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ゴリラ、チンパンジーなどの霊長類は生き残っているのに、より人間に近い類人猿は、なぜ絶滅したのでしょうか?

A 回答 (3件)

ネットの情報では、


① 多くの霊長類が現在絶滅に瀕しているようです。
https://jp.mongabay.com/2017/02/%E4%B8%96%E7%95% …
504種の霊長類のアセスメントの結果、60%が絶滅の危機にあり、75%が減少傾向にあることが判明した。
1990年から2010年の間に、農地拡大によって失われた霊長類の生息地面積はフランスの国土の3倍にあたり、影響は霊長類の76%の種に及んでいる。
地域別にみると、危機的状況にある種がもっとも多いのはマダガスカルと東南アジアだ。マダガスカルに生息する100種以上の霊長類の約90%が絶滅の危機にある。
狩猟、伐採、牧畜も、霊長類にとって重大な脅威だ。
ゴリラ、チンパンジー、オランウータン。わたしたちの親戚にあたる大型類人猿は絶滅の瀬戸際にある。かれらをそこまで追いつめたのがわたしたち人間であるのは周知の事実だ。
では、他の霊長類はどうだろう? どうやら、こちらも見通しは明るいとはいえない。
新の研究により、霊長類の60%(ドリル、テナガザル、キツネザル、メガネザル、ブッシュベイビー、クモザルなど)が絶滅の危機にあるとわかった。切迫した危険にさらされていない種もリスクを抱えており、すべての霊長類の3/4は個体数が減少傾向を示した。

② 霊長類でも、食性と行動特性には、結構違いがあるようです。
https://www.aeon.info/ef/midoripress/jp/column/2 …
小型の霊長類は昆虫食中心で、他にもコロブス類という葉食に特化したものや、南米のサキ類のように種子食に依存するものもいるが、概して霊長類は葉、果実、種子、昆虫、キノコなど、森のさまざまな品目を食べるのが大きな特徴だ。アジアの海岸に住むカニクイザルは、葉や果実という霊長類の基本食に加えて、その名のとおり甲殻類や貝類、ときに魚類を食べることが知られている。ニホンザルでも、地域と季節によって海藻や貝を食べる。
多くの霊長類は果実が大好物である。
基本的に動物は偏食なのだ。その限られた食べ物で栄養が賄えるような代謝系が身体に備わっている。
しかし、多くの霊長類には、そしてわれわれヒトにはそのような代謝系が発達せず、さまざまな栄養素を直接摂り入れなくてはならない。
実際、野生の霊長類が食事にかけている時間は途方もなく長い。アフリカの類人猿は、一日のうち合計5時間以上を食物の咀嚼に要し、さらに食後に消化のため2時間以上の休息をとっている。チンパンジーは肉を食べるが、生肉を噛みしだいて飲み込むのに時間がかかる。
、まず500〜700万年前に森林性の類人猿(脳容積350~400cm3)がアウストラロピテクス(脳容積約450cm3)としてサバンナに進出したとき、われわれの祖先は植物がデンプンを蓄えている球根や地下茎を掘りだすことを学び、葉よりも高品質の食物を得るようになった。つぎに約200万年前にアウストラロピテクスからホモ・ハビルス(化石計測で脳容積612cm3)に進化したときの大きな変化は、肉食だとしている。ホモ・ハビルスの骨の近くから、何度も使われたあとが残る石槌や拳大の石球が発見された。これらは獲物を捕らえ、その肉を叩いて柔らかくした痕跡とされる。
180万年前に最初のホモ・エレクトス(脳容積約870cm3)が出現するころから、火を日常的に使い始めた。燃焼エネルギーの利用が始まったのだ。火は天敵である肉食獣を追い払い、地上で安心して寝ることにつながった。ホモ・ハビルスまでは樹上で寝る生活のため、木登り能力を保持していたが、ホモ・エレクトスでは完全に地上生活に適した形態となった。その後、さまざまな料理法の工夫が加えられ(つまりエネルギー摂取効率を上げながら)脳は拡大しつづけ、100万年前には平均脳容積は950cm3に至った。4番目の顕著な脳容量の拡大は80万年前以降のホモ・ハイデルベルゲンシスの出現であり、脳容積は1200cm3を占めるようになる。このときの技術革新は不明だが、狩猟手段の能率化かもしれないという。
霊長類のなかで、ヒトは並外れた大きさの脳をもっている。この脳の発達とそれに伴う知性の進化こそが、ヒトをヒトたらしめていることは疑いがない。脳はエネルギーを著しく消費する臓器だ。われわれの脳は、重さは体重の2.5%程度であるにもかかわらず、休息時に20%のエネルギーを消費する。

③ 大量のエネルギー摂取を必要とするような方向に特異の変形進化をしてしまった霊長類で、その成果として脳を使って調理や狩猟、農耕などの技術獲得に成功し得なかったとすれば、気候変動や環境変化、周囲の植生や獲物生物の状況が変わったときには、絶滅の道を歩むことになり、脳を使って調理や狩猟、農耕などの技術獲得に成功し、集団の組織力を高め狩猟や農耕、各種種猟具や農耕具の改良・普及・伝承に成功できた種(主にホモサピエンス・ヒト)だけが集団規模を大きくし、生存域を広げ、高密度の集住を可能に出来たのでしょう。
https://www.afpbb.com/articles/-/3072160?page=2

④ 環境変化にただ耐え忍ぶのではなく、新しい環境に適応出来るように変化していく適応性が大事なのでしょう。 脳もその変化への対応・適応の道を探る重要な要素だったのかもしれません。 
絶滅は、環境の変化に対応出来ないことの結果なのかもしれません。
https://www.pref.kyoto.jp/kankyo/rdb/kids/about/ …
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この回答へのお礼

非常に丁寧なご回答ありがとうございます!

お礼日時:2021/12/14 00:05

本当の事は解っていない、諸学説は推測の域を出ていないのです。


数年前にラジオで放送していた、放送大学の講義をYou Tubeに
登録してくれた御人がいます。
「ネアンデタール人はなぜ滅びたのか~交替劇プロジェクトの研究~」


交替劇プロジェクトの研究の中心者高知工科大学・総合研究所・赤澤 威
教授のホームページが最新の研究です。
http://www.koutaigeki.org/project.html
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この回答へのお礼

ありがとうございます!

お礼日時:2021/12/14 00:05

生存競争に負けたのでしょうね。

人間に近い程、人間と限られた食料の奪い合いとなり争いが発展して殺し合いになる。食料が得られなければ体を提供して食料を得ようとする。そうして遺伝子だけは残す。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!

お礼日時:2021/12/14 00:05

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