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今日は暇だから掃除をします。
今日は暇なので掃除をします。

の『だから』『なので』のニュアンスの違いを教えてください。

A 回答 (3件)

【ニュアンスの違い】


『今日は暇だから掃除をします』⇒今日は暇だ。私の主観として、こういう場合には掃除などをするのが良いと思うので、掃除をします。

『今日は暇なので掃除をします』⇒今日は暇だ。これは掃除などをするのに適した機会だというのが客観的な考え方だと思うので、その考え方に沿って私も掃除をします。

【解説】
本質的には「から」と「ので」の違い。
大辞林には下記のような注釈がありますが、これに若干補足する形で私見を。
※理由・原因を表す接続助詞「から」との相違について。
「ので」は因果関係が客観的事実に基づいているような場合に用いられるのに対し,「から」は,推量・禁止・命令・質問など,話し手の主観に基づくような場合に用いられる。※
https://sakura-paris.org/dict/%E5%A4%A7%E8%BE%9E …

1.
「だから」は、
「だ」=断定の助動詞
+
接続助詞「から」
という構造。

「から」という助詞は格助詞が基本で、その用法は【起点】を表わす、というもの。(自転車で駅から学校まで行く)
ご質問の「から」は接続助詞で、その基本的用法は【 理由・原因】を表わす。

『今日は暇だから掃除をします』⇒この「から」も格助詞の性質を受け継いでおり、「暇だ(事態)」が起点になって「掃除をします(という結果・判断)」につながる、という構図になっている。
さらに、起点というものは必然的に【移行】を伴なうため、「暇だ(事態)」という起点と「掃除をします」という結果(判断)とのつながりは直接的である、と言える。

2.
「なので」は、
「な」=断定の助動詞「だ」の連体形
+
接続助詞「ので」
という構造。

さらに「ので」は、
「の」=(活用語に付いて)その語を名詞と同じ資格に(=体言化)する準体助詞。
+
「で」=動作などが行われる状況(環境)や成立条件などを表わす、という用法の格助詞。
という構造です。

『今日は暇なので掃除をします』⇒「暇だ」を「の」によって体言化し、その体言化されたものが、「で」によって「掃除をします」という判断が行われる状況(環境)となっている。
「掃除をします」という判断は「暇だ」という状況において発生したのであり、そこから「ので」が【理由・根拠・動機】などを表す接続助詞として成立している。
つまり、「暇だ」は(起点ではなく)あくまで状況(環境)、あるいは成立条件ということ。

3.
こうしたことから、どちらも順接確定条件を表わすが、後件に対して「から」は起点として直截的につながっている点で主観的な関係性を表わすのに適した表現であり、「ので」は成立条件として間接的につながっている点で逆に客観的な関係性を表わすのに適した表現と言える。
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「だから」の「から」は因果関係を表す助詞です。



「だ」と肯定判断し、「から」と因果関係を強調しています。

「ので」は「の」という抽象名詞で、その前の内容を実体的に捉え直し、「で」と判断辞「だ」の連用形の中止法で次に続け、「暇なの」を原因として提示しています。

さらに因果関係を強調する場合には、「暇なのだから」と助詞「から」を加えることになります。

このように、単に「ので」と原因として述べるか、「だから」と因果関係として捉え強調するかの相違です。■
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「だから」は書き言葉、「なので」は話し言葉です。

だから、作文のときなどは「なので」は使わないようにしましょう
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