
SNSで間違いを指摘されたときに「弘法も筆の誤り」と書くかたを目にします。
何度か目にしたので、そういう使い方ができると思っているのでしょう。
質問がいくつかあります。
1)自分の間違いを「弘法も筆の誤り」と表現するのは、近年ではフツーなのでしょうか。
2)似たような慣用句がいくつかあるようです。
https://thesaurus.weblio.jp/content/%E5%BC%98%E6 …
このうち、自分のことに使えそうなものはありませんか。
3)「弘法も筆の誤り」「弘法にも筆の誤り」
検索すると「に」があるものとないものがあります。どう違いのでしょう。
No.12ベストアンサー
- 回答日時:
> 「猿も木から落ちる」なら自分のことに使えますか?
に興味があってこの質問に注目していましたがどうなのでしょうね。
「猿も木から落ちる」は猿は木登りの名人だということを前提としたことわざですから自分を名人にたとえて話すのには抵抗があります。
だからと言って目上の人が失敗をしたときに「猿も木から落ちるですね」と言うのはもっと抵抗がありますけどね。
木登りを単なる子供の遊びと考えるか、ある種の職業の人には絶対必要なスキルと考えるかにもよりますね。
そう言えば徒然草には高名の木登りという逸話がありましたが、その時代の人々はこのことわざに対して現代人と違う印象を持っていたかもしれません。
「弘法も筆の誤り」「弘法にも筆の誤り」に関しては、私はずっと「弘法も筆の誤り」だと思っていましたので、「弘法にも筆の誤り」はそういう言い方もあるのかという程度です。
コメントありがとうございます。
>「猿も木から落ちる」は猿は木登りの名人だということを前提としたことわざですから自分を名人にたとえて話すのには抵抗があります。
そういう考え方もできそうですね。
ただ、「猿」ですからね……。
>「弘法も筆のあやまり」というのは自分を「弘法大師」に見立てているわけですよ。きわめて尊大な表現
その点は皆さんの意見が一致しているようです。
日本が不自由な人の用語でしょう。
No.11
- 回答日時:
No7です。
関西のツッコミを紹介した者です。お礼の中にご質問がありましたので再度回答させていただきます。
>地域性の話は初めて見ました。できれば具体的にお願いできませんか。
私は大阪ですが「弘法にも」という言い方はしませんでした。
「弘法も筆のあやまり」でしたね。「弘法『にも』」の方が正解なのかもしれません。これは私はわからないです。
なお、皆さん方おっしゃっているように自分のミスを「弘法も筆のあやまり」というのは自分を「弘法大師」に見立てているわけですよ。きわめて尊大な表現になります。日本語は自分や身内を卑下する表現をしますので、用法としても間違っているでしょう。
地域性による言葉遣いの違いというのは、証明するのがむずかしいのでなんともいえません。
「用法として間違っている」というより、一般的な常識に欠けるのではないかと。
No.10
- 回答日時:
>「猿も木から落ちる」なら自分のことに使えますか?
そもそも弘法も筆の誤りも猿も木から落ちるも第三者を対象にしたことわざで自分に使う言葉じゃないんです。
3)「弘法も筆の誤り」「弘法にも筆の誤り」
同じ意味ですが、ことわざ通りべテラン(達人)ですら失敗はあるという意味なら後者です。
「弘法も筆の誤り」だとお前も失敗するのか!というニュアンスで
「弘法にも筆の誤り」の場合だと天才でもミスはすのか!というニュアンスになります
>「弘法も筆の誤り」だとお前も失敗するのか!というニュアンスで
>「弘法にも筆の誤り」の場合だと天才でもミスはすのか!というニュアンスになります
なぜそのようなことがいえるのでしょう。
No.9
- 回答日時:
3)ですね。
そもそも弘法〇筆の誤りですがこれは、ことわざです。
諺とは「昔から言い伝えてきた、訓戒・風刺などを内容とする短い句」のことを言うわけですが、言い伝えているうちに伝言ゲームではないですが若干変化してしまうんですよね。
弘法にも筆の誤り
弘法も筆の誤り
弘法の筆の誤り
なんか私の周りでも好きかって言っております。
一般的というと、ことわざ辞典などでは「弘法にも筆の誤り」と書かれておりませんか。私の家の書籍にもそう書いていました。
弘法も筆の誤り でも
弘法の筆の誤り でも
日本語としては意味を大きくたがえず、成り立ちますから一般的にはその言葉を使っても強いて批判されることもないのだと思います。
2)は、
猿も木から落ちる
河童の川流れ
上手の手から水が漏る
千里の馬も蹴躓く
釈迦にも経の読み違い
上手の猿が手を焼く
知者も千慮に一失あり
天狗の飛び損ない
千慮の一失
知者の一失
麒麟の躓き
孔子の倒れ
念者の不念
百足のあだ転び
文殊も知恵のこぼれ
竜馬の躓き
巧者の手から水が漏る
権者にも失念
1)は、転機
こちらは、弘法大師のような書の達人でも、ときには書き損じることがあるということから、意味としてはどんなに技芸に優れた人でも、失敗もあるというたとえです。
この言葉には由来のエピソードがあります。
嵯峨天皇の命令で應天門の額の字を大師が書き、門に設置するときに、應の「心」の点を一つ書き損じていたのを自ら気づいたそうなんです。
(今昔物語集 11巻第9話)
そこからきた言葉ですが、もちろん、大師自身の言葉ではありません。
他の人が驚いた時の言葉です。
ということで、「自分のミスに驚いた 普段はまちがわないのに」という用法には違和感があるのは確かです。まぁそういう時の周りの反応は、
「そんなの、しらんがな」とか「おまえがいうな」となるわけですが
恥の上塗りとはいったもので、ミスが2つ続いてもうなにがなんだかわかりません。
ミスも2連発でやらかすと、なんてのか、例えれば、
すみませんと謝って頭を下げたとたん屁が出るような滑稽さがありますね。
3)
>言い伝えているうちに伝言ゲームではないですが若干変化してしまう
そういう傾向はあると思います。
ただ、それなりに原型はとどめると思うのですが。
>ことわざ辞典などでは「弘法にも筆の誤り」と書かれておりませんか。
だいたい、原型らしきものがわかるのですが……。
このことわざについては。No.5のお礼に書いた通りです。
===========引用開始
>近年の辞書は「弘法にも筆の誤り」となっています。
ということは昔の辞書は「弘法も筆の誤り」だったのでしょうか。
下記のサイトを見ると、そんな傾向があるのかないのか……。
http://kotowaza-kanyouku.com/koubounimofudenoaya …
当方が調べた国語辞典は、軒並み「にも」でした。
===========引用終了
No.8
- 回答日時:
猿も木から落ちる、については、ハナから相手を貶めている場合に使います。
なので、自虐的に使うのには適していると思います。3については、意味合いは変わりませんが、個人的には「弘法も筆の誤り」が派生したモノではないかなぁと思ってます。辞書に両方有るのなら良いとは思いますが、ネットだけなら、試験などでは使うべきではないと思います
2)
>猿も木から落ちる、については、ハナから相手を貶めている場合に使います。なので、自虐的に使うのには適していると思います。
同感です。
3)
>意味合いは変わりませんが、個人的には「弘法も筆の誤り」が派生したモノではないかなぁと思ってます。
同感です。根拠がないのがつらいところです。
No.7
- 回答日時:
1)自分の間違いを「弘法も筆の誤り」と表現するのは、近年ではフツーなのでしょうか。
フツーとは思えませんね、言う場合は自虐ネタです。間違ったらわざと「弘法も筆のあやまり」というと相手が「たまやから筆のあやまりやン」「いっつも間違うてるヤツがなにゆうとんねン」という関西お約束のツッコミぐらいです。
2)似たような慣用句がいくつかあるようです。このうち、自分のことに使えそうなものはありませんか。
よく使うのが「サルも木から落ちる」ですね。だいたい「弘法」と同時に重ねていいます。
3)検索すると「に」があるものとないものがあります。どう違いのでしょう。
意味は同じでしょう。しかし「弘法にも」なんて使ったことがないですね。これは地方によってちがうのかもしれません。
コメントありがとうございます。
「フツーとは思えませんね」ですね。
そうだと思います。
ところが当方が見た使用例は大真面目に書いてあるようでした。
2)
「サルも木から落ちる」なら使えるということでしょうか。
3)
>「弘法にも」なんて使ったことがないですね。これは地方によってちがうのかもしれません。
地域性の話は初めて見ました。できれば具体的にお願いできませんか。
No.5
- 回答日時:
近年の辞書は「弘法にも筆の誤り」となっています。
名人も間違えることがある、だれにでも間違えはある、なんて意味ですね。
自分を空海と同様に考えて言うことは自身がある人ですよね。
一般的には他人に使う言葉でしょうね。
コメントありがとうございます。
>近年の辞書は「弘法にも筆の誤り」となっています。
ということは昔の辞書は「弘法も筆の誤り」だったのでしょうか。
下記のサイトを見ると、そんな傾向があるのかないのか……。
http://kotowaza-kanyouku.com/koubounimofudenoaya …
当方が調べた国語辞典は、軒並み「にも」でした。
「一般的には他人に使う言葉でしょうね」ですね。
2)3)に関してはいかがでしょうか。
No.4
- 回答日時:
弘法にも筆の誤りということば。
こちらは、弘法大師のような書の達人でも、ときには書き損じることがあるということから、意味としてはどんなに技芸に優れた人でも、失敗もあるというたとえです。
この言葉には由来のエピソードがあります。
嵯峨天皇の命令で應天門の額の字を大師が書き、門に設置するときに、應の「心」の点を一つ書き損じていたのを自ら気づいたそうなんです。
(今昔物語集 11巻第9話)
そこからきた言葉ですが、もちろん、大師自身の言葉ではありません。
他の人が驚いた時の言葉です。
ということで、「自分のミスに驚いた 普段はまちがわないのに」という用法には違和感があるのは確かです。まぁそういう時の周りの反応は、
「そんなの、しらんがな」とか「おまえがいうな」となるわけですが
恥の上塗りとはいったもので、ミスが2つ続いてもうなにがなんだかわかりません。
ミスも2連発でやらかすと、なんてのか、例えれば、
すみませんと謝って頭を下げたとたん屁が出るような滑稽さがありますね。
コメントありがとうございます。
「すみませんと謝って頭を下げたとたん屁が出るような滑稽さ」ですね。
2)3)に関してはいかがでしょうか。
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