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物理基礎の教科書を見ているとふと思ったのですが、【平面上の速度の合成】とは言いますが【平面上の速度の分解】とは言わないですよね。何故なんでしょうか?

A 回答 (4件)

他の方々も言われているように、速度の<合成>も<分解>も


使われています。

しかし、合成はよく聞くのに対し、分解をあまり耳にしないのは
次の理由からと考えられます。

平面上に二つの速度ベクトルが有った場合には、それらの始点を
重ね合わせて、平行四辺形を作図し、その対角線を結べば合成速度は
「一意的」に定まります。

これに対して、一つの速度ベクトルの分解は可能性が無限にあるために
分解ベクトルは定まりません。
分解の時には、必ず基準座標を定めた上で作業する必要があります。

言換えれば<合成>と<分解>は、四則演算の逆算のように対等では
ないのです。【平面上の(基準に選んだ座標XYに対する)速度の分解】
と言う必要が出て来るのです。
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この回答へのお礼

わかりやすかったです。
しっくり来ました。
ありがとうございます……!!

お礼日時:2020/12/22 23:07

高校の物理では、二次元(平面上)での速度を前提としているので、速度を分解するときには平面上での分解以外はできません。

たとえば、紙の上に速度ベクトルが描いてあってそれを分解するような場合、分解後の速度成分もまた紙面上にあります。高校レベルでは間違っても分解後の速度成分が紙面から離れるような向きに出てくるようなことはありません。だからわざわざ平面上で、と断る必要はないんです。
高校物理から一歩進むと、3次元空間での速度を扱うことができますが、3次元空間では速度の分解はいろいろな方向(立体的にも分解できるし、平面上への分解もできる)にできます。このような場合、状況によっては「平面上での速度の分解」という表現が使われるケースもでてきます。
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この回答へのお礼

なるほど...!!
ありがとうございます!

お礼日時:2020/12/22 23:06

いいますよ。


ベクトルですから、合成も、特定方向の複数の成分に分解することもできます。
よくあるのは、「投げ上げ」の初速度を「鉛直方向と水平方向に分解する」といった場合でしょう。

こんなケース。
https://physnotes.jp/exercises/shahou_alpha/
https://www.manabino-academy.com/%E9%80%9F%E5%BA …
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この回答へのお礼

サイト拝見しました。
分かりました!
ありがとうございます……!!!

お礼日時:2020/12/22 23:06

「平面上の速度の分解」に相当することは、言っていたと思います。

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この回答へのお礼

なるほど。ありがとうございます。

お礼日時:2020/12/20 16:09

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