プロが教えるわが家の防犯対策術!

職場で耐え難いような辛い嫌な事があった時、その出来事を紙に書いて破って捨てると、気持ちが軽くなるとどこかで読んだのでやってみたら、実際少し気持ちがスッキリしました。
これは脳科学的に根拠はあるのですか?
もしご存知の方がおられましたら教えて下さい。
よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

試験に落ちた、仕事で大失敗した、恋人にフラれてしまった……。

このように、誰もがきっと、しばらくは立ち直れないようなつらい出来事を経験したことがあるはず。そんなときこそ、ぜひ自分の気持ちを書いて負の感情を吐き出すことで、浮上のきっかけをつかみましょう。

編集者兼作家の高下義弘氏は、20代のころに極度のメンタル不調に悩まされ、頭の中で自分を非難する声が常に鳴り響く状態だったそうです。その高下氏を大きく変えたのが、『書きながら考えるとうまくいく! プライベート・ライティングの奇跡』(PHP研究所)という本でした。その本には、「タイマーで制限時間を設定し、今、頭の中で浮かんだ言葉をひたすら紙に書き出せ」と、書かれていたのです。

本に書いてある通りに、高下氏は頭に浮かんだ言葉をひたすら書き出しました。それを続けていくうちに、書くという行為に爽快さを感じるようになり、徐々に考え方が前向きになったそうです。

書き出しを行ううえで高下氏が気づいたことは、言葉には2種類あるということ。「これはこうするべきだ」「ここはこうしてみよう」といった前向きなものと、「これをやってはいけない」「どうせ失敗する」といった後ろ向きなものです。

そして高下氏は、後ろ向きの言葉をクリアする必要性を述べています。つまり、落ち込んだ状態から立ち直るためには、後ろ向きな言葉を捨てる必要があるということ。そこで高下氏は、後ろ向きな言葉を紙に書き出した後は、丸めて捨てるという方法を編み出しました。それだけで気分は変わるのだそうです。

たとえば、仕事で製品の発注ミスをしてしまい、上司に激怒されたとします。そのようなときは、「クソッ、叱られた!」「なんで、あんなミスをしたんだろう……」と、自身の後ろ向きな気持ちを、ノートやメモ帳にストレートに書き殴っていきましょう。気持ちを吐き出せたことによる安堵感、自分に対する客観視などにより、気持ちは静まっていきます。そして最後には、ゴミ箱にポイっと捨ててしまいましょう。すっきり気分爽快です。

さっさとネガティブな気持ちをリセットして、自分本来のメンタリティに戻すことができれば、あとは簡単。「済んだことは、しょうがない」「確認作業を怠らなければ、こんな凡ミス起こりっこない」と、ポジティブな気持ちが自然に芽生えていくことでしょう。

失敗や嫌なことをくよくよ後悔しても、あまり意味はありません。いつまでも悩んでいないで、さっさと紙に書き出して、吐き出して、断ち切って、捨て去ってしまいましょう。
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この回答へのお礼

あなたに会えてよかった

ありがとうございます。私もネガティブな気持ちを紙に書いて捨てて、すぐ嫌な気分を断ち切れる自分に変わっていきたいです。

お礼日時:2022/05/17 23:51

嫌なことの記憶というのが感情として表現されないまま残りますと、表現してはならないという学習をさせてしまうのですね。

脳科学的には、それはストレスですから、前頭葉や海馬を萎縮させます。脳機能そのものを低下させることで、嫌な記憶からのダメージを低下させるんですよ。

ですので、そういった経験は感情として表現されることが望ましい。紙に書くという行為とは表現ですので、それは表現可能なものとして学習されます。表現可能であるということは、対処可能であるということと同じから、脳機能を低下させてまで、その記憶のダメージから身体活動を守るということをする必要がなくなる。
で、これは2週間以内が良い。というリサーチがあります。簡単に言いますと、2週間を過ぎますと、その記憶が海馬という深いところに移行しますので、体験的記憶として呼び覚ますことが難しくなります。つまり、それ以後は表現することすら難しくなるということです。

単純に言いますと、脳機能のメモリーに学習したすべて残すよりは、要らないものは要らないと、そういうなりの行動や、要るとしてもメモして大事に置いておくとか、そういうなりの行動が、脳機能のキャパシティを健全に維持しますよと、そういうことです。
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この回答へのお礼

ありがとう

早速の回答、ありがとうございます。
すごく勉強になりました。

お礼日時:2022/05/17 06:50

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