アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

公務員土木職を経験してもスキルアップにはならないのですか?なんか公務員は全てスキルアップなどできないという意見もあれば、技術職はできるという意見もあるので。仮に土木職がスキルアップできないというならその根拠を教えてください。道路や橋、ダムの設計に関わり、施工管理の経験もして測量士の仕事だってするのに一切スキルアップなどできないというならその理由を教えてください。

A 回答 (3件)

回答No.2にもあるように、土木担当の公務員は自分が直接手を下しての作業や施工はしません。

すべて請負い業者にやらせるんです。

設計は設計会社(設計コンサル会社)にやらせますし、測量も施工も落札した業者にやらせます。

土木担当の公務員は、まず工事が必要なものを調べて年度の初めに全体の予算取りをします。予算が下りたら、工事ごとに工事仕様や基本計画を立て、その工事を請負う業者を入札で決めます。

もちろん、いい加減な業者が落札しては困りますから、多くの業者の能力評価(これは俗に経審と言われ、経営事項審査の略称です)をやっておかないといけません。これも重要な仕事なんです。

工事が始まる前には地元説明会なども開いて、工事に関する説明を地元民に行い、疑問や不安を取除く仕事もしないといけません。

工事が始まると折に触れて工事現場に出向き、契約どおりの工事が予定どおりに進んでいるかを見て(指導や監督など)、場合によっては検査をもします。

工事が完了すると、竣工検査を公務員(監督員)が実施し、工事の出来ばえを確かめますし(工事成績評定点をつけます)、工事報告書を出させて問題がないかの内容をチェックします。

そういうことで、土木担当の公務員は自分が直接手を下して作業することはなく、一言でいえば工事に関するすべてのお膳立て(工事ニーズの調査・予算取り・年度の工事計画・個別工事仕様の作成・発注・監理監督・竣工検査・工事成績評定・工事報告レビュー、それと業者の評価・ランク付け)をするのが仕事です。

そのため、土木担当の公務員は現場工事のスキルは付かないでしょうけれども、工事というプロジェクトをうまく推進させるスキルは付きます。
    • good
    • 0

状況を全くご理解いただけてないようです。

土木職の公務員は発注者側の人間です。最終的な設計図を描いたり,現場で測量したり,直接施工管理をしたりしません。そういう仕事を企画・計画・基本設計をして,民間やコンサルタントに発注する仕事をしています。基本設計をして,実設計を発注し,入札させて安い・優れた仕事ができるコンサルタントに設計させる。それを納品させたら,今度はその設計図等を揃えて施工を発注して民間が入札して安い・優れた仕事ができるジェネコンや鋼メーカー等が製作・施工をする。その現場の施工管理はもちろん受注者もしますが,必要なら別会社に施工管理の仕事だけを発注して,札を落とした会社が管理をする。
 しかし現場を知らないと,企画なんてできない。そのため,機会があるごとに現場にも出向きますし,竣工検査は公務員が実施します。そして,学協会の技術的な研究発表会や勉強会にも積極的に出席して,いろんな現場の技術を日夜学んでおります。働く部署が受注者側とは全く違うのですよ。そして,辞めるまで勉強しないといけないのは,民間の企業と同じ。スキルアップは勉強しないとできるわけがないです。
    • good
    • 0

そりゃスキルはアップしますよ。



民間企業が公務員出身者を嫌うのはスキルの有無というより
基本的な資本主義における組織人としての考え方や作法を知らないからです。

ただそれを直接言うと角が立つので、「身につけられたスキルは弊社とはアンマッチです」と社交辞令のようにいうわけです。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!