最速怪談選手権

メーカーの管理職になったら、技術的な仕事(開発設計など)はなくなって、マネジメントだけになるんですか?

A 回答 (1件)

管理職の重要な仕事は、与えられた目標を達成するために、自分の部下(配下)たちを出来るだけ効率的に使って、チームワークをよくし、合理的に仕事を進め、期日までに結果を出すことです。



そのために仕事の計画をしたり、人々の調整をしたり、関係先と協議したり、仕事に必要な経営資源(パソコン、ソフト、機材・装置、情報など)を用意したり、問題が出れば解決策を立てたり、部下(配下)の教育や支援をします。自分の部下(配下)たちの仕事ぶりをよく見ておかないといけないわけ。これが管理職がするマネジメント(管理)です。

なので、管理職が第一線で平社員なみに働くのは本来の姿ではないんです。もちろん、事情によって一時的に手伝うことはありますが、それに時間が取られると本来の仕事ができなくなります。

管理職にも階級があって、係長のような平社員のちょっと上では平社員の手本となって働いたり指導をしたり相談に乗ったりで、第一線で働く要素がまだ多いかも知れませんが、課長、部長と階級があがるほど、マネジメント中心の仕事になってきます。

実務経験を積んで年齢も少し上がれば、幾ら仕事(たとえば開発設計)が出来る腕がよくても、その仕事に居座ってはいけないんです。だんだんと老害になっていきます。

後輩や部下(配下)たちに仕事を教えて腕を上げさせ、自分の仕事(たとえば開発設計)は後輩や部下(配下)たちにバトンタッチしていかないといけないんです。そうしないと会社は成長しませんし、技術・知識・ノウハウの継承ができなくなります。
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