天使と悪魔選手権

薄層クロマトグラフィを1次元ではなく2次元にする利点は何でしょうか。。
また、この薄層クロマトグラフィはアミノ酸の親水性・疎水性を利用した分離法なのでしょうか。そこのところも詳しく知りたいです。よろしくお願いします。。。

A 回答 (2件)

>>薄層クロマトグラフィを1次元ではなく2次元にする利点は何でしょうか。


1.最小の利点は、再現性の確認です。つまり同じ展開条件で2次元展開したときスポットが対角線上にきれいに並べば、初めにスポットした混合物が分離条件で壊れもせず、プレートも2次元方向に均一で、展開溶媒の再現性も確認できます。
2.展開溶媒を変えれば重なっていたスポットが分離する可能性が高まります。特にn-ヘキサン/酢酸エチル系しか使わないのではなく、ベンゼン-ジクロロメタン-エーテル-アセトン-アセトニトリル-等々広い範囲の溶媒を取り替えて使う場合にはかなり有効になります。
>>この薄層クロマトグラフィはアミノ酸の親水性・疎水性を利用した分離法なのでしょうか。
それもあります。また担体(シリカゲル、アルミナ、フロリジル、ケイ藻土、セルロース、逆相担体など)との親和性も効いてきます。一般にシリカゲルは酸性が残っておりアルミナは塩基性が残っています。また逆相担体には親油性があり、移動相側を極性溶媒として、極性が高いもの程Rf値が大きくなる傾向があります。

アミノ酸に限れば良い教科書があるかもしれませんが、一般に薄相クロマトグラフの展開法って扱う物質でまるきり違うのであまり他人に期待できないんですよね。
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この回答へのお礼

dog_sundayさん、本当にありがとうございました。
とても分かりやすくて参考になりました(^^)
再現性の確認というのは、まったく思い浮かびませんでした。。。

お礼日時:2005/02/17 14:12

>薄層クロマトグラフィを1次元ではなく2次元にする利点は何でしょうか。



1次元展開ではわけられないものがわかれるかもしれない.

>この薄層クロマトグラフィはアミノ酸の親水性・疎水性を利用した分離法なのでしょうか。

それはプレートと展開溶媒によりけり.

>そこのところも詳しく知りたいです。

詳しく知りたいなら,ちゃんとした教科書を探して読むに限ります.
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました。もっと調べてみようと思います。
ちゃんとした教科書というのがわからなくて、ウェブで検索しましたが、なかなか私には理解できるものが少なかったのですが、なにか参考URLなど教えていただけたら嬉しいです。

お礼日時:2005/02/16 11:25

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