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妻換気の切妻瓦屋根からガルバリウムへ葺き直す場合、調べるとアスファルトルーフィングではなく、透湿シートや棟換気をして結露等の対策したほうが良いとありますが、妻換気がある場合でもそうしたほうが良いのでしょうか?
(耐震対策で2階部は実際使ってないので温度変化は一階ほどはないです)
また、断熱材入ではない通常のガルバリウム鋼板+構造用合板で施工の場合、屋根裏〜室内は瓦屋根よりはやはり暑くなりますでしょうか?
熱で木が傷んだりなどはない?

お詳しい方いらっしゃいましたら宜しくお願い致します。

A 回答 (2件)

今回の主旨は小屋裏換気についてですよね。


https://www.joto.com/product/lp/gaiso/fv/koyaura …
サイトの管理者様、無断リンクを失礼。
この解説はわかりやすいと思う。
住宅の場合、法律では小屋裏換気に関して規制はしていない。
だが旧住宅金融公庫、現在のフラット35の融資を受ける際は仕様で決められている。
(軒裏換気がある場合、検査で現場で軒裏にある有孔ボードの位置と枚数を確認した)

私が思うに屋根材で室内の温湿度の影響はあまり無いのでは?
ここでの断熱材は「小屋裏の空間」。
例えば夏場は熱い空気がどうしても小屋裏に滞留する。
それをいかに効率よく排気するかが換気システムと思う。
(一番効率のいい断熱材は空気、ゆえ空気をたくさん含むダウンジャケットが暖かい)

あと、結露の話は2階の天井のこと?
これも小屋裏換気が機能していればそう心配は要らないと思う。
天井裏には断熱材を敷いていると思うし。

結露が発生する仕組みはですが、
空気には水蒸気が含まれています。
水蒸気は湯気とは違うので目では見えない。
これを間接的に確かめるなら湿度計を使う。
で、湿度には絶対湿度と相対湿度があります。
単位空気中に含まれる水蒸気の重さが絶対湿度。
一方、ある温度において空気中に存在できる水蒸気の量には上限がある。
この上限に対する湿度が相対湿度。

例えば空気が入っている密閉したガラスの箱があるとしましょう。
この箱をどんどん冷やしてみる。
すると箱の中に水滴が発生します。
これは箱の中の空気が冷やされて飽和状態を超えてしまったから。

身近な現象で暑い夏場に氷を入れたガラスのコップの表面に水滴が付きますよね。
あれ。
これが『結露』の仕組み。
結露は温度差と水蒸気量による。

なら、結露を起こさせないためには、、、
①ガラスでも天井でも壁でもいい、それを挟む両側の空気で温度差を少なくする。
②熱を伝えにくい(比熱の大きい)部材にする。
③室内側の絶対湿度(=水分量)を少なくする。
なとが効果的と思う。

高気密化した室内で、燃えると水分を発生させる灯油ストーブなどを焚けば絶対湿度が増えてしまう。
これは加湿してるのと同じ、ここで外の気温が下がれば普通のガラス窓は水滴が付くし、室内にカビが生じる。

小屋裏換気が機能していると、いくら屋根材を断熱材にしても換気口から冷たい空気が小屋裏に入り込みますよね。
ものすご〜くオーバーな表現をすると、屋根と柱だけの自動車のカーポートがあるよね。
あれ、屋根に断熱材を貼っても意味が無いでしょ。

換気や断熱はトータルで考えるもので、部分的な材料だけでは判断しにくい。
今回は屋根材を葺き替えただけなのでそう深く考えなくてもいいような…
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事情が、少し把握できませんが、



現在、切妻屋根形状の瓦葺きで、小屋裏換気は、妻側から
行っている。
瓦を撤去し、ガリバリューム鋼板葺きにする。
この場合、屋根裏、室内は、従来より暑くなるか?

という意味でしょうか?

答えは、何とも言えません。

瓦は、比熱が高く、熱くなりにくく、冷めにくい。
鋼板は、すぐ熱くなり、すぐ冷える。

小屋裏換気の能力によりますが、瓦屋根は、夏場、
夜になっても熱いので、いつまでも室内が暑い。
鋼板は、本来、午前中は涼しいはずなのに、すぐ暑くなる。
そういった違いはあるかもしれません。

しかし、小屋裏換気がしっかり機能していれば、暖められた
小屋裏の空気は、外に排出されるので、その差を
どこまで感じるか、解りません。

ガルバリウム鋼板の下に、透湿シートを設置しても
意味がない、と思います。ルーフィングをしっかり
設置すべきだと思います。

ルーフィングは、雨水の侵入防止のために必要なもので、
必須で、結露とは、全く関係がありません。

結露の発生源は、住空間からの湿度によります。
炊事、洗濯、風呂、人間の呼気、段ボール、石油ストーブ
等、あらゆるものが湿度の発生源になります。

その湿度が天井面を通過して、小屋裏に侵入し、冬季、
外気温に冷やされた木材、金属面で、結露を発生させます。
防止には通気(換気)が効果的で、小屋裏換気がそれを
防止する一助になります。

しかし、本来は、湿度が小屋裏に侵入するのを防止する
ことが重要で、その為に、天井裏一面に、防湿フィルムを
敷設します。フィルムはロール状で販売されているので、
敷設したフィルム同士が、150ミリ程度かさなるように
して、ガムテープで、密着させます。
そして、その上から、断熱材を敷きつめます。
ロール状のもの、マット状のもの等、グラスウールの
断熱材が良いように思います。

ブローイング工法というグラスウールを綿状にして
吹き込む工法もありますが、寒冷地の工法であり、瓦屋根が
一般的な地域では、業者がいないように思います。

湿度を遮断し、結露発生の原因の温度差を解消するので、
結露は発生せず、冬は寒くなく、夏は、暑くない部屋に
なると思います。

ずるずる書いてたら、長くなってしまいました。
申し訳ありません。
参考になれば、と思います。
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