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カテ違いだったらすみません。
口語で兄弟姉妹を「きょうだい」というのはまったく抵抗がないのですが、文章の中で「きょうだい」と表記してあるを見る場合、なんだかしっくりこないんです。情報不足からなんでしょうか(笑)

最近増えたように感じますので「きょうだい」と表記するように学校で教えていたり、どこかでPRしているんでしょうか?

A 回答 (7件)

お礼欄への補足です。



「子ども」の場合、「供」が常用漢字にないため使わない、ということだと思います(「供」が常用漢字にないかどうか、今私は確認せずに書いています。だから常用漢字にないから、ではなく、他の理由によるものかもしれません)。

漢字をどうもちいるか、というのは歴史的な背景があって、それをごくあっさりと乱暴に書くとこうなります。

1.戦争に負けた
2.負けたのは日本の文明が西洋より劣っているからだ
3.西洋文明が勝っているのは、彼らの文字が二十数文字で、文字を憶える労力がすくなくそれを科学技術発展に振り向けられた。
一方、日本の文明が劣っているのは、膨大な数の漢字を憶えるのに労力が多大であるからだ
4.つまり漢字など使っているから戦争に負けたのだ
5.だから今後の発展のために漢字を使うのはやめよう
6.しかしまったく使わないのは不便だ
7.だから「当面用いる漢字(=当用漢字)」を定めよう
8.(さらに時間が経過し、自分たちに自信がでて、またこれまでの論理展開のおかしさに気づき始めて)漢字の使用制限をゆるめて、もう少し使えるようにしてもいいだろう
9.だから「常に用いていい漢字(=常用漢字)」を定めよう
10.新聞やテレビやお役所は、常用漢字を使うように
11.結果「拉致」を「ら致」と書いたり「交叉点」を「交さ点」と書くような混ぜ書きが現在多く残っている

あら、ぜんぜん「あっさり」と書けませんでしたね。
ずいぶん「乱暴」ですが。

私は

・やまとことばはひらがなで(文の中で読みやすくなるなら漢字表記で)
・漢語は漢字で

それぞれ表記するように考えています(参考URLの質問と私の答えもご覧いただけると幸いです)。

また、先ほど(これも混ぜ書きの一種)はああ書きましたが、確かに漢語をひらがな表記する傾向というのは、私も最近目にしています。
もしかしたら、増えているのかもしれませんね。

ただの推測で根拠はありませんが、PCや携帯電話で、簡単になんでも漢字変換できることによって、これまで漢字表記しなかったことばまで漢字が使われるようになった現象の反動・・・かもしれませんね。
まあ、今のところこういう考え方はただの「妄想」レベルですが。

参考URL:http://okweb.jp/kotaeru.php3?q=1288834
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この回答へのお礼

再度のご回答ありがございます。
「子供」か「子ども」に関しましては、
参考URL
http://homepage3.nifty.com/harebuta/gaki.htm
私事ですが、20数年前の小学校低学年の担任の先生に「子ども」と書くことにこだわりを持った方がいらっしゃいました。私の中ではいい先生だったんですが、多少評価が落ちました。

>漢字をどうもちいるか~
詳しい説明ありがとうございます
1~8ぐらいはおぼろげながら記憶の片隅にあったんですが11まで読んで、納得させていただきました。交さ点はまだ見たこと無いですね。交差点と習った記憶があるのは何故でしょう(笑)
漢字によっては旧漢字のままの方が意味がきちんと取れるのもあると聞きましたが…

>やまとことば~
ひらがなばかりだと読みにくいので、漢字も混ぜてほしいというのがあります。漢字を使って意味を限定するのも手段のひとつでしょうか。

>漢語は漢字で
明治時代の人たちが外国語を新しい言葉(熟語)を作って訳してますよね。その作った言葉が中国・朝鮮半島に逆輸入されているというのを聞いたとき、レベルの高さに驚きました。応用して自分のものにするという日本人のすごさを見た気がしました。「漢語をおさめるものが学問をおさめる者である」これにぴったりだと思いました。

テレビ等のひらがな表記が増えた理由の一つに「ゆとり教育で学校で教わる漢字数が減った」というのがあるのではと思ってます。
外国語から日本語に訳す際に新しい言葉を作り出す能力が今の日本社会にあまりなさそうですが。

お礼日時:2005/03/27 04:42

No.6 の方がおっしゃるように、


>キョウダイと言う言葉はもう漢字を離れていわばやまとことばに取り入れられたと見ていいのではないでしょうか。
 という考え方も存在しましょう。古代から漢字音がやまと言葉になった例は、「馬」(うま)、「梅」(うめ)があります。「菊」、「和尚」(おしょう)もそうです。ただ、後の二語はまだ漢字から離れきっていません。すべてを挙げることはできませんが、「きょうだい」をその中に含めれば、もっとも新しい例になるでしょう。
 少し共通するものに「父兄」と「子弟」の対応語があります。「父兄会」なるものがあったが、アメリカから頂戴した「PTA」とか「父母の会」と呼ぶようになった。しかし、いつの間にか「母の会」になり、「父親参観日」が登場したり、いろいろ経過があるのです。
 なお、別の問題ですが、「子供」と「子ども」の問題があります。まず古代には「こ」という同音異義語(日本式発音をした場合)がありました。その中の「子」を「こども」、「粉」を「こな」、「蚕」を「かいこ」、「籠」を「かご」として分かりやすく区別した。それが「こども」という語の発生源でした。そして同時に、「ども」は「たち」と同様に複数を表す接尾語でありながら、「たち」は尊敬すべき人間につけ、「ども」はそれ以外の人間や事物に使うという習慣も存在しました。今でも関西の年寄りの間で「子たち」という語が使われることがあります。それ故、「子供」と書こうと「子ども」と書こうと、あまり感じのいい言葉ではなかった(あくまでも過去に属することですが)のです。
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この回答へのお礼

3度目のご回答ありがとうございます。
返事が遅くなりましてすみません。

きちんとした時期や運動というのはなさそうですが、必要に応じて言葉が変化した結果という結論がでました。

>子供~
地方によってそのような言い方もあるんですね。
問題の深さを感じました。
親から見れば「子」という一字で男女区別なくすむんですが難しいです。

_____
回答いただた皆様方、色々な知識・見方を教えていただきました。ありがとうございます。

お礼日時:2005/03/31 00:52

兄弟・姉妹・姉弟・兄妹の全てを表す言葉が必要だったので平仮名表記でそれを表しているのでしょう。


実際「女のキョウダイ」と会話で言ったりします。
キョウダイと言う言葉はもう漢字を離れていわばやまとことばに取り入れられたと見ていいのではないでしょうか。

子供についてですが、「供の字は悪い意味がある」というのは正論です。No4お礼のURLを見ましたがこのことに対する反論はなかったですね。ただそれでその漢字を使うなというのはやりすぎだと思いますが。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
遅くなってすみません。

>キョウダイと言う言葉はもう漢字を離れていわばやまとことばに取り入れられたと見ていいのではないでしょうか。
言葉は時代とともに変化するものですので、「やまとことば」になった、が一番すっきりすると思います。

「子供の漢字」昔の歴史資料で、漢字の偏がなかったりつくりが同じ偏が違くて音が同じ漢字を書かれているのは多少あったように記憶しています。共か供を使うのはその延長線上にあるものだと推測してました。手元に漢和辞典がないので「供」というのが悪い意味があるとは認識してませんでした。

お礼日時:2005/03/30 01:44

兄弟姉妹の漢音は「けいていしばい」、兄弟姉妹の呉音が「きょうだいしまい」です。

「兄妹」を【熟字訓】として「きょうだい」と読むという考えもありましょうが、すでに立派な呉音、漢音が存在する以上、ちょっと無理なように思います。
 昔のような男性中心の社会ならともかく、「きょうだい」ですべてを表すのは、女性の攻撃を受ける可能性もあります。「きょうだい」ですませられるなら、知らぬ顔を決め込んでいた方がよいと思いますが。女性の方、ごめんなさい。
 民法ではどう記述しているのでしょうか。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
>漢音~ 呉音~
国語的に正しく、だとそちらが答えになると思います。


>「きょうだい」ですべてを表す~
日常、「きょうだい」という言葉ですべてを表すようになってきているので、男性と限定される「兄」「弟」で表現しないように”ひらがな表記”になったのかと思ってました。誰かしらクレームをつけたのか、クレーム回避でもしたのかと勝手な想像してました。
ちなみに当方、女です。
女の敵は女とよく言ったものです(笑)。そこまでよくこだわるなぁと思うこともあります。

民法のことはよく知りませんが、漢字が多い学問ですよね。

お礼日時:2005/03/27 05:34

医学,生物学,心理学などの学術用語では


同じ親から生まれた兄弟姉妹のことを
雌雄の区別なく「同胞(どうほう)」と表現します
(英語ではsibling)。

同胞という言葉はあまり日常的ではありませんし,
「同じ氏族」や「同じ民族」という意味で使われる場合も多いようです。
そんなわけで
一般向けの著述の中では同胞に代わる表現として
「きょうだい」が採用されていると考えてください。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
「同胞」というとやはり「同じ氏族」や「同じ民族」の印象が強いです。
ただgooの国語辞書で調べると、上の意味の次に同じ母親から生まれた兄弟姉妹となってます。父親は限定されてません。
古代に母系社会だった名残と思ってます。今の時代にそぐわないから日常使わないので、辞書でしかお目にかかれない単語になりそうです。
「はらから(漢字では同胞と書く)」ですと「母を同じくする兄弟姉妹、また一般に兄弟姉妹。」と最初にきて、「同じ国民」が二番目に。日本語って奥深いとパソコンの前でうなっております。


>一般向けの著述の中では同胞に代わる表現として「きょうだい」が採用されていると考えてください。
そう考えるのが一番スムーズなのはわかっているんですが、慣れるまで時間がかかりそうです。

蛇足
gooの英和辞典でsiblingを検索しましたら
sib・ling
━━ a., n. きょうだいの(一人) ((男女の別なく兄,弟,姉,妹の一人)).
とでました。使用例を発見。

お礼日時:2005/03/25 23:21

国語的になのか、ルールなのかは、寡聞にして知りませんが、「きょうだい」と書きたいから、としか言えないでしょう。



そしてその理由に「性別不明」や「男女が混ざっている」などがあるのかもしれませんが、それは推察に過ぎません。

だいたい、どう表記するかは、まったく書く人の自由ですから、「本気と書いてマジと読む」のだって、通じれば自由ですし、ルビをふればこれまた通用します。

それより私が気になるのが

・最近増えたように感じる根拠

のほうです。

ついでに、私が気になるのは「じぶん」というひらがな表記です。でも、私が気になるからといって、「増えた」とは私は感じません。あしからず。
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漢語は漢字で、やまとことばはひらがなで、というのがいいんじゃないか、というのが私の意見ですが、これは回答じゃありませんね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>最近増えたように感じる根拠
根拠はないです。ただの私感にすぎません。意識したからよけいに目につくというだけかもしれないですね。最近購入した数冊の海外の小説に「きょうだい」と文章中に出てきたのがきっかけです。

>書く人の自由ですから
と言われれば、そのとおりなので反論できません。

「子供」を「子ども」と書くのが推進されているので同じようなことが起こっているのかと誤解していました。
ATOKだと「きょうだい」と打ち込むと変換候補に兄姉・兄妹等々ありますので、そこも誤解のもとだったかもしれません。

お礼日時:2005/03/25 13:27

国語的には、姉弟(してい)や兄妹(けいまい)を「きょうだい」と読ませたい場合や、性別が不分明な場合にひらがな表記をすることになっています。

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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
>国語的~
ということはすでにルールだったんですね。
頭の片隅にも残ってませんでした(泣)

ここのサイトの他のカテゴリーをよく読みにきますが、情報提示してあるのに「きょうだい」と書いてあるのを見かけるので、何かしら最近あったのかなと思ってしまいました。検索の仕方が間違っていたようです(泣)

お礼日時:2005/03/25 01:00

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