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先に、
「100円しかない。」の「ない」
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/12738599.html

で、「ない」の対象を質問しましたが適切な応答は得られませんでした。
また、

「私は日本語しか話せません」「私は日本語だけ話せます」「私は日本語だけしか話せません」の違い
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/12741454.html

という質問がされ、回答をしましたが理解が得られていません。

現在の自立語/付属語などという形式主義的な品詞分類しかできない学校文法、記述文法、生成文法などでは助詞/助動詞などの主体的表現の語を正しく理解することは望むべくもありません。

こうした、形式主義/機能主義的なパラダイム思考では当方の回答の真意を理解できないのも已むをえません。

この点を考慮し、係助詞である「しか」について言語過程説に基づく科学的、論理的な解明を若干くどいくらいに下記で説明しましたので諸賢のご意見を賜れば幸いです。

「100円しかない」の「しか」と「ない」 : 形式主義文法論の混迷
https://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=2748&id=9807 …

A 回答 (3件)

「100円しかない」の意味は、


「100円だけが有る」「100円の他には何も無い」、
と言う意味です。
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この回答へのお礼

早速の応答をありがとうございます。

「100円だけが有る」「100円の他には何も無い」、と言う意味です。

が誤りであることを指摘しておりますが???

お礼日時:2022/01/17 18:12

ご指摘の点は、正しいと思いますよ。


ただ、それは、現時点ではセマンティックスの範疇で、シンタックスの範囲ではないというだけのことだと思います。

> (数万円あると思ったが)千円【しか】ない。
という文脈で、「しか」「ない」は、(思ったより)ないという意味を表しますから、シンタックスの範疇では正解です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

<係助詞>と言う意味でセマンティックスとシンタックスに跨るかと考えます。■

お礼日時:2022/01/17 20:42

この点、辞書による立場の差はあります。


私の感覚では、大辞泉は(個人的には好きですが)網羅的ではあっても、意味という点ではあまり深入りしてない気がします。

日本国語大辞典では(もちろん網羅的ではありますが)用例を多くあげることで、「意味を類推してもらう」という雰囲気を感じます。

手元にあるうちで、「意味の深さ」では、学研国語大辞典(中型辞書ですが)を最も信頼しています。たとえば、「しか」は、

副助詞として、「②{程度を表し得る語Aについて}Bする(Bした)のはたったA程度だ。」を揚げ、その用例として、「◆あたし四十円しかないのよ〔堀田善衛・広場の孤独〕」をあげています。
これなど、かなり良い線を行っていると思います。

あと、いささか古いですが(あと、今手元にないので、中身は確認できないのですが)基礎日本語辞典 が、意味の深掘りという点では秀逸です。
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この回答へのお礼

回答有難うございます。

当方の指摘の主旨は、次のような点にあります。

副助詞として、「②{程度を表し得る語Aについて}Bする(Bした)のはたったA程度だ。」を揚げ、その用例として、「◆あたし四十円しかないのよ〔堀田善衛・広場の孤独〕」
【学研国語大辞典】

の場合、「ない」が何を否定しているのかを明示しない不十分な解説、基本的に誤ったものということです。「しか」は「ない」と呼応する点で係助詞とするのが適切で、学研も「こそ」は係助詞としており、この点でも不適切と考えます。

他の辞書類も大同小異ということになります。

基礎日本語辞典が『基礎日本語』(森田良行、角川書店)のことであれば、この説明の非常識な点を、

今井幹夫『非常識の日本語 ―三浦つとむ認識論による日本語解明―』
【㈱社会評論社 2015.3.25】

が多々指摘しておりますので一読下さい。■

お礼日時:2022/01/20 12:09

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