中国産人参から赤い汁？

中国産人参を買いました。国産より赤みが強いのですが、切っているとまな板に赤い汁が移りました。普段買っている国産人参だとこういう事は無いと思うのですが、まな板に付着した赤いものは意図的に着色しているのではないかと、健康面状　大丈夫なのか不安になりました。
ご存知の方がいらっしゃいましたら教えてください。

No.1 ベストアンサー 回答者： 真魚 回答日時： 2020/07/11 10:15

人参をはじめ、多くの野菜に豊富に含まれているカロテノイドという色素が黄・橙・赤色を呈します。

アルファカロテン、ベータカロテンはビタミンAの全駆物質（体内でビタミンAに変わる）です。重要なビタミンでもあります。

カロテン
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/d …

カロテノイドには色々な種類があり色調が違います。
色の違いや濃さはその品種に多く含まれている色素の種類や量によります。

日本で一番多く栽培されている西洋人参は黄色寄り。
昔ながらの金時人参は赤色寄りです。
白いまな板の上で切るとかなり色が移ります。洗えば落ちます。

No.4 回答者： のなつぺ 回答日時： 2020/07/12 15:17

国産人参でもステンレス包丁でカットすると水分にオレンジ色が出ることがあります。

着色はされていないと思いますが、カット部分から色素が出ることはあります。

No.3 回答者： 真魚 回答日時： 2020/07/11 10:34

ちなみに、ニンジンから抽出した色素は、食品添加物（着色料）として、多くの加工食品に使用されています。

ニンジンだけでなく、生鮮野菜に着色料や漂白剤などの食品添加物を使用することは禁止されています。調理用素材野菜（加工食品）に食品添加物を使用した場合は容器包装に明記することが義務付けられています。

ということで、日本で売られている中国産ニンジンが着色されていることはあり得ないでしょう。わざわざ添加物のコストをかけるのは無駄ですから。


既存添加物名簿（厚生労働省）

番号： 238

品名： ニンジンカロテン（ニンジンの根から得られた、カロテンを主成分とするものをいう。）

別名： キャロットカロチン、キャロットカロテン、ニンジンカロチン、抽出カロチン、抽出カロテン

簡略名または類別名：
　カロチノイド、カロチノイド色素、カロチン、カロチン色素、カロテノイド、カロテノイド色素、カロテン、カロテン色素

基原・製法・本質：
　セリ科ニンジン（Daucus carota LINNE）の根の乾燥物より、熱時油脂で、又は室温時若しくは微温時ヘキサン、アセトン若しくは加圧下二酸化炭素で抽出して得られたものである。主成分はカロテノイド（カロテン等）である。黄色～橙色を呈する。

用途： 強化剤、着色料

備考： Carrot carotene

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昔は「カロチン」（ドイツ語：Carotin）と呼んでいました。
今は「カロテン」（英語: carotene）と呼びます。

この回答へのお礼

わざわざコストをかけて着色しない、で納得しました。
以前、厨房で働いていた時、業務用中国産フキの缶詰がかき氷のシロップみたいなドギツイ緑色の液体に着けられていたのを見ていたので心配になってました。
生野菜に着色はしないことになっている、フキ缶詰は加工品なので着色されていたのですね。

詳しい回答をしてくださった青魚様をベストアンサーとさせて頂きました。
他の回答をくださった皆様も大変ありがとうございました。

お礼日時：2020/07/13 13:01

No.2 回答者： mi09 回答日時： 2020/07/11 10:18

中国産に限らず　外国からの輸入品には

厳格な検査が　各品目毎に定められています。

一般的な食卓に並ぶのですから　当然そのような検査をクリアした
食物だと思いますので　大丈夫だと思います。
人参は　国産でも切った後　まな板の材質や劣化によっては　そのような
色がつくことも珍しくありません。

後は　包丁が鈍磨していると　組織をかなり痛めてしまうため　色が出る事もあります。
包丁を研いで見ても良いと思います。