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農家は神道が多いですが漁民は仏教徒が多いのがなぜですか。

A 回答 (4件)

宮崎は黒潮が通るので、南の洋上に極楽浄土がある補陀落渡海(ふだらくとかい)という浄土信仰が大陸から沖縄経由でもたらされ、死者を渡海船にのせ海に流す水葬が行われており、


その黒潮がA2で書いた仏教と米の海の伝来経路なのです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A3%9C%E9%99%80 …

この浄土信仰から一向宗が生まれ、戦国時代に一向一揆に発展し、薩摩の一向宗禁制が隠れ念仏を生み、同じ黒潮の種子島ルートでやってきたザビエルのキリスト教が長崎の隠れキリシタン弾圧となったのと同様に厳しく取り締まったので、陸地に寺院がなくなってしまったのです。
で、薩摩藩は明治政府樹立の際にも神仏分離と廃仏毀釈を率先して寺の取り壊しを行ったので、農民に仏教が残らなかったのです。

で、寺をもつ必要のない神仏習合した補陀落渡海の民間信仰が漁民だけに残った。
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この回答へのお礼

宗教とは恐ろしいもんだ、穏やかでは無いドロドロしたものが根底に有ったと理解しました。これからも宗教とは一線を老いて益々ひと様と認める尊敬する気持ちを持ち付き合っていこうと思いました。

お礼日時:2021/12/21 08:45

>農家は神道が多い >漁民は仏教徒が多い



そう言うデータは、ないと思う。
そもそも、日本人の宗教感は、神道も仏教も受け入れる神仏習合。
どちらが多いと分けられるものではありません。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2021/12/14 07:23

仏教は海運で伝道したから。


神道は為政者により京から五街道の陸運で伝道したので海辺まで届きにくく、神道は太陽信仰なので農民に普及しやすい。漁民は塩の満ち干が影響するので月信仰のほうが話が通じやすい。

ただし、西日本と東日本では状況が違い、瀬戸内は海賊交易の文化伝承量が多く、関東への稲作は海運で海辺の干潟に伝播したので、農地が作れない伊豆半島がスルーされて、三浦半島の付け根の鎌倉に鶴岡八幡宮ができたり、房総半島に成田山新勝寺が先に開闢されたりして、神道と仏教の伝道が逆転したりする。
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この回答へのお礼

判りやすいお話有難うございます。ここは宮崎県日南市南郷町目井津です。できればこの地に限定した解説を頂けませんか。

お礼日時:2021/12/14 07:26

それが事実かどうかわかりませんが、


農家は日光や水や土を与えてくれる自然に感謝し、
豊作を祈るという傾向があります。それには仏より
神さまですね

漁業は仕事中に死ぬ危険性があります。無事を祈って
守ってもらうのは仏さまでしょう
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この回答へのお礼

わかりやすい。漁師のほうが仕事で仏様になりやすかった。

お礼日時:2021/12/14 07:28

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