治せない「クセ」を教えてください

寿司は確かに美味しいですが、いささか過大評価すぎませんか?
国内外で日本料理の顔みたいに評価されていますが、寿司なんて本職の人も言っていますが、ネタの良し悪しが8割らしいですよ。
あとの2割が仕込み技術や握りの腕とか、、
そんな8割も食材に依存する食べ物が日本料理の代表選手なんて、我が国は料理の技法に乏しいから食材頼みですと言っているようなものですよ。
それならラーメンの方が、スープ作りに始まり調整工程も複雑ではないかと思います。
お好み焼きも難しそうですね。
ひょっとしたら、松屋の牛丼の方が上等ではない牛肉を美味しく昇華させている点で、寿司屋より技術は高いのかもしれない。
とにかく寿司というのは料理と呼ぶには、技術的に未熟ではないかと思います。

A 回答 (9件)

まあ、その議論は大昔から「日本料理の板前からすると、寿司職人なんて問題にならない」という話があるんですね。



確かに日本料理は一人前になるまでに追い回しから煮方揚げ方焼き方脇板花板と途方も無い料理体系を学んで行くわけです。

それに比べると寿司職人の世界はシンプルです。
だから、寿司屋では「板前」と言わず「職人」というんですね。

ただ、私の経験で言うと、「寿司は素材が8割」というのは大嘘です。

昔、私には行きつけの寿司屋がありました。名店というわけではないのですが、「ここの大将の握りの技術は名店並み」と見込んでいました。

さて、この店の大将には息子さんがいて、京都の名店の日本料理店でみっちり修行を積み、やがて年季が明けて店を継ぐために帰ってきました。

早速息子さんに握ってもらったのですが、何かが違います。

次に、親父さんに同じネタを握ってもらいました。

(!!!)私たち夫婦は思わず顔を見合わせました。

同じネタ、同じシャリを握ったのにも関わらず、ふうわりとしたシャリの口溶け、パラッとしたシャリの解け具合、ネタとの融合…そこには天と地ほどの差があったのです。

寿司の握りの技術とは恐ろしいもんだな、と思い知らされました。

あなたもいっぺん、本当の寿司を食べたほうがいいと思いますよ。
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プロファイルの様な在米の長い年寄りです。



今日では、私が暮らす日本人がほとんどいない超ド田舎でさえ、グロッサリーストア(日本で言うスーパーマーケット)では、お昼時と夕飯時に向けてお寿司の折詰が簡単に手に入るようになりました。

しかし、私がアメリカに来たばかりの頃は、大都市でさえいくつもない日本人が経営する立派なつくりの『寿司屋』に行って高い金を払わないと食べれませんでした。

私は仕事柄、日本との往復だけでなく、北米内や主に欧州との間を頻繁に行き来して来てましたが、その時代の流れは欧州と北米では似た感じでした。
そんなところから感じたことをコメントします。

アメリカに限らず、日本から見た外国で日本の諸受持を代表するものが寿司であることは事実です。
その理由はいくつか考えられます。

一番は、(言い方がヘンかもしれませんが)1種類でバリエーションがあるからだと思います。

欧米の多くの国には、『テーブルに何種類かの料理を出して、それを気の向くままに組み合わせて食べる』という習慣はありません。

西洋の正式な食事の代表であるフランス料理を見てください。
前菜、スープ、魚、肉、デザート、と言う具合にひとつが終わったら次が出てきます。

それに対し、朝や昼の食事は言ってみれば『お弁当』です。
全部テーブルに並べて食べますが、それでも食べるときはたいがい一度には一つを食べつくします。
一緒にならせいぜい飲み物ぐらいでしょう。

最初に寿司が珍しがられたのはそれが『アラカルトを楽しめる』からだったんじゃないかと思います。

ただ、それでも欧米人は『海苔』や『生魚』は苦手です。
なので、それを隠して楽しめる『カリフォルニアロール』のような『シャリとネタの逆巻き』なるものが考案されて普及したと思います。

そして、それが美味しいだけでなく、きれいでヘルシーだからと言うことで受けたんだと思います。

一方、それでは『それが日本の代表食か』と言うとどうでしょう。

そこで吟味しないといけないのは『代表的』という言葉でしょうか。

そこには、『日本の人々から見た、日本を象徴する料理・食事』というのと、『外国の人々から見た、日本を一番強くイメージさせる料理・食事』というものがあるということです。

先に述べたように、日本の食事、とりわけ正餐(洋風に言えばディナー)では、中国や朝鮮・韓国のと同じように、食卓には多数の料理が並び、それらを適宜選んで口に運んで楽しみます。

その代表的なのは割烹料理や懐石料理だと思いますが、それを外国で実現するのは、グローバリゼーションが進んで日本の食材が海外でも手に入るようになってきた今日でさえ、例えばパリ・ロンドン・ニューヨーク・ロスでさえ大変難しいものです。

仮にできてもとても高いものについてしまい、誰もが楽しめるものにはならないでしょうし、その食べ方が習慣にないので楽しんではもらえないと思います。

そんな意味で、お寿司は『見た目』『味』『栄養価』『食べ方』などのいろいろな面から受け入れられて普及してきたので、少なくとも外国から見たら『他のどの国からのものでもない』日本独特の(=代表的)料理になったと思います。

ここで逆の言い方をしてみましょう。

質問者さんは『アメリカを代表する料理』に何を挙げますか?
たぶん『ステーキ』と言うように想像します。

たしかにアメリカで広く正餐として食べられていますので間違いではないでしょうが、人によっては違うことを言うかもしれません。

たとえば、バーベキュー、あるいはチキンとパンプキンパイ、あるいはハンバーガー、なんていう人も居るかもしれません。

日本ではスーパーでもコンビニでもお寿司は売っています。
でも、当地の小さな店ではステーキ弁当なんて売ってません。
フライドチキンやハンガーガー(サンドイッチと言う人も居ます)ならどこでも手に入ります。
だからこっちを言う、と言う方が合理的な気もします。

このように、『代表的』をどうとらえるかと言う話に帰着するんじゃないでしょうか。
そして、それは国の中から見て言うか、外から見て言うか、で違うということではないでしょうか。

いずれにせよ、たいしたことではありません。
その答えが何であれ、誰も困るわけじゃなありませんから。
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日本料理の顔ではないですね。


外国の方には生のものは勧められないし。
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今は、外国人に一番人気のある日本料理は「ラーメン」、2番が「抹茶」、3番が「寿司」だそうです。




https://colum.shokujob.com/news/2020/04/8461/#li …
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いや、ナマモノの提供ほど難しいものはないですよ。

だからそれを新鮮な内に美味しく提供する腕前とか、魚の身を切り分けるにしても同じ大きさとかシャリも同じ量とか相当の腕前に経験が必要。ラーメンや牛丼は作り方を真似ればそれなりの物は出来るが、寿司は職人としての技術がないと美味しいものは作れない。
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技術力云々というよりも日本人なら老若男女誰からも愛されて人気のある料理だからだと思います。



それが日本料理の顔ならそれで良いではありませんか。

難しく考える必要はないかと。
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ふぅーん。


こんな風に思った事無かったな〜。
そーいう考えもあるにはあるかもですね。

素材の味や風味を活かした酢飯の塩梅、握りの具合。

シンプルだからこそ奥深い。
繊細な日本食の代表にふさわしいと私は思います。
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食材を見極めるのも職人の技術のうちですし、2~3年修行した程度では一流の職人にはなれません。


顔かどうかは置いといて、本当に美味い寿司は、本当にすごい職人あってこそですよ。
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人材育成と同じように、そこには目利きや素材の活かし方にも、高度な技術や哲学等が必要でしょう、、、。

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