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韓国の国民性とか朝鮮人の民族性を考える上でウリとナムの感覚を知っておくことが大切とよく言われるし、ネットなどでもウリとナムの概念の説明とか出てきますがイマイチよく分かりません。
田中明「常識的朝鮮論のすすめ」の中で、少年時代に日帝支配下の朝鮮半島に住んでいた田中明さんの思い出話が書かれていて、
近所の朝鮮人の子供たちと遊んだのですが、
朝鮮人の子供たちは田中明さんに「お前ら日本人は俺たち朝鮮人を差別して低く見やがって、ケシカラン!」と怒ったりするのですが、
ニュースで日本軍が勝った報道がされると
「日本万歳!我々大東亜の力は、素晴らしい!」と、日本人以上に喜んでいたそうです。
田中明さんは子供心にも日本ケシカラン!と怒る朝鮮人が、日本万歳!我々大東亜の力は、素晴らしい!と日本人以上に日本軍の活躍を喜んでいるのがよく分からなくて、朝鮮人の少年たちと付き合っていて混乱した、と書いてましたが、
たとえば、
この「お前ら日本人は俺たち朝鮮人を差別して低く見やがって、ケシカラン!」と怒ったりする感覚がナムで、ニュースで日本軍が勝った報道がされると
「日本万歳!我々大東亜の力は、素晴らしい!」と、日本人以上に喜ぶ感覚がウリで、
一般的な朝鮮人はそのウリとナムの感覚を一人の朝鮮人の中に両立させているということですかね?
一般的な日本人、たとえば田中明さんなどはそのウリナム感覚がよく分からないので混乱した、ということですかね?

A 回答 (4件)

https://repository.tku.ac.jp/dspace/bitstream/11 …

安田吉実・孫洛範共編『韓日辞典』(民衆書林,1989年)によれば,
ウリは「我,我々,うち」,
ナムは「自分以外の人,人様,他人」とある。

「ウリ」の一番狭い意味は,「自分」であるが,一般には「我々」という意味で,ある集団を表す言葉である。
韓国では,上から下に命令が下される縦糸としての権力社会に対して,横糸としての血族的繫がりがあると考えた。韓国は,まずは血縁を中心とした集団社会である。 ウリは血縁の近い方から,家族,堂内(タンネ:4代祖血族),門中(ムンチュン:分派祖血族),宗族(チョンチン:同本同姓血族)があり,これが「第一次ウリ集団」である。ウリの基本概念は,飢餓のときに助け合う「共同会食」(commensality)である。 現在の韓国人は趣味仲間や友人・知人という人達をウリに入れる傾向が強い。
ウリにある人には,儒教文化が支配し敬語を使うべき時は敬語を使い,礼を尽くすべき時は礼を尽くす。親密になればなるほど本音で話す。親しい友人同士では甘えあう。迷惑をかけることができる間柄が本当の親友である。

ウリに対して,ソトにいる人々はナムと呼ばれている。ウリという言葉は韓国人の間では頻繁に使われるが,ナムというのは特に頻繁には使われない。
ナムは必ずしもウリの正反対の言葉でない。
ナムとは無関係な人・赤の他人で,彼ら・ナムがどうなろうと関心がない。ナムに対しては,韓国人は,一般に排他的,無礼,冷淡で道徳がない。そして彼らを信じない。ただし実際にコミュニケーションをすることになれば,単に建て前でそれなりにそっけなく応じる。
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>この「お前ら日本人は俺たち朝鮮人を差別して低く見やがって、ケシカラン!」と怒ったりする感覚がナムで、ニュースで日本軍が勝った報道がされると


>「日本万歳!我々大東亜の力は、素晴らしい!」と、日本人以上に喜ぶ感覚がウリで、

少し違います。ウリは自分サイド、ナムは他者サイドです。ウリは同じ意識を持てる集団で、シチュエーションによって韓民族だけ、東洋人とか色々変わります。

なので、「お前ら日本人は俺達朝鮮人を」の場合、ウリは朝鮮人、ナムは日本人です。朝鮮人は差別を受けているかどうかの事実は別にして、差別されていると感じている(勘違いしている、酔っているを含む)朝鮮人全体であって、差別している(に違いないと朝鮮人が思いこんでいる)日本人がナムになるのです。

「日本万歳」のときは、ウリは日本人(外地日本人を含む、というか意識では外地日本人メインで、内地日本人を含めている)で、ナムは連合国です。

>一般的な朝鮮人はそのウリとナムの感覚を一人の朝鮮人の中に両立させているということですかね?

都合よく使い分けるのですが、傍から見れば矛盾だらけ、彼らにとっては何の矛盾もないということですね。

>一般的な日本人、たとえば田中明さんなどはそのウリナム感覚がよく分からないので混乱した、ということですかね?

「お前ら、常日頃の日本に対する僻みはどこに行ったんだ」系ですね。自分の立ち位置をご都合主義で移動し過ぎという奴です。それは今でも日常的に観測することができます。
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日本や朝鮮を含む一つの集団において


その集団外がナムで
集団内の差別云々がウリなんでしょう。
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そういうことですね。


「ウリ」と「ナム」の境界は、その場その場で無限に変化します。
それ自体は、どこの国・民族でも普通にあることです。

しかし、その振れ幅が非常に激しいわけです。
例えば韓国内の「保守派」「進歩派」は歴代大統領のほとんどが監獄送りになったり、暗殺・自殺・亡命などに追い込まれるなど、非常に苛烈ですが、反日になると進歩派も保守派も一緒になって、史実の捏造などしてまで苛烈に妄言を吐きまくります。

その振れ幅の激しさは、傍目からみると、矛盾だらけなのですが、矛盾を矛盾と感じない感性が、朝鮮民族の特徴ということになるのでしょうか。
基本的にウソまみれの世界なのだと理解しなければ、辻褄が合わないということかもしれません。

事実を事実として認めるのではなく、その場の感情に合わせて事実を改変する人々、敵味方を瞬時に激しく組み替える名人たち、という解釈も成立するかもしれません。
おそらく、何事も正悪・敵味方を明確にしてその中間のグレーゾーンを認めないこと、そしてそういった区分けを場面や状況の変化に応じて、一瞬で組み替える人々。そういうことなのだと思われます。
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