アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

歯医者のパノラマレントゲンで蓄膿はわかりますか?

A 回答 (1件)

判ることがありますが、すべて判る訳ではありません。



蓄膿の原因である副鼻腔炎は副鼻腔というところでおきます。
副鼻腔は頭蓋骨の中にある骨のうち空洞があるもので
上顎骨・篩骨・蝶形骨・前頭骨の4か所にあります。
(場所は検索して調べてみてね。ちなみに空洞がある骨は
 もう一つ側頭骨があり、ここには中耳があります。
 また、側頭骨を含めて含気骨と言います)
このうち、歯科のパノラマでよく見えるのは上顎洞です。
副鼻腔炎の場合、白く濁ります。
その他の部位は骨の密度の関係で認識が難しくなります。

パノラマは一種の断層撮影で歯列を目標に撮影するので
それを外れた部分はぼやけます。
なので歯性上顎洞炎など歯が原因となるものは見えますが
その他の部位は雰囲気で判るかもしれない程度です。


パノラマの解説

パノラマは撮影時に機械がぐるんと回ります。
この時、一方にある照射管から出たX線が
反対側のフィルムに照射されます。

 照射管の動き →
A  B  C
 ↘ ↓ ↙
  123
  456
  789
 ↙ ↓ ↘
C’  B’  A’
← フィルムの動き

各地点で照射されている部位を見ると

A 7 (48) (159) (26) 3
B  (147) (258) (369)
C 1 (24) (357) (68) 9

このように真ん中に5が3回重複し、他は1回だけです。
以上の事からパノラマは真ん中が強調されますが
その他の部位も映り込むのでぼやけるため精密ではありません。
例えば、真ん中の白いぼやけた部分は頸椎が映りこんでいます)。
このような理由で、精密さで普通のデンタルに圧倒的に劣りますので
むし歯だけでパノラマ撮影するのは金儲けの場合が多いから
注意してください。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!