No.3ベストアンサー
- 回答日時:
1. キは 用言(動詞)の来ルの体言法(名詞形=連用形)であり 《自
分の側に近寄る》という意味があります。
2. 補充用言のキは 回想の助動詞として《回想したものごとが そのい
ま確実に記憶にのこっている》と言おうとするものです。
2-1. たとえば《逢わざりキ》と言えば 《逢わなかったということの
想いが いま確実に記憶にある》という。
3. そうしますと 聞クのキも同じようにそれは 《耳に・つまり聴覚な
る感官にその音声がやって来ている》さまを言うと推し測られます。
4. 聞クないし聞キは 末尾の音節にもその同じキという語(ないし形態
素)をつらねたものだと考えられます。
5. すなわち 《聴覚なる刺激が――むろん音声として――われに確実に
起きているしそのことを意識として確認しつつ 知っている》と言っている。
6. 確認が自覚を生んでいる。
7. 聴覚現象が確実に起きていて その感性が何かの事柄を言わば証拠立て
るとすれば それは意味として《効く・利く》である。
☆ そんな原形があったのではないかと推測されますまいか。
早速の御解答ありがとうございます。
「きく」には①まず主要な働きとして<聴覚現象が確実に起きている>のですね。
②として<《効く・利く》>が発生・引き起こされる、のですね。
すなわち、「きく」には主要な<聞く・聴く>ばかりでなく、派生的に「効く」・「利く」も含まれている、のですね。
No.2
- 回答日時:
その頃の言葉遣いは推定することはできても、文字がないため記録できなかったので、どのように使っていたか、説明できるひとはいません。
本当に「きく」を使っていたかも分かりません。それに相当する音声による伝達手段はあったかも知れませんが、それが身振りや物まねだったかも知れません。記録という、分かる方法がないのだから。早速の御回答ありがとうございました。
残念ながら<記録という、分かる方法がない>のですね。
憶測するに<身振りや物まねだったかも知れません。>ですね。
No.1
- 回答日時:
予想の域ですが、色々な意味の『きく』などという動詞言葉はずいぶん近年にできたので、それに代わる言葉の表現方法が個々に存在していたと思われます。
土器などを作るなど技術力があったので、知能的にも意思疎通は普通に問題なくとれていたと思います。
早速の御解答ありがとうございました。
<色々な意味の『きく』などという動詞言葉はずいぶん近年にできた>のですね。
<それに代わる言葉の表現方法が個々に存在していた>のですね。
縄文・弥生時代にはいろいろな言葉がf個々に存在していたが、最近新しい「きく」に統合された、ということですね。
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