座標平面上に点P(t,2t)がある。点Pからx軸と直線x=2に垂線を引き、その交点をそれぞれQ,Rとし、△PQRの面積をf(t)とする。ただし、△PQRができないときは、f(t)=0とする。
1.
f(1)=[ア]
f(-2)=[イ]
t<[ウ],[エ]>tのとき f(t)=t^2-[オ]t
[ウ]≦t≦[エ]のとき f(t)=[カ]t^2+[キ]t
2.
aは正の定数とする。関数f(t)の0≦t≦aにおける最大値が1であるようなaの値の範囲は
[ケ]≦a≦[コ]+√[サ] である。
3.
cを定数とし、関数f(t)のc≦t≦c+1における最大値をM(c)とする。
f(c)=f(c+1)となるようなcの値は
c=[シ]/[ス] . [セ][ソ]√[タ]/[チ] である。
([ソ]は+,ー,±いずれかが入る)
また、lを定数としM(c)=lとなるcの値がちょうど4個あるようなlの値の範囲は、√[ツ]/[テ]<l<[ト]であり、このときのcの値の総和は[ナ]である。
=====
差し支えなければ全て、面倒であるならば[キ]まで、教えて頂ければ幸いです。
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
No.2 です。
続き。(2) f(t) は
・0≦t≦2 のとき f(t) = 2t - t^2 ①
・t<0, 2<t のとき f(t) = -(2t - t^2) = t^2 - 2t ②
です。
これを
f1(t) = 2t - t^2
f2(t) = t^2 - 2t
と書きましょう。
このうち①は
f1(t) = 2t - t^2 = -(t^2 - 2t) = -(t - 1)^2 + 1 ③
ですから、
・上に凸の放物線
・頂点は (1, 1)
・軸は t=1
ということになります。
従って
y = f(t)
のグラフは、③の放物線の f1(t)<0 の分を t 軸より上に折り返したものとなります。
グラフを書けばわかるように、0≦t≦a を変域とした場合には、
・a<1 (つまり変域は 0≦t<1 の範囲内) であれば、最大値は
f1(a) < 1
・1≦a≦2 であれば、最大値は
f1(1) = 1
・2<a であれば、②の値が f2(a)<1 のときには最大値は
f1(1) = 1
②の値が f2(a)=1 のときには最大値は
f1(1) = f2(a) = 1
②の値が 1<f2(a) のときには最大値は
f2(a) > 1
このとき、 f2(a)=1 となる a の値は
f2(a) = a^2 - 2a = 1
より
a^2 - 2a - 1 = 0
→ a = 1 ± √(1 + 1) = 1 ± √2
a>2 の条件から
a = 1 + √2
ということになります。
つまり、最大値が 1 であるのは、
1 ≦ a ≦ 2
および
2 < a ≦1 + √2
両者を合わせて
1 ≦ a ≦ 1 + √2 ←ケコサ
ということになります。
(3) これもグラフ上で考えます。
今度は変域に「負」の値も入ります。
f(c)=f(c + 1) となる場合があり得るのは、
・変域に t=0 を含む場合
・変域に t=1 を含む場合
・変域に t=2 を含む場合
の3ケースであることが分かります。
・変域に t=0 を含む場合、つまり
c<0, 0<c+1
より
-1 < c < 0 ④
のとき、変域の下限では f2(c)、上限では f1(c + 1) ということなので
c^2 - 2c = -(c + 1)^2 + 2(c + 1)
→ c^2 - 2c = -c^2 - 2c - 1 + 2c + 2
→ 2c^2 - 2c - 1 = 0
よって
c = [2 ± √(4 + 8)]/4 = (1 ± √3)/2
④の条件から
c = (1 - √3)/2 ⑤
・変域に t=1 を含む場合、つまり
c<1, 1<c+1
より
0 < c < 1 ⑥
のとき、変域の下限、上限とも f1(c) = f1(c + 1) なので
-c^2 + 2c = -(c + 1)^2 + 2(c + 1)
→ -c^2 + 2c = -c^2 - 2c - 1 + 2c + 2
→ 2c - 1 = 0
よって
c = 1/2 ⑦
これは⑤の条件を満たす。
・変域に t=2 を含む場合、つまり
c<2, 2<c+1
より
1 < c < 2 ⑧
のとき、変域の下限では f1(c)、上限では f2(c + 1) ということなので
-c^2 + 2c = (c + 1)^2 - 2(c + 1)
→ -c^2 + 2c = c^2 + 2c + 1 - 2c - 2
→ 2c^2 - 2c - 1 = 0
よって
c = [2 ± √(4 + 8)]/4 = (1 ± √3)/2
⑧の条件から
c = (1 + √3)/2 ⑨
以上より、求める c は、⑤⑦⑨より
c = 1/2, (1 ± √3)/2 (あるいは 1/2 ± (√3)/2 ) ←シ~チ
「また~」以降は前半の f(c) = f(c + 1) は関係しないと考えます。
「エル」は数字の「1」と区別がつかないので、大文字の「L」で書きます。
最大値は、c の範囲によって
・c < (1 - √3)/2 のとき f2(c) = c^2 - 2c
・1 - (√3)/2 ≦ c < 1/2 のとき f1(c + 1) = -(c + 1)^2 + 2(c + 1) = -c^2 - 2c - 1 + 2c + 2 = -c^2 + 1
・1/2≦c≦1 のとき 1
・1 < c ≦ (1 + √3)/2 のとき f1(c) = -c^2 + 2c
・(1 + √3)/2 < c のとき f2(c + 1) = (c + 1)^2 - 2(c + 1) = c^2 + 2c + 1 - 2c - 2 = c^2 - 1
ということになります。
M(c) = L となる c が4つということは、L ≠ 1 です。
L = 1 の場合には、1/2≦c≦1 の無数の c が存在することになるので。
従って、1/2≦c≦1 の場合は除外して考えます。
・c < (1 - √3)/2 のとき L = M(c) = c^2 - 2c = (c - 1)^2 - 1
これより
L > [(1 - √3)/2]^2 - 2[(1 - √3)/2] = (1 - 2√3 + 3)/4 - 1 + √3 = (√3)/2
・(1 - √3)/2 ≦ c < 0 のとき L = M(c) = -c^2 + 1
これより
-[(1 - √3)/2]^2 + 1 = -(1 - 2√3 + 3)/4 + 1 = (√3)/2 < L < 1
・1 < c ≦ (1 + √3)/2 のとき L = M(c) = -c^2 + 2c = -(c - 1)^2 + 1
これより
-[(1 + √3)/2]^2 + 2[(1 + √3)/2] = -(1 + 2√3 + 3)/4 + 1 + √3 = (√3)/2 ≦ L < 1
・(1 + √3)/2 < c のとき L = M(c) = c^2 - 1
これより
[(1 + √3)/2]^2 - 1 = -(1 + 2√3 + 3)/4 - 1 = (√3)/2 < L
以上より、
(√3)/2 < L < 1 ←ツ~ト
上記の4ケースの c の値を c1 ~ c4 と書くと
・c < (1 - √3)/2 のとき M(c1) = (c1)^2 - 2(c1) = L
・(1 - √3)/2 ≦ c < 0 のとき M(c2) = -(c2)^2 + 1 = L
・1 < c ≦ (1 + √3)/2 のとき M(c3) = -(c3)^2 + 2(c3) = L
・(1 + √3)/2 < c のとき M(c4) = (c4)^2 - 1 = L
(c1)^2 - 2(c1) - L = 0
より
c1 = 1 ± √(1 + L)
c1 < (1 - √3)/2 より
c1 = 1 - √(1 + L)
(c2)^2 = 1 - L
(1 - √3)/2 ≦ c < 0 より
c2 = -√(1 - L)
(c3)^2 - 2(c3) + L = 0
より
c3 = 1 ± √(1 - L)
1 < c3 ≦ (1 + √3)/2 より
c3 = 1 + √(1 - L)
(c4)^2 = 1 + L
(1 + √3)/2 < c4 より
c4 = √(1 + L)
従って、
c1 + c2 + c3 + c4 = 2 ←ナ
教えて頂きありがとうございました。
数学が苦手なりに噛み砕いて、なんとか理解(たぶん)しました。
座標問題が苦手なので、私も初見でここまで導けるように精進します。
No.3
- 回答日時:
NO1 です。
すみません、勘違いがありましたので 訂正します。
図を書いて 考えるのが 分かり易いです。
P(t, 2t) で、Q(t, 0), R(2, 2t) ですね。
x 軸と x=2 の交点を S とすると S(2, 0) です。
□PRSQ は 長方形になりますから、
△PQR≡△QSR で面積は 計算できますね。
t<2 と t>2 で 符号が変わりますから 分けて考えると良いでしょう。
No.2
- 回答日時:
△PQR は、P を直角とする直角三角形になりますね。
つまり、その面積は、「長さ」は常に「正」なので
f(t) = (1/2) * |2t| * |2 - t| = |t(2 - t)| = |2t - t^2|
あとは、t の場合分けをして絶対値を外せばよいだけです。
絶対値は、下記の原則で外します。これ「鉄則」であり「定石」です。
A > 0 なら |A| = A
A < 0 なら |A| = -A (>0)
A = 0 なら |A| = A = -A (= 0)
A=0 は、上の2つのどちらかに含ませればよいです。
(1) 数値を代入して
f(1) = |2 - 1| = 1 ←ア
f(-2) = |-4 - 4| = 8 ←イ
絶対値を外せば
t(2 - t) ≧ 0 のとき、つまり 0≦t≦2 のとき
f(t) = 2t - t^2 ① ←ウ、エ、カ、キ
t(2 - t) < 0 のとき、つまり t<0, 2<t のとき
f(t) = -(2t - t^2) = t^2 - 2t ② ←ウ、エ、オ
試しに、①に t=1 を代入すれば「ア」になるし、②に t=-2 を代入すれば「イ」になります。
とりあえず「キ」まで。
時間があれば追加も書きます。
No.1
- 回答日時:
問題の点を 図に書いてみたら どうでしょうか。
取り敢えず t>0 とすれば、第一象限だけの図になりますね。
そして 原点を O とすると、PROQ は 長方形になりますね。
問題の三角形の面積は t を使って 表せますね。
ここまでくれば、イ から キ 迄は 分かると思いますが いかがですか。
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