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旧ソ連の宇宙飛行士が携行していた銃器について質問です。

旧ソ連のの宇宙飛行士は、宇宙船が着陸する場所が、シベリアの大自然の中に着陸するため、宇宙飛行士を助ける手段として、専用の銃器が作られたそうですが、ここで以下の質問です。

1.旧ソ連の宇宙飛行士が持つ銃器は、銃の種類から当てはめるなら、拳銃に属するのでしょうか?

2.以下の画像は、ロシア人宇宙飛行士のために作られた銃器、リボルバーの『TOZ-81マルス(「火星」の意)』ですが、なぜ拳銃に「火星」という名前を付けたのでしょうか?

3.2の続きですが、『TOZ-81マルス(「火星」の意)』のように、銃器に名称を付けるとしたら、どんな名称を付けるのでしょうか?


●『忘れられた兵器:ソビエト宇宙ピストル - ロシア・ビヨンド』↓
https://jp.rbth.com/science/84346-wasurerareta-b …

「旧ソ連の宇宙飛行士が携行していた銃器につ」の質問画像

A 回答 (1件)

>拳銃に属するのでしょうか?



 手で握るだけで保持して撃てるので、あくまでも拳銃です。

>なぜ拳銃に「火星」という名前を付けたのでしょうか?

 『火星』という意味のマルスは、元々はギリシャ神話の戦いと農耕の神のことです。(神が『火星』と名乗ったのではなく、大昔のヒトが火星に神の名前を付けました。)
 銃の名前なので『戦いの神』で、宇宙も感じさせるもの、というぐらいの意味ではないか?と。シベリアの大自然の中で過ごす為の銃なので、農耕の神という意味も少しはあるかもしれません。

 ちなみに、火星に戦いの神の名前がついているのは。
 『赤い星』である火星を見て、メソポタミアの民は戦火と血を連想して彼らの戦神ネルガルの名を付けましたが、それ以来、火星には各々の国や地域でその地の戦神の名を付ける様になった、という説があります。

>銃器に名称を付けるとしたら、どんな名称を付けるのでしょうか?

 国(民族)やメーカーによります。

 コルト社の『ピースメーカー』(『仲裁者』や『平和条約の調停人』の意味。西部開拓時代の世相を想像させます)や『ガバメント』(『政府』の他『支配』という意味も。軍用として採用された=政府が買い上げた銃という意味と、『逆らうヤツらはこれで皆殺し』という意味が読み取れます)などは、いかにもな感じのネーミングです。

 一方ダブル・イーグル(イーグルはアメリカの国鳥)、ブラック・ホーク(アメリカの先住民、ソーク族の酋長)、パイソン(爬虫類最大のニシキヘビ)、ダイヤモンドバック(ガラガラヘビ。アメリカの乾燥地帯によくいる毒蛇)などの様に、強そうな動物の名前を付けることもあります。

 一方クルマにVolksWagen(=国民車)と平気で付けるドイツ人は、FG42=Fallschirmjägergewehr=落下傘部隊用小銃の42年型、などと『元も子もない』ドライなネーミングを好む傾向があります。(拳銃のルガーやワルサーは、ゲオルグ・ルガー、カール・ワルサーといった設計者の名前です。)

 クルマにファントム(陽炎)とかスプライト(妖精)、エルヴァ(ELLE Va=『彼女は行くつもり』のフランス語)などと付けるロマンチストな英国人でさえ、銃にはウェブリー(設計者の名前)とかFAL(ベルギー人の設計者にちなみ、フランス語のFusil Automatique Léger=フジュ・オートマティック・レジェ=軽量自動小銃の意味)などという即物的な名前を付けます。

 ソ連の『マルス』は、神話にちなんだロマンチックな名前といえるかもしれません。
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