「これはヤバかったな」という遅刻エピソード

クロールのツービートで手足を使った全身での泳ぎのスピードが10とすると、手だけは9、足だけは6位と思いますが、なぜ15にならないのでしょうか。力学的にそういうものでしょうか。例えば電気でいうと、直列でなく並列つなぎをすれば電圧が変わらないようなものなのでしょうか。手と足を同時のタイミングでかくのではなく、少しずらせば、手と足のそれぞれの力を活かすことができるのでしょうか。

A 回答 (2件)

最高速度とパワーは別のものです。



例えば、最高の回転数が分速5000回転のエンジンを
一基搭載している自動車があったとします。

この自動車を改造して、同じエンジンをもう一基搭載したら、
自動車の最高速度は倍になるでしょうか。

答えはNOですよね。

もちろん、エンジンのパワーは倍になるので、
停止状態からの加速性能はよくなるし、
最高速度に達するまでの時間は短くなります。

でもエンジンが分速5000回転に達したら
それ以上の回転速度は出せないので、
エンジンが一基でも二基でも最高速度は同じです。


話を水泳に戻すと、クロールでは、
腕を前から後ろに動かすストロークの速度が
エンジンの回転速度に当たります。

もちろん、クロールで片手だけでストロークするよりは、
バタフライのように両手でストロークしたり、
足を合わせて動かしたりすれば、パワーは足し算になり、
抵抗に対する推進力は増えます。

ですが、泳速は、ストロークの速度で決まってしまうので、
腕の移動速度を上げない限り、キックを加えても、
抵抗に負けなくなる分がわずかに上乗せされるだけで、
最高速度は大きくは上がらないという理屈です。


それから、ツービートは手と足が同時のタイミングなので、
いかにクロールでも、減速する時間は大きいです。

長距離の選手がツービートを多用するのは、
速度と疲労との兼ね合いの結果なので、
最高速度という観点に限れば、ご推察の通り、
足を絶え間なく動かす6ビートのほうが上ですね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。大変よくわかりました。

お礼日時:2021/09/23 08:02

ツービートだと、キックの頻度が高くないからほとんど推進力に寄与しないと思うますが。


実際に自分でタイムを測って実験してみれば?
プルのみで50mのタイムを計って平均速度を計算。
キックのみ(当然キックの頻度はツービート相当)で50mのタイムを計って平均速度を計算。
コンビネーションで50mのタイムを計って平均速度を計算。
で、最初の2つの平均速度の和と3つ目の平均速度にどのくらいの差があるか調べれば実際にどうなるのかわかるでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2021/09/23 08:01

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