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群の剰余群や指数について今勉強していて、持っている参考書にあまり載っていないので、ネットでいろいろ調べていたんですが、
「Gが群でHがその部分群の時、指数[G:H]が2ならHは正規部分群になる」のが当たり前のように書いてあるのですが、これがわかりません。

正規部分群はxH=Hxが成立することから導くのでしょうか?

説明がつたなくてすいません。教えてください。よろしくおねがいします。

A 回答 (3件)

指数2だから剰余類はH,G-Hの二つだけ。


従って、xがHに含まれなければ
xH=G-H,Hx=G-HだからxH=Hx。
xがHに含まれれば当然xH=Hx。
よって、正規部分群になる。
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指数[G:H]が2なら



Hに属すx∈Gについて
xH=H、Hx=H
となることより

またHに属さないx∈Gについて
G=H∪xH またG=H∪Hx(H∩xH=Ф,H∩Hx=Ф)
となることより

xH=Hxとなるのではないでしょうか。
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Hを指数2のGの部分群とするなら、もしx∈HならxH=Hになりますし(部分群だから当然ですよね)、Hx=Hでもあります(これも明らか)。

またxがHに入っていなければ、当然xHのどの元もHに属しませんし、同じくHxのどの元もHに属しません。今、Hは指数2の部分群を仮定しているのだから、G=H+xH(あるHに属さないxを用いて)と分解できます。あるいは同じxを用いてG=H+Hxです。このことからxがHに入っていようがいなかろうが、xH=Hxが導かれ、正規部分群になるのです。

指数が3以上の場合は一般にこのようなことは出来ません。
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