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大会をプロパガンダの目的に使ったのですか?

質問者からの補足コメント

  • その意思を今も引き継いでいますか?

      補足日時:2021/07/23 05:43

A 回答 (2件)

歴史を簡単に振り返ります。


まずベルリンオリンピックは1916年に予定されていましたが、第一次世界大戦で中止になりました。
1936年のベルリンオリンピックが決まったのは1931年にフランスのパリで行われた第11回夏季オリンピックの開催地投票においてスペインのバルセロナを43対16で破ったからです。

 なお、翌年の1932年11月ドイツ国会選挙の後に首相に任命に任命されドイツの政権を獲得し、反ユダヤ主義政策を打ち出し同国の国民からの支持を背景に当時隆盛を誇っていたアドルフ・ヒトラー総統は、当初オリンピックを「ユダヤ人の祭典」であるとしてベルリン開催に難色を示しました。

 この時点でまずはベルリンオリンピック開催が決まったあとにナチスが政権をとったということやヒトラーがオリンピックが嫌いだったということは確認できます。

 その後側近からの入れ知恵や、その利用方法でオリンピックを「アーリア民族の優秀性と自分自身の権力を世界中に見せつける絶好の機会」と位置づけ、ようするにプロパガンダに利用したということです。

 ベルリン開催決定後の翌年にナチスが政権をとっていなかったら、また違うものに成ったでしょうし、ヒトラーじゃなくても、現代に至るまでオリンピック開催はその国の力をアピールするものとして成り立っています。
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そうですよ。



と、いうか、ああした大きな大会は
皆、それが目的です。

国家、というのは人間の頭の中にしか
存在しません。

だから、普段から、国家を意識させて
おかないと、人々は国民になれないのです。

だから税金を使って国体やオリンピックを
やるのです。
(NHK 高校講座 世界史)


日本人は、日本国民だ、という意識を持って
いるのが当然だと考えているかもしれ
ませんが、これは間違いです。

こうした意識は人工的に植え付けられた
モノなのです。

こうした意識が無い、薄い国家は世界には
まだ沢山存在します。
アフガンとかイラクなんてのがその例です。
ミャンマーですね。
イラクなどは、シーア派か、スンニ派か
という意識はあっても、イラク国民だ、なんて
意識は薄いのです。

途上国の多くがそれです。

国民だ、という意識が薄いので
年中紛争を繰り返し、経済が発達
しないのです。
(放送大学 途上国を考える)
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