毛沢東はどのような社会を作りたかったのでしょうか？

毛沢東に関する本を読んでいるのですが、
結局、毛沢東はどのような社会を作りたかったのですか？

国民にとって迷惑千万な大躍進政策や文化大革命を始めたり、
死ぬまで権力を離さない、四人組を裏から支援するなど、
到底理解出来ません。

毛沢東は結局何がしたかったのですか？

No.1 回答者： mabuterol 回答日時： 2021/07/19 12:20

彼は権力を握りたかったんですよ。

その手段が共産主義革命だっただけです。手段は何だって良かったんです。

この回答へのお礼

権力欲が強かったんですね
ありがとうございました

お礼日時：2021/07/20 09:21

No.2 回答者： tanzou2 回答日時： 2021/07/19 20:43

結局、毛沢東はどのような社会を作りたかったのですか？

　　↑
祖国が、西洋や日本に踏みにじられたため
なんとかしようと立ち上がった訳です。

そのため、手っ取り早い社会主義を
採用したのです。
社会主義国は、国家が強引に国民を引っぱって
イケるので、途上国では採用される
場合が多かったのです。




国民にとって迷惑千万な大躍進政策や文化大革命を始めたり、
死ぬまで権力を離さない、四人組を裏から支援するなど、
到底理解出来ません。
　↑
1，大躍進運動は、農業、工業には素人の　
　毛沢東が推し進めたので失敗しました。
　一刻も早く、西洋並に強くなりたかったのです。

2，文革は権力闘争に過ぎません。
　ああいう国では、権力闘争に負けるのは死
　を意味しますので、
　理想などに構っていられなくなり、
　権力闘争に明け暮れることになったのです。



毛沢東は結局何がしたかったのですか？
　↑
中国の国民国家化です。

かつて、国家は王侯貴族だけのモノでした。
戦争も王侯貴族と傭兵だけでやりました。

それを国民皆のモノ、としたのが国民国家です。
国民国家は、国民を動員出来るので強力
なのです。

西洋が世界を席巻出来たのは、いち早く
国民国家化に成功したからです。

当時の中国人には、中国国民なんて意識は
ほとんどありませんでした。
日本への留学生ですら、上海人、北京人です。

それを、お前等は中国人なんだ、ということで
まとめようとしたのです。

日露戦争の時、多くはロシアが勝利すると
考えましたが、米国のルーズベルト大統領は
日本が勝つ、と断言しています。

「日本が勝つ。なぜなら、ロシアはニコライの
　独裁だが、日本は民主化、国民国家化が
　進んでいるからだ」

この回答へのお礼

国民国家化をして西洋帝国主義に追いつこうとした結果、
悲惨なことになってしまったということですね
毛沢東の罪も大きいですが、帝国資本主義の行き過ぎも、
悲劇を招いた一因だとも言えますね
ありがとうございました

お礼日時：2021/07/20 09:23

No.3 回答者： 春閑 回答日時： 2021/07/20 10:17

中国風に云えば「桃源郷」。

西洋風に申しますと「ユートピア」でしょうか。
これは、原始的共産社会の理想形のひとつですね。

毛沢東は、それに基づく彼の思想に反対する学者などの知識層に対し、何度も大々的に迫害を加えました。
カンボジアのロン・ノルは、このような毛沢東主義を理想と考え、学者や教職者などの知識層の大虐殺を敢行し、その一掃に成功。ある意味、毛沢東の理想を短い期間でしたが実現しました。

この回答へのお礼

ほとほと呆れて物が言えませんね
実際は地獄のような事態になっていたのに
ありがとうございました

お礼日時：2021/07/21 09:12

No.4 回答者： wellow 回答日時： 2021/07/23 13:05

想像ですが、自身の保身のための原始共産主義ベースの密告監視社会。

起点は中ソ対立から始まる思想的締め付け。

結果的に密告監視制度が純粋培養され、反ソ陣営であるブルガリア（ホッジャ）、金王朝を維持したい北朝鮮（金正日）、反王族・反米を貫きたいカンボジア（ポル・ポト）がそれを応用した。その後も、ネパール共産党やセンデロ・ルミノソが利用した。

この回答へのお礼

やはり保身が目的だったんでしょうね
人民解放と言いながら人民の生活は無視
いつの為政者も同じですね
ありがとうございました

お礼日時：2021/07/24 09:45