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1回往復だけの時間を調べるよりも、10回往復した時間を10で割った方が正しい結果を調べられるのはどうしてですか?
よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

1回測定しただけだと、「周りの一時的な変化(測定時にたまたま地震で揺れたとか)」や


「最初に振り子から手を離すときに力がちょっと入っちゃった」とかが測定結果に影響するかもしれないからでしょう。
10回同じことを繰り返して(このとき10回ともなるべく“同じ状態・操作…など”で実験するように気をつける)、平均をとることでそういった影響を少なくすることができます。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました。

お礼日時:2020/10/28 00:16

ちょっと難しい話になります。



時間を手作業で計るときに、少しだけズレてしまうのです。

例えば、分かりやすく1秒ズレるとしましょう。
実際の1往復の時間が4秒なら、
 3秒
または
 5秒
として計ることができます。

では10往復の場合は?
1往復4秒なら10往復で40秒。計った時間は39秒か41秒。
1往復の時間として計算すると
 3.9秒
または
 4.1秒。

ね?
1往復よりも10往復した時間を計って10で割ったほうが、
実際の時間に【近い時間】になりますよね。

・・・
手作業で計るときは0.1秒とか0.2秒のズレで1秒もズレることはありませんが、
考え方は同じです。

これは中学生以上になると「誤差」として「数学」で習います。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました。

お礼日時:2020/10/28 00:16

たとえば、10cm5mmの長さのものがあるとしましょう


mmまで測れる普通の定規を持っていれば この長さをはかることはできるはずです
しかし、cm単位までしかメモリがついていないメジャーなどしかない場合はどうでしょうか?
10cmまでは知ることができますが5mmは目分量になってしまい
人によっては10cm4mmとか、あるいあh10cm6mmと読み取ってしまうかもしれません
このことから、測定器(ものさしなど)の目盛りの様子によっては
正確に測れたり測れなかったりすることが起きてしまうのです
では、この場合どうすればよいでしょうか?
10cm5mmの長さのものものを10こ横一列に並べてみます
すると、10cmx10=100cm 5mmx10=50mm=5cmですから
10個分の長さは100+5=105cmになります
こうなると、メモリがついていないmm単位は無関係になりますから
cm単位までのメジャーでも 105cmが正確に測れるというわけです
で、1個分の長さは10で割って 105÷10=10cm5mmがわかります
もし不安なら 100個並べて測り、あとで100で割ればよいでしょう
結局 多数並べることによって物の長さの単位がmmからcmに繰り上がるので正しい測定がしやすくなるというわけです

振り子の例でもおなじこと
1往復の時間が1.001秒であったとします
これを正確に測れる測定器(ストップウオッチなど)はなかなかありません
では10往復ならどうでしょう
1.001x10=10.01秒
これなら手元のストップウォッチでも頑張れば測れそうですよね
なんなら1000往復の時間にして
1.001x1000=1001秒
これならだれでも測れそうです
このように1往復より10往復より
10往復よりは1000往復
とすれば、秒数の小数点の位置が変わってくるため
計りやすくなり正確性が増してくるのです
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました。

お礼日時:2020/10/28 00:16

実験や観察に重要なのは「再現性」、いつやっても同じ結果が得られることです。

できるだけ誤差を小さくすることです。そのためにはサンプル数がある程度必要になります。

一度の結果を過信するのは、極端な例だと一度のジャンケンでグーで勝った人が、「ジャンケンではグーが必勝、証拠はオレ」と結論づけてしまうようなものです。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました。

お礼日時:2020/10/28 00:16

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