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【4つの集合】
次の問題を解いていただきたいです。
自分でやってみたのですが、4つの集合になっていてベン図の使い方がわからずド・モルガンの法則もどのように4つの集合に用いるのかもわからず解けません。
よろしくお願いいたします。


50人のクラスで,物理,化学,生物,地学が選択必修で,いずれかの科目を受講しなければならない.ただし,複数の科目を受講することも可能である.物理は40人,化学は34人,生物は25人,地学は20人受講している.また,物理と化学,物理と生物,物理と地学,化学と生物,化学と地学,生物と地学を受講している人はそれぞれ28人,16人,13人,19人,12人および9人であり,物理と化学と生物,物理と化学と地学,物理と生物と地学,化学と生物と地学を受講している人はそれぞれ11人,8人,7人および6人であった.このとき,4科目とも受講している人数を求めよ.

A 回答 (2件)

2つの集合や3つの集合についてのベン図はときどき見かけますが、4つの集合のベン図をかくのは難しそうです。


そこで、ベン図とともによく使われる和集合の要素の個数を表す式
n(A∪B)=n(A)+n(B)-n(A∩B)
n(A∪B∪C)=n(A)+n(B)+n(C)-n(A∩B)-n(B∩C)-n(C∩A)+n(A∩B∩C)
この2つの式を拡張して4つの和集合の要素の個数を表す式を考えます。

n(A∪B)=n(A)+n(B)-n(A∩B)

この式は、n(A)+n(B)からだぶっている部分 n(A∩B) を引くことで n(A∪B) が求まります。

n(A∪B∪C)=n(A)+n(B)+n(C)-n(A∩B)-n(B∩C)-n(C∩A)+n(A∩B∩C)

この式は、n(A)+n(B)+n(C)から2つの集合のだぶっている部分 n(A∩B)、n(B∩C)、n(C∩A) を引くことでだぶりを解消します。
しかし、3つの集合のだぶっている部分 n(A∩B∩C) については、n(A)+n(B)+n(C)で3回足し、-n(A∩B)-n(B∩C)-n(C∩A)で3回引くので、1つもカウントしていないことになります。
よって、最後に n(A∩B∩C) を加えることで、n(A∪B∪C) が求まります。

4つの集合について同様に考えます。
n(A∪B∪C∪D)=n(A)+n(B)+n(C)+n(D)-n(A∩B)-n(A∩C)-n(A∩D)-n(B∩C)-n(B∩D)-n(C∩D)+n(A∩B∩C)+n(A∩B∩D)+n(A∩C∩D)+n(B∩C∩D)-n(A∩B∩C∩D)

n(A)+n(B)+n(C)+n(D)から2つの集合のだぶっている部分 n(A∩B)、n(A∩C)、n(A∩D)、n(B∩C)、n(B∩D)、n(C∩D) を引くことでだぶりを解消します。
このときに、3つの集合のだぶっている部分、n(A∩B∩C)、n(A∩B∩D)、n(A∩C∩D)、n(B∩C∩D)について考えます。
例えば、n(A∩B∩C)については、n(A)+n(B)+n(C)で3回足し、-n(A∩B)-n(B∩C)-n(C∩A)で3回引くので、1つもカウントしていないことになります。
よって、n(A∩B∩C)を加えます。同様に、n(A∩B∩D)、n(A∩C∩D)、n(B∩C∩D)を加えます。
ここで、4つの集合のだぶっている部分 n(A∩B∩C∩D) については、n(A)+n(B)+n(C)+n(D)で4回足し、-n(A∩B)-n(A∩C)-n(A∩D)-n(B∩C)-n(B∩D)-n(C∩D)で6回引き、
n(A∩B∩C)+n(A∩B∩D)+n(A∩C∩D)+n(B∩C∩D)で4回足しているので、4-6+4=2で1つだぶっています。
よって、最後に n(A∩B∩C∩D) を引くことで、n(A∪B∪C∪D)
が求まります。

物理,化学,生物,地学の履修者の集合をそれぞれ、A、B、C、Dとします。
n(A)=40 , n(B)=34 , n(C)=25 , n(D)=20
n(A∩B)=28 , n(A∩C)=16 , n(A∩D)=13 , n(B∩C)=19 , n(B∩D)=12 , n(C∩D)=9
n(A∩B∩C)=11 , n(A∩B∩D)=8 , n(A∩C∩D)=7 , n(B∩C∩D)=6
50人のクラスで,物理,化学,生物,地学が選択必修で,いずれかの科目を受講しなければならないので、n(A∪B∪C∪D)=50
下の式にあてはめます。
n(A∪B∪C∪D)=n(A)+n(B)+n(C)+n(D)-n(A∩B)-n(A∩C)-n(A∩D)-n(B∩C)-n(B∩D)-n(C∩D)+n(A∩B∩C)+n(A∩B∩D)+n(A∩C∩D)+n(B∩C∩D)-n(A∩B∩C∩D)
50=40+34+25+20-28-16-13-19-12-9+11+8+7+6-n(A∩B∩C∩D)
n(A∩B∩C∩D)=4
4科目とも受講している人は4人です。
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