刈払機の不具合

Question

ホンダの刈払機のエンジンがかからないので、まだ購入後一年に満たなかったので、買ったところに持っていきました。数日後、直ったという電話があったのですが、点火プラグをボルトの高いもの（どういう意味かよくわからないのですが）にしたということ。つまり、もともとついていたものではなく、それ以外のものをつけたということですが、それで大丈夫なのでしょうか？　なお、プラグは新しいものを自分で買っていたので、問題はないはずです。

cactus2 · Accepted Answer

造園屋に勤務しています。会社でも自宅でも刈払機は年間を通して
使用しています。
会社では２サイクル、自宅ではＨＯＮＤＡ４サイクル刈払機を使用
しています。

農機具整備士の資格は所持していませんが、ある程度の整備は出来
ます。掛からない原因と対処方法を書こうと思います。

まずプラグは現在の刈払機に装着している型番以外を使用する事は
避けるべきです。違う型番のプラグを装着する事は故障の原因とな
り、場合によっては使い物にならなくなる恐れがあります。
つまり修理先が行った高性能のプラグに交換したのは間違いと言う
事です。

エンジンが始動しない場合は、プラグを外してスパーク部をワイヤ
ーブラシで擦ってカーボンを落とします。その後に綺麗な布で拭き
取ります。もし濡れている場合は、市販のパーツクリーナーを使用
して異物や汚れを落とします。速乾性ですから後で拭き取る必要は
ありません。終われば取付ます。

プライマリーポンプを数回押して、チョークを引いて、始動を試み
ます。ブルッと音が鳴ったらチョークを戻して始動さえます。
ブルッと音が鳴らない場合は、プラクに異常がある事が原因ではな
いので、別の場所を点検します。

まずプライマリーポンプを点検します。プライマリーポンプを押す
事で、内部が真空となりガソリンをキャブに送ります。目視では見
えませんが、小さい穴が開いていると内部が真空にならないので、
何度プライマリーポンプを押してもガソリンがキャブに供給されな
いので始動しません。この場合はプライマリーポンプを交換する事
になります。４つのネジを外せば簡単に交換は出来ます。
プライマリーポンプは消耗品ですから、１年で朽ちて穴が開く事は
あります。爪で押すと穴が開く事もあります。

燃料タンク内にある吸い込み口を点検します。黒ホースの先に白い
フィルターがあります。ココでガソリンの異物を取り除いてキャブ
にガソリンが送られます。ココが極端に汚れているとキャブに燃料
が送れないので、始動しない事もあります。
パーツクリーナーで汚れ等と落とし、布で拭き取ってから再び装着
します。

キャブ内に異物が混入していると始動しません。キャブの内部を見
ると分かりますが、縫い針の先が入らない位の小さな穴が見えるは
ずです。ココに空気や燃料が通ります。ココが目詰まりすると燃料
や空気が通らないので、絶対に始動しなくなります。
キャブに接続されているパイプを全て取り外し、ネジを外してから
キャブを取り出します。穴と言う穴を全てパーツクリーナーで清掃
します。その後でエアークリーナーで水分を吹き飛ばします。
本当は中を全て解体して清掃した方が良いのですが、素人では無理
ですから、解体をせずに清掃をするようにします。
終われば元通りに装着し、ホースの取り付けます。

ほとんどこれで始動します。

ガソリンは半年以上経過した物は使わない事。
使用後はガソリンはタンクから全て抜き、空にする。
使用後はタンク横の燃料コックを閉め、自然に停止するまで始動を
させたままにする。
出来ればエンジンが冷めてから、布袋にエンジン部を入れると埃が
入りにくくなる。

パーツクリーナーはホームセンターのカー用品売り場にあります。
エアークリーナーは文具用品売り場にあります。
各部品はＨＯＮＤＡの刈払機を販売しているホームセンターで注文
すれば仕入れて貰えます。

以上です。

冬湖 · Answer

>ボルトの高いもの
高熱価（冷え型）の間違いではありませんか？
使用状態によって低熱価（焼け型）と変える場合があります

自動車で使用した場合の説明(DENSO)
https://www.denso.com/jp/ja/products-and-services/automotive-service-parts-and-accessories/plug/basic/heatrange/

刈払機の不具合

造園屋に勤務しています。

>ボルトの高いもの

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