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スペイン王室ってなんで自国民から支持されていないんですか?何かとんでもないスキャンダルでもやらかしたのでしょうか?

A 回答 (1件)

スペイン王室が自国民から支持されていないりゆうは、多くのスキャンダルがあったからです。



その中でも最も批判を浴びたのは、前国王のフアン・カルロス1世の「ゾウ狩り」でした。 もともとハンティングが趣味だった前国王でしたが、プライベートでアフリカを訪れ、象牙を手に入れるためゾウを殺していたのでした。 さらには殺したゾウの前で記念撮影までしており、その写真が世に出回ってしまったことがきっかけでした。 これは動物愛護の視点からはもちろんのことですが、当時、失業率が高く緊縮財政を敷いていたスペイン。 その国民のお金を使って行われていた旅行だったため、ここで国民の怒りが爆発し、デモにまで発展しました。

スペイン国内だけでなく世界中から批判を浴びた国王は、このことがきっかけで異例の「生前退位」に踏み切ったと言われています。 まだクリーンなイメージの息子に王位を譲ることで、なんとか事態を収拾しようとしたのでしょう。

このゾウ狩り事件の前より、王室には様々なスキャンダルがありました。 中でも注目を集めた事件が、前国王の娘であり現国王の姉であるクリスティーナ王女が、王族でありながら刑事裁判にかけられたことでした。 その疑いは、大規模公金横領事件に関与したことでした。 結局、クリスティーナ王女は疑惑つきのまま無罪判決となりましたが、主犯であった彼女の夫は、有罪判決を受け服役することとなりました。 そして、またしてもそれは”国民のお金”でした。

現在も王室のスキャンダルは続いています。 以前より、現国王の妻であるレティシア王妃と姑のソフィア王妃との不仲説がささやかれていましたが、最近は嫁であるレティシア王妃がマスコミの前で姑に嫌がらせをする様子が映像で流れてしまうなど、長年に渡り国民があきれてしまうようなニュースが続いた結果、王室は国民の人気と信頼を失っていったのです。
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