方の変革」がないと、小学校から文法をやっても、ご指摘の通り「うまく関連つけられない」ことになると考えます。

だから、今のままでは「不要」と考えているわけです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

一番の問題は、小学生に英語を教えられる人材を育てなければならないのに、小学校への英語教育の導入に先走ったことですね。
例えば、「We Can!」という教材を 例の英語塾の講師は酷評していますが、そういう教材は 生徒よりも
先生を選んで言えると言えます。少なくとも、 例の英語塾の講師では大幅に力不足と考えます。

http://makki-english.moo.jp/contentsfirst2elemen …

お礼日時:2020/03/08 11:46

>そこで質問ですが、みなさんは 小学生に英文法を教える必要はあると思いますか?



必要があるとかないとかの問題ではない、と考えます。
元々日本の中学の英語は「基礎学力として、今後外国語を学ぶためのメソッド教育」というレベルを出ないからです。だからこそ(つまり英語話者としての教育をしていないからこそ)受験のためのカリキュラムとして成立するのです。高校の英語も大学受験のための英語教育であって、話者としての教育ではありません。

なので、小学生から英語を教える目的を「英語話者を増やす」ことにするなら、中学や高校の英語を「外国語教育」から「英会話教育」に変更する必要があります。

これがセットで行われなければ「小学生で文法を教えるべきかどうか」が判断できません。
いちおう「今の中学英語が外国語メソッド教育から変革しないなら」という前提に立てば「必要ない」といえるでしょう。

ただ、文科省のそのあたりはよくわかっていると考えています。
だからこそ大学入試で「民間試験」というやり方が提言されたわけです。民間試験は学校の「メソッド教育」とは違い、明らかに(そしてほとんどの)試験が英会話の実力を試す試験だからです。

大学入試で民間試験が適用されるなら、特に高校ではメソッド教育から実践的な英会話教育に替えざるをえないし、小学校と高校で英会話教育をしているのに、中学メソッド教育を続けることはできなくなる、と私は考えています。

このような形でメソッド教育の弊害を克服できるなら、逆に小学生のうちから文法も取り入れた教育を行うべきですが、そのやり方は英語公用語の英語教育のように、英語だけで行う形にすべきでしょう。

そうすれば日本人の英語能力は格段に向上すると思いますが、その代り「日本語から外国語を学ぶメソッド教育」は捨てることになり、他言語を学ぶときに苦労するようになるでしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>元々日本の中学の英語は「基礎学力として、今後外国語を学ぶためのメソッド教育」というレベルを出ないからです。
でも、文科省のHPによると、外国語科の目標として

≪第1 目 標
 外国語によるコミュニケーションにおける見方・考え方を働かせ,外国語
による聞くこと,読むこと,話すこと,書くことの言語活動を通して,簡単
な情報や考えなどを理解したり表現したり伝え合ったりするコミュニケー
ションを図る資質・能力を次のとおり育成することを目指す。≫

とあります。
https://www.mext.go.jp/component/a_menu/educatio …


ここは質問サイトという性格上、議論を回避するためにも、連投はあまり好ましくないと思いますので、ご意見等がありましたら、↓の掲示板に ご遠慮なくどうぞ。

https://9200.teacup.com/ingles_555/bbs

お礼日時:2020/03/08 10:53

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