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以下の標準液の調整に関して教えてください。

a) 硝酸塩標準液(N-N 5 mg/mL)(1): 硝酸カリウム(純度 99.9 %(質量分率)以上)を 110 °C で 1 時間以上加熱し、デシケーター中で放冷した後、36.09 g をひょう量皿にとる。少量の水で溶かし、全量フラスコ 1000mL に 移し入れ、標線まで水を加える。

b) 硝酸塩標準液(N-N 0.01 mg/mL): 硝酸塩標準液(N-N 5 mg/mL)の一定量を水で希釈し、硝酸塩標準液(N-N 0.01 mg/mL)を調製する。


① aの部分を1000mlのメスフラスコなどで調整したら1000ppm、同量を500mlのメスフラスコ等で調整したら5000ppmで合っていますか?

② bの部分を5000ppmから0.01mgに調整する場合はどうしたら良いでしょうか??

A 回答 (2件)

>a) 硝酸塩標準液(N-N 5 mg/mL)(1):・・・


これが「(硝酸性窒素)5 mg/mL」となる溶液の調製方法ですよ。
とりあえず1ppm≒1mg/Lですので、5000ppmの溶液となります。
No1さんの回答のように厳密は1ppm=1mg/kgですので、これを5000ppmと呼べるかは疑問が残りますが、5000mg/Lであることは確かです。

>① aの部分を1000mlのメスフラスコなどで調整したら1000ppm、
前述したように最初の濃度が間違っています。
>同量を500mlのメスフラスコ等で調整したら5000ppmで合っていますか?
調整する溶液の体積が半分になれば濃度は2倍になります。

>② bの部分を5000ppmから0.01mgに調整する場合はどうしたら良いでしょうか??
5mg/mLの溶液を希釈して 0.01 mg/mLの溶液を作るには、500倍に希釈すればよいので、
(a)の溶液を1mlホールピペットで秤取り、500mlメスフラスコでメスアップする(=標線まで水を加える。)
のような操作をすれば良いのです。
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ppm (Parts Per Million:100万分の1)は、パーセント (%:Parts Per Cent:100分の1)と同じく「質量濃度」です。


なので、溶液の「比重」「密度」から「質量」に換算しないと、正確な質量濃度は求まりません。

「ほとんど水と同じ」ということで、1 L = 1 kg、1 mL = 1 g で換算することはできますが、正確ではないことを理解した上で実施してください。
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