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初めまして。声楽を学んでいる者です。声楽には腹式呼吸とお腹の支え(横隔膜が下がった状態をキープしながら歌うこと)が必要だといわれます。それによって良い声が出るからだと先生は言います。横隔膜を使ったら、確かに安定した良い声が出るのは自分の声だけを客観的に聴いて分かる気はします。ただ、私の身体の中で何が起こって良い声が出てるかは全く分かりません。
ただ単に「横隔膜が下がった状態をキープしたら、安定した良い声が出る」と言われても、それは答えになっていませんし、それだけでは納得できません。
腹式呼吸や横隔膜による働きから、人の身体の構造上、どのような状態になるから良い声(声量豊か・音程が正確で安定しているオペラ歌手のような声)が出るのかを具体的に知りたいです。あいまいな分かりにくい答えではなく、医学的に立証されているような答えを求めています。どうぞよろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

医学の方が本業で、趣味で合唱を本格的にやっています。

なのでベルカントに関してはあまりわかりません。

とりあえず、合唱は高校の頃から始めていろいろな声楽家の先生のレッスンを受けているんですが、医学を学んでから思うことは、結局「よくわからない」ということですね。
まず、声楽では「横隔膜が下がった状態をキープしたら、安定した良い声が出る」と言いますが、解剖・生理学的には横隔膜が下がった状態では胸腔内が陰圧になり、肺に空気が流入しますから息は吐けません。でも確かに横隔膜が下がった状態をキープというイメージ歌うとで声と音程が安定するのは私も経験的にそう思います。
ですから、横隔膜を下がった状態というのはイメージ程度にしておくのがいいと思うのです。別に声楽家の解釈に文句をつけるわけではないのですが、医学的にファンタジーな部分があっても仕方ないのかなぁと思います。


ちょっと医学的な要素と私の経験を交えて、私なりの声楽における「横隔膜を下げてキープ」について解説してみたいと思います。

「横隔膜を下げてキープ」を実践する時にはお臍の周りから下腹部にかけて圧力がかかりますよね?それは腹筋群が収縮して腹腔内の圧力が高まっている状態なのです。腹腔内が陽圧になると横隔膜は当然押し上げられる力を受けます。これは「下げて」キープということに矛盾します。ですが、腹圧による補助により呼気が安定することは考えられます。呼気が安定すれば当然のことながら歌声は安定します。ちょっと医学的に言うと、肺活量を増やす(有効に肺の空気を使う)ことにつながるんですね。
つまり「横隔膜を下げてキープ」というのは腹式呼吸を歌唱に応用するためのイメージなのだと私は解釈しています。

また、よい発声をするためには姿勢も大事だと思います。姿勢が悪いと下半身の支えがなくなり、呼吸の際に胸郭の周りの筋肉や肩の筋肉に余計な力がかかります。上半身が硬直すると締め付けられたような発声になります。声楽で姿勢についてもうるさく言われますが、これは医学的にも理にかなっていると思います。
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胸郭が広がるからでしょう。

共鳴に影響しますし、肺はいっぱいに拡張した状態で少しずつ呼気を行うわけですから、声は安定するのでしょう。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。

>肺はいっぱいに拡張した状態で少しずつ呼気を行うわけですから、声は安定する

さらに質問させていただいて恐縮ですが、胸郭が拡張した状態で少しずつ呼気を行うとなぜ声が安定するのでしょうか。

どうぞよろしくお願いします。

補足日時:2007/12/14 17:53
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