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質問内容はタイトルどおりですが、根拠は次の2点です。
・熊本で新型コロナウィルス初感染となって回復した20代の若者は一時重篤だった。
・武漢での年代別致死率は高齢者が20%程度で若者は低いということですが、崩壊した医療現場では回復する見込みの低い高齢者を見捨て、若者に手厚い治療を行う「生命の選択」が行なわれていたのではないか?という疑い。
以上の根底には、新型コロナウィルスが肺にとりつき、これによる肺炎は肺の30%程度のダメージでは自覚症状がなく、自覚症状が出た時にはすでに重症化した状態で、ここから回復した人は日本の高度な医療体制のおかげだろうと思うからです。
そして、重症化してしまうと若いとか年寄りとかはほとんど関係なくなります。
新型コロナウィルスに感染しても症状が出ない人は、発症後2,3日が感染能力を持ったウィルス排出のピークで、この時に感染したことを知らないまま他人に感染させているのではないかと推測します。また、このタイミング以外では感染能力はほとんどないのではないかと思います。
症状が軽くても長く続いている人は、白血球とウィルスの戦いが拮抗した状態なのでウィルスを排出し続け、うまくいけば回復しますが、なにかの拍子にウィルスの増殖が優れば重症化する可能性あると思います。
ということで、新型コロナウィルスによる命の危険は、年寄りも若者も大差ないのでは?と思うよになったのですが、どう思います?
A 回答 (7件)
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No.7
- 回答日時:
補足ですが、御自身の経験とお礼に書かれていますが、間質性肺炎を発症した事があるんですか?
私も、細菌性肺炎で、去年入院していましたが、完全に回復するまでには、1ヶ月を要しました。(抗菌薬投与は、点滴で10日程度、内服薬をさらに1週間です)
細菌性肺炎ですから、細菌の除去後は、レントゲンでは、ほぼ肺はきれいな状態に戻りました。
間質性肺炎ならば、組織が回復する必要があるので、さらに期間がかかると思うのですが、いかがでしょうか?
補足の回答ありがとうございます。
私の勘違いで、間質性肺炎ではなく細菌性肺炎の経験でした。
新型コロナで肺炎が重症化すると、高齢者の場合もとの肺機能に回復する可能性は低く、若い人でも元にもどるのはかなりの期間を要するということになりそうだということを理解しました。
そうすると、軽症でも若い人の肺のダメージが20~30%あると、激しい運動ができなくなるという警鐘は必要ではないかと思いました。
No.6
- 回答日時:
お礼ありがとうございます。
回復が困難なのが、間質性肺炎の特徴です。
細菌性肺炎の場合は、間質性肺炎と異なり、肺胞の繊維化などの変異がおきません。
したがって、細菌が除去されれば、肺はきれいな状態に戻ります。
間質性肺炎の場合は、繊維化した肺胞が自然に元に戻る事はありません。
これは、特殊な治療により回復する場合もありますが、多くの場合は、その状態のままになります。
したがって、繊維化の比率により、予後の状態が異なると言う事です。
前回の回答でも記載したとおり、50%程度正常な肺が残っていれば、無理な運動をしなければ、普通の生活は可能です。
肺機能がさらに低下した場合は、酸素供給を行えば、普通の生活を続けられます。(肺気腫などの患者と同様です)
極端に繊維化が進むと、肺は固くなり、拡張が不可能になるので、呼吸が出来なくなります。(この状態では、人工呼吸器、人工心肺などが必要な重篤状態となります)
コロナウィルスによる間質性肺炎がどのような予後になるかは、まだ良くわかっていません。(日本においては、まだ予後の経過が長期間では無いからです)
コロナウィルスによる間質性肺炎で、肺機能が100%回復した患者がどの程度いるのかも、公表されていません。
若ければ、原因であるウィルスが除去されるか、抗体でウィルスの活動が抑えられれば、徐々に肺機能が回復する可能性は高いでしょう。
No.4
- 回答日時:
細菌性肺炎と間質性肺炎の大きな違いは、間質性肺炎が、肺胞自体が破壊されて、肺機能の回復が出来ないと言う事です。
これは、ウィルスが肺に感染した時に、肺自体を破壊しながら増殖する為です。
細菌性の場合は、肺の中で細菌が増殖して、肺の内部に水が溜まって、肺の機能が阻害されます。
細菌を抗菌薬(抗生物質)で死滅させれば、水は徐々に排出され、最終的に肺はきれいな状態に戻ります。
肺自体は、健康な状態であれば、50%程度が残れば、通常の生活は送れます。(昔は、肋膜炎などで、肺を半分除去した人もいました)
なお、肺機能の阻害で呼吸困難になるまでの時期は、心肺機能により異なり、心臓の機能低下がある場合は、25%程度が機能しない状態で、ほぼ呼吸困難になり、酸素供給が必要になります。(この程度であれば、酸素供給のみで、安静状態は維持できます)
ウィルスによる間質性肺炎の場合は、ウィルスの除去が不可能な場合は、どんどん進行し、酸素供給では、呼吸の維持が困難になり、人工呼吸器の使用が必要になります。
したがって、ウィルス性の間質性肺炎の治療に必要なのは、人工呼吸器を使用するような状態になる前に、ウィルスの活動を止める事だと言えます。
現在は、ウィルスの活動を止める為の薬を探している状態です。
当然ながら、ウィルスに対する抗体は、体内で生成されますが、若者と老人では、抗体の活動には、大きな違いがあります。
したがって、老人の場合は、いくら治療を行っても、特効薬が無い場合は、その効果が得られない場合が多いのは、確かでしょう。
若者だから、重篤にならない場合も多いですが、重篤になっても、体力による回復力が大きい分、生還する可能性は高いと言えます。
もちろん、個人差はありますから、若者でも体力や抗体の活動力が低い場合は、治療の効果が表れない場合もあります。
回答ありがとうございます。
非常に詳しい説明をいただきありがとうございます。
ご説明いただいた中でわからなかったのは、肺胞が再生しないかのような印象を受けたのですが、私の経験では肺機能が60%程度に低下しても完治して1カ月もすれば肺機能はほぼ100%に戻るので、再生しているのではないかと思うのですが、いかがでしょうか?
No.2
- 回答日時:
肺は再生しない臓器ですからねぇ・・・
一律に寿命が短くなるとは思いませんが、
若くても感染後に肺に負荷のかかる運動とかすれば肺胞が炎症起こしやすいし、その部分が不活性化するかも。
ゲームじゃないけど、コロナでライフポイントが20減るとして、
年寄りで、手持ちが既に20個以下だとコロナ一発で無くなってゲームオーバー。
若い子は、今 100持ってて耐えるけど、80に減るから、同じく歳をとった時には劣勢。
回答ありがとうございます。
ゲームのライフポイントに例えて、やっぱり年寄りの方が命の危険は大きいとのご指摘ありがとうございました。
No.1
- 回答日時:
現在、ご存じのように新型コロナに対しては特効薬がありません。
特効薬もないのに治癒した人がいるのはなぜか、不思議ですよね。
これは体の中の免疫機構がはたらいて、そのウィルスを抑え込んだのですよ。
では免疫機構は老若男女とわず同じなのか、そんなことはありません。
個人差はあるものの、若い人の方が免疫機構が強力です。
当然、免疫機構が弱い老人の方が若者よりもダメージが大きいです。
ですので、「年寄りも若者も大差ない」ことはありません。
なお、
>発症後2,3日が感染能力を持ったウィルス排出のピークで、この時に感染したことを知らないまま他人に感染させているのではないかと推測します。また、このタイミング以外では感染能力はほとんどないのではないかと思います。
とのご意見は現在のところ根拠がありません。
むしろ一般的にウィルスは発症する前の潜伏期間の時の方が感染力が強力なんですよ。
もちろん、今回のウィルスがどうなのかわかりませんが、現時点では予断をすべきではないでしょう。
早速の回答ありがとうございます。
暗くなってから一寝入りして起きたら、NHKで志村けんさんの追悼番組やってたので、それが見終わってパソコン開いたもので・・・。
ご指摘のとおり、根拠のない妄想に真摯に回答していただき、ありがとうございました。
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肺機能検査の概要は、以下のホームページをご覧ください。
https://www.jrs.or.jp/modules/citizen/index.php? …
間質性肺炎について
細菌など菌が原因の肺炎とウィルスが原因の肺炎は全く別ものと勘違いしてしまいましたが、どちらも同じです。
それに対して、間質性肺炎は特殊で通常の肺炎とは全く違うようです。
我々素人はブドウの房をイメージするとわかりやすいと思います。
ブドウの一粒一粒が菌やウィルスに食べられるのを通常の肺炎で、ブドウの実を食べつくして固い枝のようなところを食べられると間質性肺炎になると思えば良いようです。
新型コロナウィルスが原因の肺炎のほとんどはぶどうの実に相当する肺胞がやられる肺炎と考えて良いと思います。そのため、多くの人は病気から回復して1,2か月程度で肺機能は元にもどると考えて良さそうです。
質問を締め切ります。
回答のなかに「命の選択」に言及された方がいなかったのは、ちょっと驚きでした。
これは、東日本大震災などの時に医療現場で行われた重傷者と軽症者を振り分けるという平和な世界のものではなく、医療従事者にとっては非常に厳しい選択を迫られる内容ではないかと思います。
たぶん、過去の戦争現場などでは、普通に行われていたことだと思います。