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詳しく教えてください。

A 回答 (3件)

〇「水」とは水分子が集まったもの。



「水」は、水素原子(H)2個と酸素原子(O)1個が結びついてできた水分子(H2O)が集まったものです。水分子と水分子はプラスとマイナスの電荷で結びついていますが(水素結合)、その結合力は弱く、集まった水分子は離れたりつながったりと、流動的に動いています。

〇人間の体の約6割を占める水。

水は体の構成成分に占める比率が最も高く、成人男性の場合には体重の約60%を占めています。そのほかの構成成分は、たんぱく質が約20%、脂質が約15%を占め、ミネラルが約5%、糖質が約1%となっています。成人女性の場合は体脂肪が多いので、水の占める比率は約55%と成人男性よりも少なくなります。また、胎児期では80%以上、新生児・乳児期では70~75%、高齢者では50%と、水の占める比率は年齢によっても大きく変化します。
体内の水のうち、約3分の2が細胞内液として、残りの約3分の1は血液や組織間液などの細胞外液として存在しています。

〇水は栄養素や老廃物を運び、体温調節などに関わる。

体内の水は、電解質を溶解する、体温の維持・調節、溶媒となる、血液の流れの円滑化、という重要な役割を担っています。

〇電解質を溶解する。

体液のうち、細胞外液には主にナトリウムイオン(Na+)や塩化物イオン(Cl-)など、細胞内液には主にカリウムイオン(K+)などの「電解質」が溶け込んでいます。電解質とは、水などの溶媒に溶けたときにプラスの電荷を持つ原子(陽イオン)とマイナスの電荷を持つ原子(陰イオン)に分かれ、溶けた液体に電気を通させる物質のことです。例えば、食塩が水に溶けた場合には陽イオンのナトリウムイオン(Na+)と陰イオンの塩化物イオン(Cl-)に分かれます。

水は誘電率(分子が陽イオンと陰イオンに分離する、分極の度合い)が高く、電解質の溶解性が高いので体内の電解質濃度や浸透圧を調節するのに都合のよい物質だといえます。また、誘電率が高くなるほど、ほかの分子の陽イオンや陰イオンと反応しやすくなります。

〇体温の維持・調節。

水は比熱が大きく、温まりにくくて冷めにくいという性質を持っています。人間は体に占める水の割合が大きいので、周囲の温度変化による影響を受けにくく、体温の維持に役立っています。
また、水は蒸発熱が大きく、液体から気体に変わるときに必要な熱量も大きいので、汗が蒸発するときに効率的に熱が奪われ、体温をうまく調節することができるのです。

〇溶媒となる。

水はさまざまな物質を溶かすのにすぐれた溶媒です。体内では、細胞内液や細胞外液を構成し、生化学反応が起こりやすいように環境を整えています。また、栄養素の輸送や老廃物の排出のための溶媒として機能しています。

〇血液の流れの円滑化。

水は溶液の流動性に関わっている粘性が低く、体内の血液の流れを円滑にしています。

〇体に入る水と体から出る水。

私たちは毎日水分を摂取し、尿や汗などとして体外へ排出しています。健康な人の場合、体外に排出された分の水を補給することで、体内の水分量が一定に保たれるよう調節されています。

1日に必要な水分量は、年齢や性別、身体活動レベルなどにより個人差もありますが、活動量が少ない成人男性の場合で約2,500mlです。このうち、約1,200mlは飲み物から、約1,000mlは食べ物からとり入れています。食べ物では、汁物など水分を多く含むものが主な水分補給源と思うかもしれませんが、ごはんやお肉、野菜などの食品にも水分が含まれています。また、残りの約300mlは、体内で栄養素を代謝する際に産生される代謝水です。

一方、排出される水分は、尿や便として排出される量が最も多く、1日あたり約1,600mlです。そのほかに、呼吸や皮膚からの蒸発で約900mlの水分が排出されています。
通常は摂取する水分量と排出する水分量は一定に保たれていますが、ひどい嘔吐や下痢など、非常に多くの水分を失うこともあります。このような場合に適切な水分補給が行われなければ、体内の水分量のバランスが崩れ、脱水が起こることがあります。
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主に細胞内水分。


後は血液、リンパ液など移動用の水分。
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身体の60パーセントは、


水分です…

血液や細胞内に含まれてます!

少し自分で調べましょう!!
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