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少し前の本ですが、清水ちなみさんの「禿頭考」によれば日本は欧米には及ばないものの、アジアでは群を抜くハゲ大国だそうです。
また、中国人や朝鮮人には若禿げがいないそうで、そのため若禿げは病気だとみなされるとありました。たしかに中国人や朝鮮人には禿げはいても少ない気がしますし、若禿げは見ません。
そこで質問ですが「禿頭考」の記載内容を信じるものとして
1.人間は(男は)そもそもなぜ禿げる、あるいは禿げなければならないのでしょうか。男性ホルモン云々の禿げる生理的メカニズムについては解明されているようですから必要ありません。

2.アジアで日本人だけが禿げがダントツに多い理由についてどう考えられますか。

A 回答 (2件)

私は医師ではありませんので、参考程度にお読み下さい。


また、長文です。
それと、飽くまでも私個人の考えだとご理解下さい。
 
質問1.について
人間は……と言うか、毛がある生物全般に言える事ですが、「毛には寿命がある」から禿げるのです。
人間で言いますと、20歳くらいまでは太くて硬い髪の毛へと育ちますが、それを過ぎた頃から老化現象が始まり(老化現象が始まるのは胃腸ですが……)、生え変わるたびに抜けた髪の毛より(見比べてもわからないくらいの差ですが)細くて柔らかい髪の毛が生えてきます。
髪の毛は、その理由は知りませんが、細くなるとその分毛根が小さくなり、毛根が小さくなる事で毛穴が浅くなります。そして、毛根が小さくなって毛穴が浅くなると、それだけ毛は抜けやすくなります。

 
これが繰り返され、数十年経つ頃になると、誰でもなんとなく髪の毛が細くなった、または、髪の毛が柔らかくなったと感じる様になります。さらに何十年か経ちますと、誰でも薄毛なったり、早い人では禿げる様になります。
 
さて、今度は、男女の違いの話をします。
 
女性も禿げます。薄毛にもなります。しかし、一般的にはその様なイメージはありませんよね?
これは、老化現象が始まる20歳までに、女性のほとんどが男性のほとんどよりも太くて硬い髪の毛になるからです。
男性のほとんどが薄毛を感じる様になるのは60歳を過ぎてからに対して、女性のほとんどが髪の毛が薄くなったと感じ始めるのは80歳を超えてからです。
では、何故、この様な事が起きるのかと言うと、エストロゲンに原因があります。
エストロゲンは、男性も分泌していますが、女性に比べますと、まぁ、無いに等しいですね。
 
男性
男性ホルモン:女性ホルモン
=99:1
女性
男性ホルモン:女性ホルモン
=1:99
 
エストロゲンには、髪の毛を育てる働きがあります。その他の条件を統一した場合、男性は女性ほど髪の毛を太くする事が出来ません。
その為、男性の方が早く薄毛を感じる様になり、禿げる様になります。
 
もしかしたら、不思議に思っていませんか?
「男性ホルモン」が理由にあがってこなかった事に……。
何故ならば、人間が禿げる事に、男性が禿げやすい事に、男性ホルモンは関わっていないんです。
男性の中で禿げやすい人がいて、その理由の中の1つとして、やっと、「男性ホルモンの一種(ジヒドロテストステロン)」が出てくるんですよ。ちなみに、ご存知だと思いますが、テストステロンは髪の毛に何も働きません。
 
質問2.について
アジアの方々の生活や食事内容などを知りませんので、一般的だと思われる現代日本人の生活などで判断したいと思います。
 
まず、学校や仕事がある日はまだしも、休日になると寝坊する人も多いでしょう。その為、朝食がいつもより遅くなり、場合によっては、ブランチにしてしまう人もいると思います。夕食は、朝食昼食と違って毎日同じ時刻になる事は無いかもしれません。
そして、休みの前日になると夜更ししてしまう人も意外と多いかもしれません。
もちろん、そんな人ばかりでは無い事は、重々承知してますが、リアップやプロペシア(発毛剤)の販売メーカーの発表を見る限り、意外とその様な方々が多いのかもしれません。

ちなみに、起床時刻のばらつきは、生活リズムが整いません。なお、「起床して、白くて明るい光を浴びて、食事を摂る」と生活リズムの切り替えがしっかりきっちりスイッチングされます。以下に書く「タイミング」の起点はここにあります。
食事を始めるタイミング(食事を始める時刻ではありません)のばらつきは、唾液や胃液などの消化酵素分泌量が少なめになります。就寝のタイミング(就寝時刻ではありません)のばらつきは、細胞分裂を促すホルモンの分泌量が少なめになります。
 
海外のデータがありませんのでなんとも言えませんが、可能性がある事として、咀嚼回数不足が挙げられるかもしれません。
10年近く前のデータだと、日本人の平均的咀嚼回数は、一口あたり5~6回だそうです。20~30年前で10回程度、40~50年前で30回程度だそうです。
咀嚼回数が少ないと、飲み込む食べ物の塊が大きくなります。消化酵素が働くのは塊の表面だけです。その為、塊が大きいと消化に時間が掛かる様になり、時間が掛かっただけ、胃粘膜、続いて胃壁が消化されます。流石に、胃壁が消化されるのはトラブルなので、修復する必要が生まれます。
 
胃の修復の材料も髪の毛を作る材料も「体内に吸収されている栄養」です。体内に吸収されている栄養は、生命維持に重要な部位から優先的に分配されています。髪の毛は、極端な話ですが無くても死ぬ事はありません。胃は無いと死にます。ですから、胃の修復は重要なので、体内に吸収されている栄養は優先的に運ばれます。その分、髪の毛に届く材料は減ってしまうのです。
それもありますが、胃がトラブルになると、消化が上手く行きません。と言う事は、消化不良になるかもしれません。消化不良になれば、食べた物の栄養の一部は捨てられてしまうでしょう。となれば、それだけ、髪の毛に届く材料が減ってしまうかもしれないのです。
 
食生活の変化や野菜などの生産性工場などの為に、食卓に並んだ時の栄養バランスが崩れやすくなっています。
また、アレルギーなどで食べてはいけない物やどうしても食べる事が出来ない食品を食べないのは仕方が無いとしても、栄養パランスをまるで無視した様な食事を摂る事が日本人は多いのかもしれません。
 
上手く説明出来ませんが……。
個人差はありますが、その人個人では、1日に必要とする量が栄養それぞれで決まっています。
で、その量を100%とした時、全ての栄養で100%を超えていると、その日はそれぞれ100%使われると、残りは体内に一時ストックされ、栄養それぞれで決められているストック期間が過ぎますと、体外に排出されます。
このストック期間が最短なのは亜鉛ミネラルの3日間の為、栄養士達の間では「3日間の合計がほぼ完璧な栄養バランスとなる食事」が理想だとされています。
問題は、体内に吸収されている栄養の内1つでも100%を下回るものがあった時です。下回った栄養の中で一番割合が低い栄養と同じ割合だけ他の栄養も使われると、残りはストックにまわされます。
例えば、ある栄養が、98%、95%、89%、84%、78%となった場合、最低の78%だけ全ての栄養が使われると、残りはストック行きです。
つまり、タンパク質合成に必要とされている栄養11種類ばかりを一生懸命食べていても意味が無いのです。だってねぇ、その11種類以外の栄養が1つでも不足してしまうと、必要とされている11種類の栄養まで不足する事になるからです。
で、不足すると、髪の毛には届けられにくくなる……と言う事です。
 
『毎日同じ時刻に起床する』
『朝昼晩の食事を毎日同じ時刻に摂る』
『一口あたり30回以上噛む』
『理想は〘3日間の合計がほぼ完璧な栄養バランスとなる食事〙として、栄養バランスを考えたメニュー』
『毎日同じ時刻に就寝する』
 
以上、この5項目から離れれば離れるほど、薄毛や禿の可能性は高まります。
そして、もしかしたら、アジアの中で日本人ほどかけ離れた生活をしているのかもしれません。
 
あぁ、余談ですが、上記5項目の中に出てくる「時刻」は、こちらから指定しても意味が無いので指定していません。ご自分の生活に合わせて、都合の良い時刻で決定しましょう。
 
繰り返しますが、飽くまでも私個人の意見です。
長文お読みくださりありがとうございます。そして、お疲れ様でした。
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髭に栄養がいく分、髪が薄くなるのでは?

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