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キャブのセッティング、燃費について、
キャブ車は夏に燃料を薄くし、冬に燃料を濃くしますよね?
とすると冬はやはり使う燃料の量も多くなるので、必然的に燃費は悪くなるものなのでしょうか?
それともあまり変化がないものなのでしょうか?

A 回答 (3件)

自分はそのままのセッティングで乗ってますが、ハイオク入れてるので問題ないです。

レギュラーより燃焼するガソリンがハイオクなのでケチらない事ですね。
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>冬に燃料を濃くしますよね?



 ご想像通り、燃費は悪化します。

 ガソリンが燃焼するにはストイキオメトリ(化学量論的組成。略してストイキと呼ばれます)が決まっていて、空気:ガソリンが14.7:1です。

 冬は気温が下がり、空気密度が増えます。その分ガソリンを増やさないとストイキから外れて、不完全燃焼となります。
 つまり、ピンストン1ストローク当り吸い込むガソリン量が増えているワケで、ほんの若干ですが排気量が増えたのと同じ状態となり、その分燃費が悪化します。

 ただし。

①ベルヌーイの定理1/2ρv^2 + ρgh + p = 一定ってヤツがありまして。
 この式から、キャブ内の負圧-p=1/2ρv^2+ρghとなり、ρ(流体の密度)が変わると-pの値も変わります。
 つまり・・・空気密度が変わると負圧も変わるので、フロート室から吸い出されるガソリン量も変化し、結果的に空気密度が上がるとガソリン量も自動的に増えます。
 ゆえに市販バイクはほぼ例外なく、四季でキャブセッティングを変えなくても『なんとなく』動いているワケです。(燃焼効率を上げる為に正確なストイキが必要なキツいチューニングのエンジンや、極端に気温が高いor低い環境では、1つのサイズのメインジェットでは間に合わず、セッティングの変更が必要となります。)

②そもそも。
 ガソリンのストイキは、多少はズレても『なんとなく』燃えます。
 これもあって市販車では、季節によってイチイチキャブセッティングを変えなくても大丈夫となっていますが、しかし例えば『夏だとフケがイマイチ』『冬はトルクが上がっている様な気がする』などの多少の変化があるわけです。

③キャブのセッティングをどれほど追及したところで、スロットル開度とエンジン回転数のあらゆる位置で、常に理想的なストイキにすることは出来ません。どこかに必ずツジツマが合わないところがあり、それが『トルクの谷』とか『フケが少しダルい回転域』或いは排ガスが規制から外れる個所となって現れます。
 こういう問題を一挙に解決出来るのがインジェクションです。インジェクションでは、吸気量と温度、それに排ガスのO2をリアルタイムで測定し、それらをフィードバックしてガソリン噴射量を決めています。
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平均的には春/秋が燃費が良くなり、夏/冬は悪くなります。


インジェクションなら自動調整され差が少なくなります。
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