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モル濃度を答える問題ですが
モル濃度の解き方って
NaOH何g/原子量 /水に溶かしたときの0.5Lですか?

答えには中和したときに
価数×モル濃度×体積が等しいと書いてありました
希硫酸のモル濃度をXにすると
1×0.6×10=2×X×50
X=0.06mol/Lになっていました

答えの解説見てもよく理解できません
教えてください

「モル濃度を答える問題ですが モル濃度の解」の質問画像

A 回答 (2件)

物質の量の測り方である mol の考え方を理解できていませんね?



原子であれ分子であれ、それを「アボガドロ定数」(= 6.02 * 10^23)の個数だけ集めると、それが「1 mol」の物質量になります。

そして、原子や分子を「アボガドロ定数」(= 6.02 * 10^23)の個数だけ集めると、その質量が「原子量」「分子量」「式量」に「グラム」を付けた数値になるのです。(というか、そうななるように決めた数値が「アボガドロ定数」(= 6.02 * 10^23)ということ。原子や分子1個は極めて軽いが、このぐらいの個数を集めると「グラム」のオーダーになる)
それが「mol」の意味です。
化学反応は分子・原子どうしで起こりますから、「同じ mol 数どうし」あるいは「反応式の係数に相当する mol 数どうしが反応する」ことになるので、物質の量を「mol」で表すと便利なのです。
「同じ mol なら原子・分子の個数が同じ」ということです。

つまり、例を挙げれば
・炭素(原子量12) を「アボガドロ定数」(= 6.02 * 10^23)の個数だけ集めると(つまり 1 mol の物質量)、その質量は 12グラム。ということは、炭素12 のモル質量は 12 g/mol。

・酸素(原子量16)を「アボガドロ定数」(= 6.02 * 10^23)の個数だけ集めると(つまり 1 mol の物質量)、その質量は 16グラム。ということは、酸素16 のモル質量は 16 g/mol。
 気体の酸素は酸素原子が2個結合した「分子:O2」の形なので、分子量は 32。従って酸素分子を「アボガドロ定数」(= 6.02 * 10^23)の個数だけ集めると(つまり 1 mol の物質量)、その質量は 32グラム。ということは、酸素ガスO2 のモル質量は 32 g/mol。

・CO2 (分子量44) を「アボガドロ定数」(= 6.02 * 10^23)の個数だけ集めると(つまり 1 mol の物質量)、その質量は 44グラム。ということは、CO2 (分子量44)のモル質量は 44 g/mol。

まず、ここまでの「mol」の考え方をきちんと理解してください。


では、問題に入りましょう。
水酸化ナトリウム 1 mol の質量は、分子量が「23.0 + 16.0 + 1.0 = 40.0」ですから「40.0 g」ということになります。
ということは、「12 g」は
 12/40 = 3/10 = 0.30 mol
ということです。
これが 0.5 L の中に解けているので、元のNaOH水溶液のモル濃度は
 0.30[mol] / 0.5[L] = 0.60 [mol/L]
です。

>NaOH何g/原子量 /水に溶かしたときの0.5Lですか?

みたいに、意味も分からずに「公式」にあてはめてもダメです。きちんと意味を考えないと。
この式を使っても
 12[g] / 40[g/mol] / 0.50[L] = 0.3[mol] / 0.50[L] = 0.60[mol/L]
となりますが、その「意味」は上に書いたようのものです。


これを 10 mL (= 0.01 L) とれば、その中の NaOH のモル数は
 0.60 [mol/L] × 0.01 [L] = 0.006 [mol]

これを希硫酸で中和するときの化学式は
 2NaOH + H2SO4 → Na2SO4 + 2H2O
なので、NaOH と H2SO4 はモル比 2:1 で反応することになります。
つまり、0.006 [mol] の NaOH に対応して必要な H2SO4 は
 0.006 [mol] × (1/2) = 0.003 [mol]
ということになります。

このモル数が、希硫酸 50 mL (= 0.05 L) の中に溶けていたことになるので、その希硫酸のモル濃度は
 0.003[mol] / 0.05[L] = 0.06 [mol/L]

選択肢では②かな。

>答えには中和したときに
価数×モル濃度×体積が等しいと書いてありました

なんか、わけのわからない書き方ですね。

訳も分からずに公式に数値をぶっ込むのではなく、上のように一つ一つステップを追って考えてみてください。
複数の公式を「ごちゃっ」と組み合わせて、1つの式で「一発で解く」のは分かりにくいし、間違えていても気づきにくいので、やめておいた方がよいと思います。
泥臭くとも、一歩一歩ステップを踏んで確実にやった方が正しく理解できるし間違いが少ないです。
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NaOH何g/分子量 /水1Lに溶かしたときの1.0Lです。


1×0.6×10=2×X×50の等式は
0.6mol/Lの苛性ソーダ水10Lを中和するのに
Xmol/Lの硫酸水50L必要だったと言う意味です。
X=0.06mol/Lになります。
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