家・車以外で、人生で一番奮発した買い物

日本語を勉強中の中国人です。日本の方は新年のお祝いの言葉に金運についての祝福に抵抗があるでしょうか。たとえば、「今年はたくさんもうかりますように」とか。日本の新年の時にあまり見かけない挨拶のテーマのように思います。会社同士の場合、商売繁盛の言葉はまだ見かけますが、個人同士での挨拶時に、金運にあまり触れないテーマのようですね。

実は、今日は中国の旧正月です。いま年末年始の挨拶はSNSでやりとりしているのが主流です。たくさんのお祝いのメッセージを読みましたが、少し中日文化の違いも感じました。中国人は自分の金運についての願望を素直に表現できて、ある意味でのかわいさもあるとわたしは思います。この発言についてもしお気持ちが悪くなりましたら、すみません。でも、日本の方から見て、金銭についての願望が露骨すぎて、あまり好まないでしょうか。

また、質問文に不自然な表現がありましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

A 回答 (4件)

それについては、邱永漢という作家が昭和時代に日本と中国の文化・価値観の違いのひとつとして指摘しています。



日本の習慣や価値観も年々変化してきていますが、いまだに「お金を素直に尊ぶ」という習慣は根付いていません。もちろんお金は大切なものですが、「たくさんお金が儲かりますように」という直接的な表現は避けられます。

せいぜい「商売繁盛」くらいでしょうか。もちろん真の狙いはお金で、商売繁盛はそのプロセスに過ぎないのですが、日本人はお金に対してこのように間接的な表現を好みます。

私も中国のお金に対する素直さはかわいいというか微笑ましく感じますよ。

日本人の場合、「好まない」というより、格好が悪い、下品だと思われそうといった「世間体に縛られている」のだと思います。

もっとも今となっては「そういうものだ」という刷り込みによって何も疑問に感じないだけなのでしょうが。

文化というのはそういうものではありませんか?
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。氏の「中国人と日本人」という本を昔読んだことがあります。もう一度めぐってみたいと思います。日本側の感覚を確認できてよかったです。ご解説及びその本を想起したきっかけを作っていただき誠にありがとうございました。

お礼日時:2021/02/12 23:01

たしかに、日本人は本音を言わず体裁を気にする傾向がありますね。


その意味では、中国の方のほうが素直な傾向が強いと言えるかもしれません。個人的には飾り気がなくて良いと感じます。

とはいえ日本でも、全国2位の初詣客を集める京都の伏見稲荷大社は商売繁盛の神様を祭って人気があります。
どこの国民も、お金が欲しい本音は隠しきれない、ということでしょう。

年年有余
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この回答へのお礼

ご意見ありがとうございます。大変参考になりました。伏見稲荷大社の神様は商売繁盛の神様だったのですね。初めて知りました。何年か前の旅行を思い出しました。ちなみに、今年は魚=余はちゃんと食べましたよ。中国では、余裕がありますようにという意味です^ - ^;

お礼日時:2021/02/12 23:08

日本語で書かれるとちょっと生々しいね


「たくさんもうかる」とか

中国語の恭喜发财だと、なんとなくありがたいイメージになるけど
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この回答へのお礼

早速にありがとうございます。確かに外国語で表現すると客観視できますね。ご意見ありがとうございました。

お礼日時:2021/02/12 22:50

そうですね。



金は天下の回りもの。

という諺があります。しかし、なぜか私の所には回ってきませんが、そんなことをお目出度い正月に漏らすのは下賤な発想ということになります。■
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。理解できるようになりました。率直なご意見に感謝いたします。

お礼日時:2021/02/12 22:46

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